ワンゲル部の記録長さん

山ですぐバテちゃう記録長さんの日記

テックもツアー(AT)もアルペンもOKなスキーブーツを探しに

さて、今シーズンのスキーに向けて色々準備を始めたいと思います。で、スキーブーツを追加購入しました。

2014年モデルのATOMIC WAYMAKER CARBON 130です。

f:id:uccari8:20201213142004j:imageえぇ、また中古ですけれど…Flex130 27.0/27.5cm 101mm ソール長315mm 2,142g/片方(カタログ値)

ソール長も315mmなので持っているビンディングのねじ穴そのまま調整範囲内です。

アトミック製品って初めてなんですが、今回とても綺麗でしかも送料込みで7千円以下で手に入りましたのでラッキーでした。

ブーツのソール種類とビンディングの対応って分かりづらい…

まずはバックカントリーとゲレンデの両方のシーンで使えるブーツを欲しかったので今回の購入は嬉しいです。

f:id:uccari8:20201213152142j:image足は2本ですが何か??手前からTyrolia Peak12 / Marker Tour F12 /  Dynafit Speed Turn 2.0

ですがスキーブーツのソールって色々種類があってどれがどのビンディングに付くのか訳わかりません…GRIP WALKとかWTRとかよく分からないし、更にテックOKか否かなど、、全く統一規格にならないものかと思ったりします。

このあたりは専門的に書かれている諸先輩方のブログを参考にしました。

参考資料 : スキービンディングの種類と選び方について徹底解説!

こちら分かりやすかったです。

ただ、素人の自分は結局のところ

  1. 持っているアルペンビンディングやツアー(AT)ビンディングで使えるソールならOK
  2. テックインサートOKな機構付きである
  3. ウォークモード付きである
  4. つま先が100mm以上のワイドなやつ
  5. 一昔前の古いので良い、、安いのが良い

という点だけに注目して選ぶことにしました。

候補としてはアルペンソールの癖にテック対応な、ソール交換しなくてもどちらもいける

  • K2 PINNACLEとか
  • TECNICA COCHISEとか
  • 最近はHEAD KORE 2なんていうのもあるのか

あとはソール交換する事で、どちらもいける

  • SALOMON QUEST PROとか

  • Black Diamond FACTORとか…古い

だったのですが、ふとこのATOMIC WAYMAKER CARBON 130にいきついた訳です。こちらもソール交換タイプです。アトミックでバックカントリーというとBacklandシリーズが頭に浮かぶのですが、このWaymakerも35°程度ですがウォークモード付きでテック対応のソール付きなので、ゲレンデ直結型のバックカントリースキーを楽しめるロケーションなどではお気楽で良さそうです。

f:id:uccari8:20201213152510j:imageカーボン柄がカッコ良い…ウォークモードもシンプルで壊れにくそう??

フレックス130ですが、つま先幅101mmとウォークモードのおかげで、そこそこ歩きやすくまた滑りやすいと感じました。(フレックスの硬さから滑り重視だとは思います。)

f:id:uccari8:20201213184533j:imageバックルの調整幅が広くて良い良い。

ふくらはぎが太いのでバックルの取り付け幅がこれだけ広いと非常に助かります。

では、早速各種ビンディングにセットしていきます。

f:id:uccari8:20201213162943j:imageソールはツアー用のISO9523フルラバーソールで、更にテック対応です。

f:id:uccari8:20201213162540j:imageディナフィットのテックビンディング勿論OKです。
f:id:uccari8:20201213192625j:imageマーカーのツアービンディングもOKでした。
f:id:uccari8:20201213162600j:imageあれあれ?ソール変えずにチロリアアルペンビンディングもバッチリ噛んでますが!…ただ、対応表を見るとNGな組み合わせのようですね💦

f:id:uccari8:20201213163014j:imageなので、ISO5355のアルペンソールに変えてみます。
f:id:uccari8:20201213162556j:imageうむ。勿論バッチリとアルペンビンディングにフィットしました。

Waymaker carbon130をアルペンビンディングでも使いたい!

しかし、ツアー用のISO9523とアルペン用のISO5355のソールの違いって何なんだろう。
f:id:uccari8:20201213162544j:image左)ツアー用のISO9523 / 右)アルペン用のISO5355

ツアー用はつま先が若干浮いて反り返っていますね。アルペン用はベターっとした平なソールです。
f:id:uccari8:20201213162530j:image見た目もツアー用はラバーのブロックソールになっており岩場でも滑らないっていうのは分かるのですが。それがどのビンディングに付く付かない問題の方はイマイチよく分からないです。ですが、マーカーツアーF12を見ていて今更気づきました、、、

f:id:uccari8:20201213171734j:imageなるほどぉ、こんなところにモード切り替えがあったのか!?

つま先のところにブーツのalpine / touring切り替えライン表示があるではないか?ツアーブーツ用のソールの反り返り部分にフィットさせる目的なのかな?この切り替えがあるビンディングならどちらのソールにも対応するという訳ですかね、、

f:id:uccari8:20201213171747j:imageここをプラスドライバーでクルクル回して切り替え可能です。しかし今までアルペンブーツでもtouringモードで滑っていたという事か…事故を起こしていなくて良かったです。

という事は、、

f:id:uccari8:20201213190017j:imageマーカーツアーF12のツーリングモードでツアーブーツ装着出来てしまいました。

この組み合わせを考えた事はなかったのですが、OKなんですね。

まぁ、でも今回のウェイメーカーは交換用のアルペンソール付きなのでアルペンビンディングでも正規な組み合わせで使えるので良かったです。

実は以前アルペンビンディング用に購入したダルベロのランページですが、

f:id:uccari8:20201213161242j:imageDalbello Rampage ライム×ブルーの配色はお洒落なのだが…

(フリースタイル用に古いスキーブーツを買う - ワンゲル部の記録長さん)つま先の幅98mmが結局自分には全く合わず、痛さMaxで遂には履かなくなっていました。今回購入のウェイメーカーは幅101mmで、更にライブフィットなるものもあり大変足に優しいブーツになります。

f:id:uccari8:20201213160247j:image素敵なLive Fit 。ゴム製ですので小指の外側が当たらない。

アルペンビンディングのTyrolia Peak12で滑る機会も復活させたかったというのもありましたので、これで解決ですかね。。

Waymaker carbon130をバックカントリーシーンでも使えるか?

ただ、バックカントリーのみのフィールドに出かける時はスコットのコスモスにならざるを得ないかもです。前述したようにゲレンデ直結で1〜2時間程度のハイクで済むライトなバックカントリーなら話は別ですが。

f:id:uccari8:20201213164023j:imageScott cosmos…買った後にウォークモードが改善されたcosmos3が発売されたんだっけ…

(スキーブーツは"SCOTT cosmos"にしました - ワンゲル部の記録長さん)軽さが全然違う!!だって片方1,538gですよ。

f:id:uccari8:20201213164735j:image何時間もハイクするならこちら一択です。

一方アトミックですが、重過ぎて2kg対応のタニタの計量器では1回で計れません。

f:id:uccari8:20201213174308j:imageシェル:1,764g / インナー:537g 合計:2,301gです。。カタログ値の2,142gより重いではないか!!

何と2,301gと763gもの差があります。悟空の修行じゃないのだから完全に山に入る時はやはりコスモスで笑笑。

でも、これってこれからライトなバックカントリースキーなら始めてみたいという友人を誘えるのではないだろうか?

f:id:uccari8:20201213190855j:image思わず2セット…

セミファットなスキー板にシールのセット、ヒールが浮くビンディングにウォークモード付きブーツと、それぞれ2セット出来上がりました。

ちょうど昨シーズンにバックカントリーに行った友人がボードからスキーに転向検討中との事でしたので、貸して反応みてみようかな。足のサイズが合えばですが笑笑。

 

また、今年の冬の楽しみが増えました。

先輩のお遣いで旧モデルのK2 Wayback 82 ECOre 17/18を買いに

今年も雪のシーズン到来です。そろそろスキーの準備でも始めようかと思っていた矢先に前シーズンにBCスキーに一緒に行った名古屋の先輩から都内の店でスキー板を買ってきて欲しいというリクエストが飛んできました。

f:id:uccari8:20201212143350j:imageWayback31,500円(税別)だとぉ!?

ご希望は旧モデルのK2 Wayback 82 ECOre 17/18シーズンモデルです。カッケー。K2お得意のオールテレインロッカーになります。センター82は18/19シーズンモデル以降無くなっています(近いサイズで84cmへ)ので、ちょっと細身に拘る先輩にピッタリです。

なんでも超軽量&激安バックカントリー板を探していたらmont-bell(モンベル)六本木ヒルズ店にあるのをWebで探しあてたとの事で買ってきて欲しいと急きょこちらに連絡が来た次第です。

19時まで新宿で仕事をしていたので、その足で六本木駅まで行く事にしました。

f:id:uccari8:20201212144512j:imageいざ六本木ヒルズへ…

モンベルの店員さんによるとバックカントリースキーコーナーがある店はここ六本木ヒルズ店と安曇野店など4店舗位しか無いそうですが、今年でバックカントリースキーを扱うのをやめる為、板やシールなど安く売っているとの事でした。(取り扱いが無くなるのは寂しいねぇ…)

f:id:uccari8:20201212145445j:image六本木ヒルズ店ラスト1セットの174cmをゲット

先輩は当初167cmを希望していましたが、こちらのお店では160cm 167cmは売り切れで、174cm、181cmが各1セットずつあるとの事でしたので174cmの方を購入しました。(2020.12.11現在)

f:id:uccari8:20201212155556j:imageシールのZフックを引っ掛ける穴もあり便利なやつです。→訂正)写真間違えました。穴に刺すZフックはトップ側で、テール側はフックでパチンと引っ掛かける…でした💦

春スキーメインで使うそうです。羨ましい限りです。

 

帰宅してから超軽量板の重量測定をしてみる事にしました。カタログ値では167cmで1,085g(片方)との事でしたが。。

f:id:uccari8:20201212151322j:image174cmだとどれ位増えるのかな?

おぉ、1,323gと出ました。思ったより重さがある??保護ビニールなど付いているので多少変わるとは思いますが、でもとても軽いです。

f:id:uccari8:20201212154958j:imageECOre構造とは…

ECOre構造となりバルサ材などで前のモデルより10%軽量化されたそうです。(尚、年々軽くなっているような…)その他のスペックは、3サイズ118-82-105でRadius18mになります。ファイバーコアとカーボンウェブでねじれ剛性も高まっているそうです。なので登りが楽で滑りも素晴らしいという事のようですね。

因みに自分が所有している板とも比較をしてみました。

  • ファットなK2 coomback 15/16(140-114-118 177cm)
  • 春スキーメインのZUMA eclipse 12/13(114-86-114 172cm)ツインチップ

f:id:uccari8:20201212152440j:image左)coomback 右)eclipse インビス加工しちゃっている分重量が変わりますが…

比較的近しいディメンションのZUMA eclipseと比べて400g以上も軽いです。2本だと倍軽いので、ハイク時は相当に軽量化の恩恵に預かれると思います。coombackもセンター114でこの軽さは凄いですけれどもね。。

f:id:uccari8:20201212160724j:image他人所有の板と並べて写真を撮る自己満(笑)

このモデルのグラフィックは左右同じなんですね。

f:id:uccari8:20201212161144j:image物欲に火がついたところではありますが梱包してお別れです。。

次回、スキーかロードバイクMTBか、こちらのお渡しを兼ねるイベントを企画するとします。

フィットちゃんのレカロシートを再度取り付ける

2016年の春にDIYで取り付けたレカロシート(SR-3)のシートベルトバックルが突然グラグラになり外れてしまいました。クルマはだいぶ古い2代目HONDAフィットRS(前期) GE8になります。

f:id:uccari8:20201129142734j:image

ここです。直さなければならないのですが、4年半も前の事なのであまり作業内容を覚えていません。。シートを外さないと駄目だろうなぁ。

えーっと、

  1. シートベルトバックルは純正のハズ…
  2. センターコンソールに干渉しないよう薄型ネジ類を買った様な…
  3. シートレールはレカロ純正で4箇所ネジ止めしてあって…

だいぶうろ覚えです。

 免許取り立ての頃は、もっと難しい箇所を楽しくいじっていたのに、歳を取ると言うことは恐ろしい事です。好きなクルマではあるのですが徐々に関心が薄れていってしまい今では自転車いじっている方がよっぽど楽しいです。

ですがレカロシートは次にクルマを乗り換える時にまた外すと思いますので、今回の作業を備忘録がてらこちらに記載しておこうと思います。

f:id:uccari8:20201129144436j:image14mm×4箇所です。あっさり外れました。中央の「シートベルトをちゃんと締めましたか?ランプ用センサーの白いカプラー」も外します。

f:id:uccari8:20201129144432j:imageうーむ。ネジが外れてプランプラン状態です。センサー用のコードとタイラップだけでとまっている状態なので、このまま運転して事故ったら大変危険です。。
f:id:uccari8:20201129144439j:image家に何故かシートベルトバックル用の固定ネジとナットの予備が出てきましたのでそれで説明を。取り付け順はこんな感じです。

実際は車内のフロアに散乱している元から使用していた固定ネジセットを再利用しました。写真左の24mmの固定ネジと2番目のスペーサー1個とが一体型になった物で更にネジ頭の部分が超薄型のネジになります。
f:id:uccari8:20201129144443j:imageこんな感じで取り付けました。ここで気付いたのですが、ちゃんとした工具が無いと力を入れにくく、しっかり取り付けられません…きっと当時もそんな感じで適当に取り付けて今回ネジが緩んで外れちゃったのだと思います。
f:id:uccari8:20201129144447j:imageしかし今でも24mmのネジ頭を固定するソケットなんてありません。。仕方が無いので大型のモンキーレンチを使って固定しキッチリ締め上げました。(規定のトルクとかあるのでしょうが、今回も無視…やっぱり適当⁉︎)

f:id:uccari8:20201129162948j:image固定できました…

取り敢えず直りました。流石に13年目のクルマなので、色々ガタもきています。来年は自動車税も15%上がってしまいますし。。

f:id:uccari8:20201129223044j:image純正然としたエクステリア。ずんぐりむっくりしたお尻が好きです。

しかしフィットは"山"に"スキー"に"自転車"に一人でフィールドに出かけるには荷室の大きさもちょうど良く、更に車中泊もフルフラットで広々快適です。

ついでに純正の足とマニュアルミッションとの組み合わせは実にキビキビと気持ちよく走ります。パワー不足も適度に吹き上がるエンジンのおかげで気になりません。更に色々お安いですし。

 

これまで国産外車問わずホットハッチからSUVまでMT車ばかりを乗り継いできました。

そんな中フィットは最も個性が薄いですが、それ故に過去楽しかったクルマの面影を投影できる不思議な感覚のクルマだとも思います。そして最高の足クルマです。

これからも暫くフィットちゃんには私の趣味のサポートとして活躍してもらう予定です。

我慢の3連休は地元でのんびりトレーニング

世の中、我慢の3連休なんて言われているけれど、せっかく復活の兆しの観光業界も水を刺されまくった感じだと思います。。

とはいえ自分もほぼ観光業へは貢献できておらず、スマホを片手に地元の横浜をブラブラとウォーキングしたり、ロードバイク三浦半島を適当に流すだけにとどまる3連休となりました。

f:id:uccari8:20201123220901j:image

それでも「地元って良いなぁ」って改めて思ってしまう週末でもありましたので、そんな話をちょこっと。。

 

土曜日は嫁とBead Art Show & Embroidery YOKOHAMA(ビーズアートショー横浜)に歩きで行ってみる

これ、横浜大さん橋のホールで行われる国内最大規模のビーズの祭典らしいです。

Bead Art Show & Embroidery 横浜 2020秋

正直ビーズだとか刺繍だとか今現在は好きでも何でもないのですが、実は小学生の時に姉の影響で少し嗜んだ事があり、ちょびっとだけワクワクしながら出かけてみました。

f:id:uccari8:20201123215830j:image大さん橋の先端付近…

この向こうにデカいホールがあります。今まで行ったことが無かったのでホールの存在を知りませんでした。

会場の様子は全然写真に撮っていないのですが、結構な人が入っていました。感染拡大防止の観点から入場時に体温や体調についての登録をしてから中に入りました。

で、嫁がたんまりとビーズ購入です。

f:id:uccari8:20201123220430j:imageお買い上げ〜♪

特に「ラティーフ」というお店の品にハマっているご様子。

f:id:uccari8:20201123220436j:imageチェコガラスというのが綺麗だなぁ。。

f:id:uccari8:20201123224636j:imageなんか小林製薬の「ブレスケア」みたい笑。気に入ったぞ。

f:id:uccari8:20201123224756j:imageこちら天然石だそうです。こんなのを組み合わせて色々と作品(アクセサリー)を作っているようです。

f:id:uccari8:20201123221252j:imageベイブリッジを眺めつつ、大さん橋を後にしました。

よく歩いたので、飯にする事にしました。嫁がインドネシア料理がお勧めというので、行ってみる事に。

f:id:uccari8:20201123221444j:imageCINTA JAWA CAFE チンタ ジャワ カフェ
f:id:uccari8:20201123221448j:image何かのスープ。ちょっぴりカレー風味でトムヤンクンに似た風味の美味いやつ。
f:id:uccari8:20201123221454j:image定番のナシゴレン

f:id:uccari8:20201123222243j:imageあと、ナッツをまぶした焼鳥みたいのとか、青菜の何とかみたいなのを頼みました。お店はガラ空きでしたが、味は最高に美味しかったです。

 

日曜日は自宅で休養、月曜日はロードバイク三浦半島〜横浜ライド

また三浦半島ライドです。平日の夜はBianchi cieloで横浜みなとみらいをグルグル回ってアーバンライドと洒落込む事が多いのですが、週末にcannondale CAAD12に乗る日は小田原方面か三浦半島の二択になっていて、特に三浦半島が選択される比率が高いです。

コースは、鎌倉→由比ヶ浜→逗子→葉山→三崎→三浦→観音崎→馬堀海岸→横須賀→根岸→山下公園大さん橋→みなとみらい…とまぁ変わり映え無く。。

f:id:uccari8:20201123225259j:image何枚も写真を撮ってしまう「なめり川」河口付近。美しい。f:id:uccari8:20201123223744j:image一気に三崎にワープします。
f:id:uccari8:20201123223739j:image雲の切れ間から光のカーテンがさり気なく良い良い。
f:id:uccari8:20201123223730j:imageいつも気になっていた風車ですが、今回立ち寄ってみる事にしました。
f:id:uccari8:20201123223734j:image宮川公園という公園内に風車はあるようです。
f:id:uccari8:20201123223725j:image下から見上げてみる。デカいねー。
f:id:uccari8:20201123230513j:image風車の影を落とした三浦大根の畑…たぶん三浦大根で合ってると思います、、

のんびりライドにはもってこいです。だいたいいつも昼過ぎからスタートするので、"チョッ早ローディ"にはあまり遭遇しません。

 

尚、みなとみらいには陽が落ちてからの到着です。ノロノロ運転なので、いつもここに着く時には辺りが暗くなってしまいます。なので横浜夜景を満喫します。

f:id:uccari8:20201123232455j:image象の鼻防波堤まで自転車を押していきました。(自転車乗入れは禁止です。)スマホの為、残念な画質に。

気を取り直して、ラストスパートです。
f:id:uccari8:20201123232504j:image海岸通りを曲がると嬉しい自転車専用道路があります。
f:id:uccari8:20201123232520j:imageこんなマークや

f:id:uccari8:20201123232510j:imageこんなマークのおかげで安心して走れます。
f:id:uccari8:20201123232529j:image自転車専用道路はここまで。

みなとみらいの夜景は素敵です。綺麗な景色を写真に残したいのですが、最近は自転車でここに来る為、スマホ撮影になってしまいます。手持ちの古いiPhone6sでは暗がりでは綺麗に撮影出来ません。。一眼レフなら横浜の夜景を割りと簡単に綺麗に撮れるのですが。。という事で過去(2013年6月)に友人達と撮影に行った時の写真がありましたので、ついでに載せてみます💦

2013年6月梅雨の晴れ間を狙った横浜夜景撮影…
f:id:uccari8:20201123232513j:image赤レンガ倉庫とランドマークタワー。新旧コラボ。
f:id:uccari8:20201123232517j:image赤レンガ倉庫に続く小道。
f:id:uccari8:20201123232525j:imageジャック様とクイーン様。

うっとり〜。因みに今日のジャック様とクイーン様はこの時のライトアップの色と違っていました。

f:id:uccari8:20201123233619j:imageiPhone6sなりに頑張って撮った画。。

とまぁ、トレーニングを兼ねたウォーキング&ロードバイクな週末でした。


◆ウォーキング

距離 24.21km (40,954歩)

ロードバイク

距離 126.0km

獲得標高 850m

フラットバーロードバイク(っぽいクロスバイク)になりました

過去何度かカスタム?(いじっているだけ?)してきたクロスバイクBianchi「CIELO」ですが、ここにきてフラットバーロードバイクライクに仕様変更しました。

f:id:uccari8:20201017164734j:imageクロスバイクは元々フラットバーハンドルなのですが、、元に戻すのでは無く…

きっかけは息子から

フラットバーハンドルに換えてCIELOに乗ってみたい!」

とのリクエストを貰った事によります。

こちらのCIELOはコンポをR3000シリーズでドロップ化した時点で一旦カスタム終了感があったのですが、心のどこかでアーバンライドの似合うフラットバーロードバイク風にしてみたいとも思っていました。

所有しているMTBはライザーバーハンドルですが、CIELOには自分もフラットバーハンドルがしっくりくる気がします。なので早速どんなフラットバーハンドルがあるのか調べてみる事にしました。

f:id:uccari8:20201017172137j:imageこれ、カッコ良いではないか!
f:id:uccari8:20201017172141j:imagecrankbrothers cobalt3 31.8φ、540mmにカットした物になります。

そんな中で気に入ったのが、クランクブラザーズのコバルト3というハンドルです。クランクブラザーズはMTB界で有名だそうで、エッグビーターという変わったビンディングペダルを出しているメーカーのようです。

f:id:uccari8:20201017172826j:imageフラットバーハンドル化セット一式揃えました。

ロゴも印象的でかわいいし、この際だからクランクブラザーズでフラットバーハンドル、ステム、グリップを揃える事にしました。ステムも変わった形のコバルトシリーズをとも思ったのですが、値段が高いのとステムクランプが分離せずメンテナンスが少々面倒臭そうなのとで、1,000円以下の並行輸入品っぽいコバルトらしからぬコバルト1という品にしました。フラットバー化に伴い少し長めの110mm 6°になります。

f:id:uccari8:20201017173604j:image恒例の重さチェックです。

フラットバーハンドルはとても軽かったのですが、ステムはやや重めです。重厚な見た目の割には軽いかもしれませんが。。

f:id:uccari8:20201017173936j:imageネジはトルクスになります…

グリップはロックオンタイプ(ダブルロック)になります。しかも割と好きなスポンジタイプです。22.2φに対応しています。

後はペダルもクランクブラザーズで統一したい勢いですが、予算の都合上オリジナルのフラットペダルを使う事にしました。

f:id:uccari8:20201017182613j:imageひとまず見納め…解体します。。

という事で拘ってST-R3000でドロップ化した仕様でしたが、わずか4ヶ月でフラットバーへ変更する事になりました。Bianchi CIELOのコンポをR3000シリーズへ変更する - ワンゲル部の記録長さん

f:id:uccari8:20201017182438j:imageお疲れ様でした…

コンポはSORA R3000シリーズでまとめてある為、シフターはSL-R3000を調達する必要があります。今回ちょうどタイミングよく中古品を安く入手する事が出来ました。

f:id:uccari8:20201017180212j:imageディレイラーがR3000の場合、ラピッドファイヤーのシフターはSL-R3000でなければ動きません…

ブレーキレバーはキャリパーブレーキ対応なら何でも良かったのですが、シフターとお揃いのBL-R3000をセットで買えました。

尚、ラピッドファイヤーのワイヤー交換はとても簡単です。

1. 最初の儀式としてシフターのギア位置を合わせます。

f:id:uccari8:20201017184216j:image解除レバーを操作して最小チェーンリング/最小スプロケットにセットします。

インジケーターの指針位置はシート側から見て、フロント : 右側、リア : 左側となります。

2. インナータイコ穴キャップを外します。

f:id:uccari8:20201017182010j:image赤丸のプラスチックネジ(インナータイコ穴キャップ)を外します。
f:id:uccari8:20201017182005j:imageワイヤーを通す穴が見えます。

3. インナーワイヤーを通しキャップを戻して終わりです。
f:id:uccari8:20201017182001j:imageタイコをしまってキャップをします。

ブレーキはもっと簡単です。ブレーキレバーを引くとタイコをしまうフックのような金具が現れます。
f:id:uccari8:20201017182013j:imageBL-R3000はロード用のタイコ対応のようです。

STIで組み立てる時よりだいぶ時間短縮して作業を終える事ができました。

f:id:uccari8:20201017192010j:imageやはり、フラットバー似合うぞ。

f:id:uccari8:20201017191336j:imageディレイラー調整して完成です。

前後から見た感じです。

f:id:uccari8:20201017192124j:image

レバー類がちょっとゴチャとした感もありますが、だいぶスッキリしました。

f:id:uccari8:20201017192500j:image

ドロップハンドルも良かったですが、フラットバーハンドルも新鮮で良いです。
f:id:uccari8:20201017192504j:image

息子いわくドロップハンドルは前傾姿勢キープがキツいとの事でしたので、今回のフラットバー化でかなりアップライトな姿勢へと改善されました。

Bianchi CIELOですが、今迄の仕様変更遷移はこんな感じになります。
f:id:uccari8:20201017192511j:imageいったい何がしたいのか笑笑

  • オリジナルのCIELOはフロントショック付きのMTBライクなVブレーキ仕様のクロスバイクでした。
  • 次にクランプ径25.4mmのままでブルホーン化してシフターとブレーキレバーはクロスバイクの物を使い回しました。
  • その後SORA3500シリーズでやってみたかったドロップハンドル化、キャリパーブレーキ化をし、フロントフォークをリジットタイプにしました。
  • そして触覚STIに飽きた頃、R3000シリーズに換装しました。
  • ホイールの軽量化でリアエンド幅(OLD)135mmのホイールを手組みして、これで完成と思っていました。
  • しかしながら今回思わずフラットバー化をしてしまった訳です。

f:id:uccari8:20201017192508j:image

元々クロスバイクなので、このフォルムが似合うのかもしれません。息子よ、たまには貸してくれ。

 

まだまだいじり足りなく、次はディスクロードバイクを組んでみたいのですが、流石にお金がありません、、

無駄な遠回りをしていますが、だんだん作業も効率化されてきた感があり自己満に浸っております。

メタボ、ロードバイクで西伊豆を行く

今年は殆ど運動らしい運動をしないままに秋になってしまいました。コロナ太りもここまでくると大したもんです。そんな折も折パイセンから召集がかかり、西伊豆ロードバイクで走る事になりました。

f:id:uccari8:20201006191353j:image道の駅 伊豆のへそに集合です。

◼️今回のコース

10:00 道の駅 伊豆のへそ 出発

11:50 達磨山展望台 (レストハウスで昼食)

12:30 達磨山展望台 出発

14:00 風早峠 (休憩)

14:30 仁科峠 ※本日の折り返し地点

15:30 道の駅 伊豆月ヶ瀬 (大休憩)

15:45 伊豆月ヶ瀬 出発

16:00 道の駅 伊豆のへそ 到着

コースマップ

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序盤からヒルクライムでいきなりヘトヘトに…

快調にスタートしつつ、あっという間に修善寺に到着しました。

f:id:uccari8:20201006193030j:image川沿いのサイクリングロードをのんびり流します。

鼻歌まじりで余裕ぶっこいていられたのも最初のうちだけです。
f:id:uccari8:20201006193101j:image綺麗な修善寺の街並み
f:id:uccari8:20201006193139j:image素敵な田園風景

しばらく平坦道を行くと、いよいよ本日の最初の登りが始まります。県道18号線を川沿いにジワジワ登っていきますが、尾根筋に出るまでずっと登りです。この時既にギアがイン×ローになってしまいました。

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尾根筋に出た途端、思わず足を着いてしまいました。序盤から足が終わってしまうという最悪の事態に…この先が思いやられます。

 

天気いまいちですが日差しが無い分まだ楽かも

達磨山展望台に到着しました。全身でカロリー切れを感じています。早く飯にありつきたい!

f:id:uccari8:20201006193048j:image達磨山展望台に到着〜

あいにくの天気で富士山は全く見えません笑。

f:id:uccari8:20201006193241j:image富士山は雲の中… 
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ランチはカレーにしました。続々とローディの方々が登ってきます。日差しが無く何とか耐えられましたがこの時点でバテバテ決定です。カロリー取るためにサイダーも頂きました。

f:id:uccari8:20201006193302j:imageその名も「こらっサイダーw」

橘という柑橘類のサイダーらしい。変わった甘酸っぱさで意外と美味しかったです。戸田原産とあるので、このあたりの名産品なのかな?カロリーを摂取できたので早々に出発する事にしました。

f:id:uccari8:20201006193117j:imageまだまだ地味に登り続けます、、

道は相変わらず展望がきかない登り道で、ちょっと飽きてきちゃいましたが、西伊豆スカイラインが近づくと遂に展望が開ました。
f:id:uccari8:20201006193026j:image展望が開けたー。

一瞬疲れが飛んだ気がしました。でもやっぱりバテているー笑。
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パイセンが待っていてくれました。一緒に走れたのもほぼここまで。ここからはフラフラの一人旅です。。

 

登りもいよいよクライマックスに

この後、峠がまだ2つもあります。つまり登りが続くという訳です。そして1つ目の風早峠に着きました。

f:id:uccari8:20201006193040j:image風早峠到着です…

ここは風の抜けるとても気持ちの良い峠です。しかし疲れ果てて思わず寝落ちしてしまいました。

f:id:uccari8:20201006193202j:imageこの後まだ登りがあります。

既にこの時点で完全に戦意喪失状態でした。

「どうせこの先の仁科峠に行ってもピストンで折り返すならもう登りたく無い…」

なんて弱気な気持ちで登りを再開したら案の定甘えがあっという間に全身を支配し疲れがピークに達しました。
f:id:uccari8:20201006193150j:imageブラインドの向こうはまだ登るんだろうか。。。

パイセンをまた待たせてはいけない、、必死にクランクを回すもほぼ進まず。ぼやけた視界の向こうにはヤッターマンドロンジョ様とボヤッキートンズラーがボロボロになりながら自転車を漕ぎ漕ぎしている幻覚が見える始末です。。(歳がバレるw)
f:id:uccari8:20201006193147j:imageチラッと見えるあの看板は??

そして遂に足を着いてバイクを押して歩き始めてしまいました。

「無念…」

ほどなく遠くに「仁科峠」の看板が見えて来ました。ピークまであと300m足らずでしたが、もう限界…全身の「生」が消え去ってしまった感じです。過去山登りでよくゾンビ化していましたが、今回はそれ以上のミイラ化した感じです。

f:id:uccari8:20201006193107j:image仁科峠…です。

この先に歩いて行く展望台がある様でしたが、ハッキリ言って全く動けないので、ベンチに倒れ込んでしまいました。せっかく素晴らしい景色のところに来たのにほとんど景色を眺めるでもなく、、です。

 

下りも案外きつい〜笑

風早峠まで戻り、そこから右に折れて国道414号方面まで一気に山を降ります。

f:id:uccari8:20201006193035j:image何気に狭くてクネクネした低速セクションも続く

仁科峠で一瞬会えたパイセンは物凄いスピードで下っていき、再びあっという間に見えなくなってしまいました。ブラインドを抜けた先に人の姿が見えないのは何とも複雑な気持ちになります。。
f:id:uccari8:20201006193143j:image再び川沿いのロードを行く

この際だから愉しみながら下る事にしました。川の流れが綺麗です。一部紅葉っぱが色付き始めていました。
f:id:uccari8:20201006193016j:image清い流れ

国道にぶつかりました。ブレーキ握っていた手の握力もヘロヘロになっていました。

f:id:uccari8:20201006193056j:image待っていた先輩に感謝です。

ここからは最後の平坦道です。
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途中、道の駅 伊豆月ヶ瀬で、再度カロリー補給です。今日は一日中腹が減ってしょうがありませんでした。

 

戦いは終わり、いざお風呂と飯へ
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道の駅 伊豆のへそで車に乗り込み、近場はGo toキャンペーンもあり混んでそうなので、少しだけ離れた場所に行く事にしました。

f:id:uccari8:20201006193020j:image白岩荘…です!

ここは修善寺から2kmほど南東方面に行ったところにあります。
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お風呂は適温で最高に気持ちよかったです。

 

身体もお風呂でだいぶ復活しました。締めは沼津で海鮮丼を食べようという事で沼津港に向かいます。
f:id:uccari8:20201006193052j:imageかき揚げが名物の魚河岸丸天

港に着いたのは19時過ぎだったと思います。あたりは暗くなり観光客もまばらで、取り敢えず明かりのついているお店に入る事にしました。ここは「魚河岸 丸天」というお店で、えびがたっぷり入った円筒形のジャンボかき揚げが有名みたいです。楽しみやー。
f:id:uccari8:20201006193023j:imageこれで1,500円!凄い!
f:id:uccari8:20201006193128j:imageこれが名物のかき揚げです。900円也。

たらふく海の幸を頂き、すっかり消費以上のカロリーを摂取してしまいました。。満腹〜♪
f:id:uccari8:20201006193114j:imageお店が開いているところと、
f:id:uccari8:20201006193110j:image閉まっているところと、、

沼津港の何かちょっと寂しい側面を見ちゃった感じです。

 

今回Go toで来れば泊まってビールでも飲んで寝られたのでしょうが、思い付きで来た為、日帰りとなります。新東名で2時間ちょっとで地元に着きました。

だいぶ疲れたな。。

もう少し鍛えないと、余裕を持って楽しめないと実感しました。身体を継続的に鍛えても少しずつしか筋肉は付きませんが。一度運動をやめるとあっという間に元通りだらしない身体になってしまいます。

勿体無いですよね。。

今日せっかく身体を動かしたので明日以降もまたトレーニングを再開しよう。

 

総距離 : 69.94km

獲得標高 : 1,459m

登山でのギアの撥水性能アップと防水耐水効果を考える

先日の北アルプス山行で、野口五郎小屋からの帰り道に雷雨に1時間ばかりやられ、すっかりビショ濡れになりました。

そこで、今回は改めて登山ギアの撥水加工や防水耐水性能の効果を見直してみようと思います。

f:id:uccari8:20200922174628j:image今回撥水加工の為に主に使用したケミカルはこちら

 

久々に登山靴が浸水しました

今回は久々に登山靴の中まで浸水させてしまいました。登山靴が比較的新しい為、原因は外から浸透したというよりは以下の要因が強いと思います。

  1. レインウェアのズボンの防水性が弱まった状態で内側が濡れてしまい、裾はゴム紐で絞っていたにも関わらず水分がタイツや靴下を伝って浸水してしまった。
  2. 雷雲通過中は体育座り状態だったので、レインウェアの裾がめくれ登山靴のベロを覆い隠しきれておらず雨晒しだったかも?
  3. そもそも登山靴の靴紐の締め方が甘かったかも!?

いずれにしても短時間に数十ミリという土砂降りの中、ハイマツの陰に座りっぱなしだったのでビショ濡れ状態だった事は間違いありません。ウェアや登山靴のそこそこの耐水性能は突破されていたかもしれません。

 

帰宅後、登山靴は臭うと嫌なので丸ごと水洗いして陰干しすることにしました。

f:id:uccari8:20200922175517j:imageなんだか色褪せたような…

軽く石鹸水で洗ってしまった為、思ったより色落ちしてしまっていました。ちゃんと専用のクリーナーを使うべきでした。

f:id:uccari8:20200922180655j:imageコロニル ナノコンプリート(保革成分入りクリーナー)泡泡タイプとかGrangersアウトドア製品用クリーナー…水洗いしない時の登山靴のクリーニングに使用しています。

取り敢えず乾いたので撥水加工をしていきます。

f:id:uccari8:20200922175845j:imageGrangersシューズ用保革&撥水剤

ヌバック系の登山靴のメンテナンスは最近はもうこれ一択になってしまっています。

f:id:uccari8:20200922191118j:image昔の革製登山靴ならコレ。高校生時代からずっとお世話になっていた「KIWI WET-PRUF WAX」です。黄色いバターの様なオイルワックスで撥水性能抜群でした。

昔使用していた革製の登山靴なら専用の蝋を塗る事でかなり撥水し、縫目に塗り込む事で更に防水もできましたが、最近の軽量な登山靴は「Grangersシューズ用、保革&撥水剤」を使っています。単なる「シューズ用撥水剤」というのもありますが、

f:id:uccari8:20200922181311j:image単なるシューズ用「撥水剤」はこちら…

革製品は保革効果のある「保革&撥水剤」を使用しています。

f:id:uccari8:20200922181712j:image一通り保革&撥水剤を噴霧しました。
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このように乳白色をした液体で、霧吹きの要領で全体にまんべんなく噴霧します。

ざっくり乾いたら次は今回新規導入したコロニルのカーボンプロという強力防水スプレーを使用してみます。

f:id:uccari8:20200922182117j:image2,400円…まぁまぁ良いお値段です。

お店のポップには1ヶ月効果が持続とありました。説明文によると

…(前略)…保護膜は通気性があり外部からの水や汚れを通しにくい構造になっておりますので、スムーズレザー、スウェードなどの起毛皮革はもちろん、布地や防水透湿素材を使用した衣類まで幅広くお使頂けます。

と、何と凄いじゃないですか!!では早速、

f:id:uccari8:20200922182718j:imageシューっと。

このまま更に乾かす事にしました。効果の持続時間をみますと本当は登山直前に噴霧するのが良さそうですね。防水スプレーとありますが基本撥水スプレーかと思います。一応スプレーするだけでカーボン繊維のような網の目状の保護膜を対象物に構成するとあるので、防水スプレーという呼び名なんだと思います。

 

レインウェアは上下とも撥水性能ゼロ状態でした、、防水性能も怪しくなってきており、、、

レインウェアは今回撥水加工を完全に忘れていました。通常汚れがひどい場合、洗濯機でお洒落着洗いしてから乾かしてアイロンがけをするだけで撥水性能がある程度復活しますが、特にズボンの方は購入してからかなりの時間が経過しておりほとんど撥水性能は復活しませんでした。

本来はゴアテックス製品などの洗浄や撥水加工には、ニクワックスとかいう製品を使用するみたいですね。特にバックカントリーのスキーウェアなどのメンテナンスなどではよく見かけます。しかしながら自分の場合、単なるスプレーでお手軽にチャレンジしてみます。今回衣類に試したのはこいつです。

f:id:uccari8:20200922183152j:imageホルメンコール ハイテクプルーフ

何でもナノテクノロジーで開発された新しいタイプの防水防汚スプレーとの事です。コレさっきのコロニルのカーボンプロと同様に

…(前略)…透湿性を損なわず水や油をはじきます。スポーツウェア、スポーツシューズ、登山靴、レインウェア、傘など、繊維製品や比較製品にも使用いただけます。

とあります。何か似たような商品買っちゃったなぁ。。

f:id:uccari8:20200922183155j:image取り敢えず吹きます。シュ〜。

撥水効果がほぼゼロになったレインウェアに噴霧していきます。吸い込むと有害なので必ず屋外で使用するよう注意書きがありますが、うちの場合お隣さんに臭いがまわるのはまずいので、最初部屋でやってカミさんに怒られ、仕方がないのでマスクして風呂場で換気しながら、ささーっと吹いて終わりにしました。

※因みに室内噴霧は本当に危険です。スプレー成分の撥水剤のフッ素樹脂だとかシリコン樹脂だとかは吸い込むと肺に付着しマジ呼吸困難に陥り、最悪死亡します。。

 

どちらも撥水性能は良いようです

撥水結果は、どちらも優秀なようです。

f:id:uccari8:20200922192344j:imageおぉ登山靴も水を弾いておる。
f:id:uccari8:20200922192340j:imageレインウェアも見た目復活…

ズボンの方はやや怪しかったですが、しっかり水を弾いてくれました。

ただ、撥水性は保護膜作るのでこういったスプレーで上がるに決まっていますが、肝心の防水性耐水性や透湿性はどうなんでしょうか?

登山靴のLOWA ティカム2 GTXはゴアテックスなので、スプレー保護膜により透湿性能が損なわれていなければ、最強に耐水性透湿性共に優れているはずです。

レインウェアは上がDRY.Q Eliteというマウンテンハードウェアの防水透湿メンブレンです。着た瞬間から透湿が始まるという謳い文句です。下はモンベルの昔の防水透湿素材で、確かドライテックだった記憶です。風を感じる素材との謳い文句だったような?

いずれもゴアテックスよりは耐水性という観点では落ちると思いますが、

  • 外からジワっとしみてくる
  • 中の汗でジトっとしみてくる

のは、どちらもその両方を効率よく防いでくれるメンブレン素材である事に間違いありません。ただ経年劣化による耐水性能が落ちるという事はありえそうです。今回のスプレーによる保護膜の「透湿性を損なわない…」っていうのはどの程度の話なのか次回実際に山で使用してみて実感してみたいと思います。

 

f:id:uccari8:20200922203254j:imageたまる一方のケミカル達…

今回、撥水性は無くなろうとも防水性や耐水性まで無くなったかというとそうでも無かったと思います。逆にあの雨の中、ウェアについては内側はまだしっとり濡れるくらいでむしろ乾いていた方でした。登山靴はウッカリ中に浸水させてしまった関係で暫く気持ち悪かったですが、数時間ほどで靴の中の滴るような水もだいぶ汗の蒸気と共に減った気がします。

 

それでもギアの撥水性能を維持する事は重要だと思います。

登山では透湿性を十分に確保しながらいかに防水性耐水性を上げていくかというのが課題だと思います。そこに撥水性という見た目の問題も加わり視覚的にもしっかり水を弾くギアは安心感も高まるのだと思いました。(勿論、多少の雨なら撥水性能が高いほど水が浸水する機会が減るので、防水性を助ける事にも繋がります。)

 

クリーニングや撥水加工など日頃からできるメンテナンスは、しっかりやってあげたいものですね。

 

おまけ

今回スタッフバッグも新調しました。ザック内の浸水はザックカバーだけでは防ぎきれない場合、濡れては困る衣類など個別に防水してあげる必要があります。

f:id:uccari8:20200922210610j:image新たにコレを買ってみたよ。

古いハイパロン素材のスタッフバッグは裏の素材がボロボロと剥がれてきて防水性能が低くなっていました。また流行りの薄型スタッフバッグも5年程使い古したものはだいぶ水が染み込んでいました。
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今回購入したSEATOSUMMITのULTRA-SIL NANO DRY SACK(8L)はどうだろうか?
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口の部分を3回程巻き込む形で折り曲げてストラップでカチャンと繋ぎます。
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空気も漏れず密封性も良さそうです。

 

これも次回期待して使いたいと思います。