さて、今シーズンのスキーに向けて色々準備を始めたいと思います。で、スキーブーツを追加購入しました。
2014年モデルのATOMIC WAYMAKER CARBON 130です。
えぇ、また中古ですけれど…Flex130 27.0/27.5cm 101mm ソール長315mm 2,142g/片方(カタログ値)
ソール長も315mmなので持っているビンディングのねじ穴そのまま調整範囲内です。
アトミック製品って初めてなんですが、今回とても綺麗でしかも送料込みで7千円以下で手に入りましたのでラッキーでした。
ブーツのソール種類とビンディングの対応って分かりづらい…
まずはバックカントリーとゲレンデの両方のシーンで使えるブーツを欲しかったので今回の購入は嬉しいです。
足は2本ですが何か??手前からTyrolia Peak12 / Marker Tour F12 / Dynafit Speed Turn 2.0
ですがスキーブーツのソールって色々種類があってどれがどのビンディングに付くのか訳わかりません…GRIP WALKとかWTRとかよく分からないし、更にテックOKか否かなど、、全く統一規格にならないものかと思ったりします。
このあたりは専門的に書かれている諸先輩方のブログを参考にしました。
参考資料 : スキービンディングの種類と選び方について徹底解説!
こちら分かりやすかったです。
ただ、素人の自分は結局のところ
- 持っているアルペンビンディングやツアー(AT)ビンディングで使えるソールならOK
- テックインサートOKな機構付きである
- ウォークモード付きである
- つま先が100mm以上のワイドなやつ
- 一昔前の古いので良い、、安いのが良い
という点だけに注目して選ぶことにしました。
候補としてはアルペンソールの癖にテック対応な、ソール交換しなくてもどちらもいける
- K2 PINNACLEとか
- TECNICA COCHISEとか
- 最近はHEAD KORE 2なんていうのもあるのか
あとはソール交換する事で、どちらもいける
-
SALOMON QUEST PROとか
-
Black Diamond FACTORとか…古い
だったのですが、ふとこのATOMIC WAYMAKER CARBON 130にいきついた訳です。こちらもソール交換タイプです。アトミックでバックカントリーというとBacklandシリーズが頭に浮かぶのですが、このWaymakerも35°程度ですがウォークモード付きでテック対応のソール付きなので、ゲレンデ直結型のバックカントリースキーを楽しめるロケーションなどではお気楽で良さそうです。
カーボン柄がカッコ良い…ウォークモードもシンプルで壊れにくそう??
フレックス130ですが、つま先幅101mmとウォークモードのおかげで、そこそこ歩きやすくまた滑りやすいと感じました。(フレックスの硬さから滑り重視だとは思います。)
バックルの調整幅が広くて良い良い。
ふくらはぎが太いのでバックルの取り付け幅がこれだけ広いと非常に助かります。
では、早速各種ビンディングにセットしていきます。
ソールはツアー用のISO9523フルラバーソールで、更にテック対応です。
ディナフィットのテックビンディング勿論OKです。
マーカーのツアービンディングもOKでした。
あれあれ?ソール変えずにチロリアのアルペンビンディングもバッチリ噛んでますが!…ただ、対応表を見るとNGな組み合わせのようですね💦
なので、ISO5355のアルペンソールに変えてみます。
うむ。勿論バッチリとアルペンビンディングにフィットしました。
Waymaker carbon130をアルペンビンディングでも使いたい!
しかし、ツアー用のISO9523とアルペン用のISO5355のソールの違いって何なんだろう。
左)ツアー用のISO9523 / 右)アルペン用のISO5355
ツアー用はつま先が若干浮いて反り返っていますね。アルペン用はベターっとした平なソールです。
見た目もツアー用はラバーのブロックソールになっており岩場でも滑らないっていうのは分かるのですが。それがどのビンディングに付く付かない問題の方はイマイチよく分からないです。ですが、マーカーツアーF12を見ていて今更気づきました、、、
なるほどぉ、こんなところにモード切り替えがあったのか!?
つま先のところにブーツのalpine / touring切り替えライン表示があるではないか?ツアーブーツ用のソールの反り返り部分にフィットさせる目的なのかな?この切り替えがあるビンディングならどちらのソールにも対応するという訳ですかね、、
ここをプラスドライバーでクルクル回して切り替え可能です。しかし今までアルペンブーツでもtouringモードで滑っていたという事か…事故を起こしていなくて良かったです。
という事は、、
マーカーツアーF12のツーリングモードでツアーブーツ装着出来てしまいました。
この組み合わせを考えた事はなかったのですが、OKなんですね。
まぁ、でも今回のウェイメーカーは交換用のアルペンソール付きなのでアルペンビンディングでも正規な組み合わせで使えるので良かったです。
実は以前アルペンビンディング用に購入したダルベロのランページですが、
Dalbello Rampage ライム×ブルーの配色はお洒落なのだが…
(フリースタイル用に古いスキーブーツを買う - ワンゲル部の記録長さん)つま先の幅98mmが結局自分には全く合わず、痛さMaxで遂には履かなくなっていました。今回購入のウェイメーカーは幅101mmで、更にライブフィットなるものもあり大変足に優しいブーツになります。
素敵なLive Fit 。ゴム製ですので小指の外側が当たらない。
アルペンビンディングのTyrolia Peak12で滑る機会も復活させたかったというのもありましたので、これで解決ですかね。。
Waymaker carbon130をバックカントリーシーンでも使えるか?
ただ、バックカントリーのみのフィールドに出かける時はスコットのコスモスにならざるを得ないかもです。前述したようにゲレンデ直結で1〜2時間程度のハイクで済むライトなバックカントリーなら話は別ですが。
Scott cosmos…買った後にウォークモードが改善されたcosmos3が発売されたんだっけ…
(スキーブーツは"SCOTT cosmos"にしました - ワンゲル部の記録長さん)軽さが全然違う!!だって片方1,538gですよ。
何時間もハイクするならこちら一択です。
一方アトミックですが、重過ぎて2kg対応のタニタの計量器では1回で計れません。
シェル:1,764g / インナー:537g 合計:2,301gです。。カタログ値の2,142gより重いではないか!!
何と2,301gと763gもの差があります。悟空の修行じゃないのだから完全に山に入る時はやはりコスモスで笑笑。
でも、これってこれからライトなバックカントリースキーなら始めてみたいという友人を誘えるのではないだろうか?
思わず2セット…
セミファットなスキー板にシールのセット、ヒールが浮くビンディングにウォークモード付きブーツと、それぞれ2セット出来上がりました。
ちょうど昨シーズンにバックカントリーに行った友人がボードからスキーに転向検討中との事でしたので、貸して反応みてみようかな。足のサイズが合えばですが笑笑。
また、今年の冬の楽しみが増えました。