ZZR400とは、カワサキZZRシリーズのミドルクラス(400ccバイク)として1990年の発売から17年続いたロングセラーのフルカウル"ツアラーバイク"になります。
カワサキというとネイキッドのゼファーや、スーパースポーツのNinja ZXシリーズなどがメジャーな気もします。特に同じ400ccでは最新のZX-4RRが脚光を浴び、80ps(ラム圧)を発揮するなどマジで凄いやつですが、雰囲気ではZZR400も負けていないと思います。
後ろ姿が好きです。デュアルマフラーも迫力あります。
水冷直列4気筒DOHCユニットを搭載し実に気持ちの良いサウンドを奏でますので、用途こそSSとは違いますが高速クルージングなども楽しめる"なかなか侮れないバイク"なのでは?と思っています。
仕事の得意先担当者もZZR400に乗っていている事もあり、今回彼らとの定期的なツーリングでも使える営業車として自分も購入を決めた感じです。
ZZR400は、自分がリターンライダーになる前の2007年に発売終了となったバイクですので、もうかれこれ17年以上前のバイクです。故にインジェクション車でもなければABSも無く、ましてやアシスト&スリッパークラッチやクイックシフター等の最新装備の類も一切無い…いわゆる古いキャブ車になります。
バルブ類をLEDに変えるだけで何か新しい感じになります♪
それでも斬新なデザインは、今のバイクに通じるところがあると思います。
1990年のデビュー当時はK型と呼ばれ、その後1993年に馬力規制を受けフルモデルチェンジしてN型となり、2000年迄のシルバーフレームをN型前期、2001年排ガス規制後のブラックフレームをN型後期と呼んだりします。自分は2005年モデル(ZX400-N11)を購入したのでN型後期になります。
まもなく手放すであろうMT25とのツーショット。
因みに余談ですが、2001年排ガス規制後のマイナーチェンジではK-TRICなるものが搭載され、点火に指令を出すイグナイターもソケット部分が1つのタイプに変更されました。で、この部品が頼りの中古パーツ市場にあまり流通していないみたいです。基本的に古い車種は交換パーツを汎用品や中古等で調達する必要がありますので、中古パーツでも無いとなると、今後は今のパーツを壊さないよう大切に乗るしか無さそうです。。まぁ、もっと古い車種に乗っている方もたくさんいらっしゃいますので、このくらいの事でグチグチしてもしょうがないのですが。。
メーターもLEDに!
しかし、ミドルクラスの4気筒は、選択肢が限られます。新車だとカワサキのZX-25RやZX-4Rになると思います。25Rは一度お店に見に行き跨りましたが、セパハンも程良く高い位置にあり乗りやすそうでした。ただ価格が高いですね。ちょっと手が出ませんでした。
カッコいい!
その点、ZZR400はショップのメンテナンスが行き届いた程度が良さそうな個体でも30-50万あたりで入手出来そうなので、所有後のメンテナンスを怠らなければお買い得な気がします。
ストリートファイターMT25から高速クルージングツアラーのZZR400へ。これからどんな旅に出かけられるのかな?楽しみです。