関東も梅雨入りです。外出予定も無いので街乗りで使用しているBianchi CIELOのコンポをSORA 3500シリーズからR3000シリーズに変更する事にしました。
ネットで買い漁ったパーツ達…
CIELOはクロスバイクですが、2年程前にドロップハンドル化してみたくロード用コンポにごっそり載せ替えたバイクになります。(なぜクロスバイクをロードバイク化しない方がいいのかを楽しく身をもって学ぶの巻 - ワンゲル部の記録長さん)
当時中古のSORA 3500シリーズを激安で入手した事がきっかけでロードバイクライクな改造に手を染めてしまった訳ですが、その後クランクだけFC-R3000にしてR3000シリーズの雰囲気を楽しんでいました。(シマノ、クランクの4アームが格好良く見える件 - ワンゲル部の記録長さん)
今回またしても、ST-R3000の左右セットがお安く手に入った為に、完全R3000シリーズ化する事にしたという訳です。
せっかくなので、ドロップハンドルも新しくする事にしました。
ドロップハンドルはDeda ZERO100です。なぜクランプ径31.7mm(31.75mm)??ってやつです。31.8mmのステムで取り付けちゃいますが💦
56gほど軽くなりました。今まで使用の適当に購入したcannondale c2ハンドルは外外440mmもあり腕のポジションが開きすぎでしたので、今回Deda ZERO100にする事で4cmも短くする事ができました。
ここまでの精算内容は次の通り。
- SHIMANO ST-R3000 … 7,700円(中古)
- 〃 FD-R3000、RD-R3000SS…6,027円
- 〃 CS-HG50-9(12-25T)スプロケット…3,044円
- Deda ZERO100ドロップハンドル…3,080円(中古)
- ケーブル類セット(shift/brake+in/out)、SM-CA70(ケーブルアジャスター)など…5,645円
- SUPACAZバーテープ…0円(ポイント購入)
チェーンこそ新品に変えろって感じですがケチって洗浄までに留めました。多分伸びてない、伸びてない。。
合計 : 25,496円
分解して各パーツを綺麗にお掃除
先週は雨の中みなとみらい辺りを流して砂でジャリジャリになったため、できるだけ分解して洗いました。スプロケは13-25Tから12-25Tにあまり意味のない変更をしてみました。
いつかみた風景…
こうなると洒落たクロモリフレームかディスクブレーキ台座付きのグラベルロードフレームで組んだ方が楽しそうじゃん?って思ったりもするんですが、CIELOはカミさんからのプレゼントで貰ったバイクなので、やはりこいつを組み立てます。。
R3000シリーズは9速で安くお手軽にも関わらず、上位グレードに引けを取らない見た目と機能が市場的にもウケていると思います。FD-R3000などはアームが長くなった分ケーブルの引きが軽くなり、気持ちの良い変速をするそうです。楽しみー。そういえばR3000シリーズはオークションやフリマなどでも程度の良い中古の出玉をあまり見ない気がします。
また今回シフトケーブルはoptislickというコーティングが施された物を使ってみる事にしました。ツルツルで抵抗が少ないそうなので、よりケーブルの引きが軽くなりそう。
薄っすらグリーンなコーティングがかっこいいオプティスリックのケーブル…
魔改造部分も2年の月日を経過しても問題無し
CIELOはクロスバイク故に
だった訳ですが、過去諸先輩方のブログを読み漁り改造を施した部分は、2年の月日を経ても一度もトラブルを起こしませんでした。スバラシイ。
特に105(5700シリーズですが…)のキャリパーブレーキは制動がバッチリ好みで、更なるディスクブレーキ化の改造への気持ちにいつもストップをかけていたほどです。
ついでのついでにフロントフォークを塗装しちゃおう
前回コイツを組み上げる際に手を抜いたのがフロントフォークでした。確かポイントで購入したSpecialized ALLEZのアルミ+カーボンフォーク…ブラックなボディに不釣り合いな灰色なやつです。なのでこの機会に塗る事にしました。
手抜きな自作ステッカーでBianchiっぽく誤魔化していました…
という事で、まず塗装を剥がします。
プラサフ吹いて、真っ黒に塗装して、クリアー吹いて、ペーパーかけて、コンパウンドで磨きました。全て家にあったもので対応なのでウレタン塗装ではなくアクリルです。。でもまぁいっか笑。
そしてまたしても自作ステッカーです。(手作りステッカーでロードバイク模様替え - ワンゲル部の記録長さん)
チェレステカラーのカッティングシートは、ターコイズブルーとかアクア何とかみたいな色で探すと近しい色が出てきますが、今回敢えてまた印刷した色を使います。
職人が今年の空の色を見て調色するとかしないとか…
今回チェレステカラーは少しだけ緑がかった色合いにしてみました。ボディのステッカーも全部貼り直します。
余っていた4Dカーボンカッティングシート も使います。
何だか結局同じようなデザインになっちゃいました笑。偽物感が半端無い笑。感覚で作るからしょうがない、、
いよいよ組立て、そしてトラブル発生??
いよいよ組み上げの段階となりました。
ところがSTIですが、右の調子がどうもおかしい感じです。大レバーを動かした後、小レバーでうまく戻ってこない感じです。
カバーを外してみるとタイコはちゃんと収まっているようです…
何となく不安のまま組み上げてみたのですが、やはりリアディラーがうまく調整できません💦
- ロー側にシフトダウン出来る。
- 段が何箇所かで飛んでしまう。
- 小レバーが爪が引っかかっていないのに空振りする。
- 大レバーが固まって動かなくなる事がある。
- トップ側に均等にシフトアップ出来ない。
- 5〜6回しか変速してくれない。
- リミットアジャスターボルトやケーブルの張りで調整しきれない。。
ケーブルやリアディラーの調整を疑って何回もやり直したのですが、改善できません。
ひょっとして、STIなのか…?
めっちゃ不安がよぎりました。STIはシマノによると分解不可らしいですが、中古なので遠慮なくカバーを外してみてグリースの具合を見てみましたが固着している様子は無いです。
マジか…
ここで手が止まりました。そしてYouTubeや様々なサイトを参考しまくりましたが、段々面倒になってきて、、
もう一個買っちゃいました笑。
- ST-R3000-R…9,742円
合計 : 35,238円
中古なので仕方ないですね。痛い出費ですが原因はもうSTIのせいでいいんじゃないかな?安かったし。
で、新しいので組み直しました。概ね上手く動くようになったのですが途中の段で1段飛んでしまいます、、焦ってケーブルの張りが足りなかったようで解決しました。
あと、一箇所凡ミスしていたようです。
リアディラーにケーブルを固定する際、ボルトの上を通していました。下に通し直したらよりスムーズに変速するようになりました。(こんな事も影響するんか?)
最後にエンドアジャスターボルトでプーリーとスプロケの位置調整をして何はともあれ、段が飛んだりチェーンが苦しくなる事も無くスムーズに変速するようになりました。。良かった良かった。
毎度お楽しみのバーテープ巻き
もう1台のロードバイク、cannondale CAAD12でSUPACAZのネオングリーンのバーテープがプニプニ気持ち良いので、Bianchi CIELOもSUPACAZって決めてました。
左右の区別があります…
3Mのプラスチックテープでしっかりケーブルをとめてからバーテープを巻いていきます。
おまけ作業ですが、ホイールを相変わらず使い回すので、アクセントを付けてみたりして。。
なんか前回と代わり映えしないですが、完成です。ふぅ、満足だぜ。
チェレステが少し濃くなって復活です。
ST-3500は、いわゆる触覚レバーだった訳ですが、ST-R3000になってハンドル周りがスッキリしました。
ドロップハンドルの位置がアップライトだった前に比べて若干下がりました。
恒例のロードバイクとのジオメトリーの比較です。
こちらも代わり映えしないですが、よりハンドル位置が近付いた感じです。
今回久々の自転車いじりでした。梅雨の間の暇つぶしにしてはコストも時間もかけ過ぎました。
今週は雨です。今回のBianchi CIELOは元々の全天候で使用していた自転車ではありますが、綺麗にしちゃうとやっぱり雨の中は乗りたく無いですね。梅雨の晴れ間を狙って乗りに行きたいなぁ。
2020.06.20追記
特に問題無いと思っていたリアブレーキですが、キャリパーブレーキのアーチ部分とタイヤとのクリアランスがスレスレ状態でした。
よく見るとキャリパーブレーキを留めている枕頭ナットがオリジナルで作成したステーを支えきれない状態でした。どういう事かと言うと、、
本来、赤ラインにステーの上端が位置していないと具合が悪いのですが、青ラインまで沈んでおり、結果としてブレーキ全体の位置が下がりタイヤに干渉しかかっていたようです。
対策として赤枠部分に、枕頭ナットよりも一回り太いナットを噛ませ、元の赤ラインまでステーの上端を押し戻す事にしました。
結果としてこのようにキャリパーブレーキのアーチ部分とタイヤのクリアランスは再び確保された訳ですが、走行中にタイヤに干渉してブレーキが壊れたりとかしなくて本当に良かったと思っています。
自己責任でやってますが、なかなか想像してなかったような事が起きたりしますねー。