ワンゲル部の記録長さん

山ですぐバテちゃう記録長さんの日記

乗鞍岳、剣ヶ峰まで携帯トイレを届ける

ブナ立尾根から野口五郎小屋をピストンしている時に少しトラブルが発生しました。同行している携帯トイレ会社の社長から、

乗鞍岳上小屋に納品予定の携帯トイレが届いていないので何とかしなくては!」

との事でした。

そこで急遽、大町から乗鞍高原まで移動し自力で荷揚げする事になりました。

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畳平から背負子で初歩荷(ぼっか)体験です。2ケース40セット160回分を運びます。重さは15kg前後の為見かけほど重くありません。。

f:id:uccari8:20190815083306j:image最初は整備された道を行きますので、全く辛くありません。
f:id:uccari8:20190815083309j:image剣ヶ峰が見えてきました。お手軽に百名山3,000m級ピークハントできる山として、この日も学校登山や多くの観光客で賑わっていました。それだけに、休憩場所にはトイレ位あるよね?的な感覚になる事もあるとは思います。しかしそこは3,000m級の山です。トイレ使用前後で必ず荷物の上げ下げがあり、また設備のメンテナンスが必要となります。そしてそれを守ってくださる方々がいます。この日みたいな穏やかな天気の日の荷揚げなどはまだマシな方です。
f:id:uccari8:20190815083251j:image剣ヶ峰口から山頂まで1時間弱で登ります。
f:id:uccari8:20190815083315j:image頂上に向けあと一踏ん張りです。
f:id:uccari8:20190815083244j:image山頂に到着しました。
f:id:uccari8:20190815083240j:image素晴らしいパノラマが広がっています。
f:id:uccari8:20190815083320j:image小屋をバックに商品の「ほっ!トイレ」(4セット入り:ラージパック)をパシャり。

参考)エクセルシア社のホームページ : ほっ!トイレ|災害用携帯トイレ|トイレ問題の総合ソリューション企業 株式会社エクセルシア

f:id:uccari8:20190815084421j:image乗鞍岳上小屋では、トイレを利用する際500円でこちらの携帯トイレ1セットを購入し、便座のあるブースを借りて自分で「したモノ」を処理後袋に入れて持ち帰るというシステムです。こちらのトイレの薬剤は石灰等を主成分とした環境に配慮した特殊な薬剤のため、臭いが気にならなく持ち帰りの負担も少なくと思います。(個人の感想です。)
f:id:uccari8:20190815083255j:image再び畳平まで戻ります。乗鞍岳はお手軽故に多くの観光登山客が入りますので、一人一人の小さな心がけでも大きな効果を生む事でしょう。こんなに綺麗な自然に恵まれた環境をみんなで守っていきたいですね。


f:id:uccari8:20190815083258j:image下山後は、乗鞍高原にある「レストハウス チロル」でお蕎麦をいただきました。
f:id:uccari8:20190815083247j:image前菜と
f:id:uccari8:20190815083324j:image天ぷら蕎麦です。
f:id:uccari8:20190815083327j:image蕎麦湯を固めて作ったデザートも最高でした。

 

大した荷揚げ作業でも無かったですが、山での生活を支える方々の一部分をほんの少し垣間見る事ができた貴重な体験でした。

北アルプス裏銀座「烏帽子小屋」「野口五郎小屋」のトイレ視察に同行する

毎年、携帯トイレ会社の社長と山岳トイレにおける環境保全を目的とした登山の同行をしておりますが、今回は北アルプス裏銀座の烏帽子小屋と野口五郎小屋に行ってきました。

f:id:uccari8:20190809082838j:imageイワギキョウの花畑が綺麗な烏帽子小屋

f:id:uccari8:20190809082943j:image標高2,870mの高所にある野口五郎小屋

両山小屋ともとてもアットホームな雰囲気で温かく迎え入れてくれました。いつも感じる事ですが、山での素晴らしい方々との出会いは何物にも変えがたいと思います。

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◾︎今回のコース

8月3日(土)

17:00 七倉山荘 → 18:00 名無避難小屋(視察)

8月4日(日)

  6:30 七倉山荘 → 7:00 ブナ立尾根取付 → 12:00 烏帽子小屋(昼飯&トイレ視察) 13:00 出発 → 16:30 野口五郎小屋

8月5日(月)

  6:00 野口五郎岳ピストン → 7:00 野口五郎小屋(トイレ視察) → 7:30 出発 → 10:00 烏帽子小屋(昼飯) → 13:00 高瀬ダム

 

名無避難小屋を視察する

初日は夕方に到着し時間が無かったので、七倉山荘から東京電力の管理する道路を経由し、高瀬ダムから徒歩1時間15分ほどの名無避難小屋まで行ってみる事にしました。

f:id:uccari8:20190810153430j:image川沿いのほぼ平坦な道を行きます。
f:id:uccari8:20190810153422j:image名無避難小屋が現れました。
f:id:uccari8:20190810153426j:imageここにトイレはありません。小屋の裏手に携帯トイレブースなどあれば便利かも。こちらのトイレ視察の目的は、ここがトイレ拠点として有効か?という確認になります。通常は高瀬ダムから徒歩約3時間で晴嵐荘に通ずる道の中間地点にある小屋になりますので、単純にこのあたりにトイレが一箇所でもあると便利かなと思いました。これからじっくり調査していきたいと思います。

翌日いよいよブナ立尾根を行く

今回のメインは烏帽子小屋、野口五郎小屋のトイレ視察になります。

登山用語で「きじ撃ち」「お花摘み」とは、フィールドでトイレの「大」の方をしちゃう事を指しますが、この度新たに「お花撒き」という言葉を知りました。これは小屋閉めの際に行う便槽のお掃除(バキュームカーが来るわけで無いので人力で外に出す作業)を指すとの事。

想像を絶する重労働かと思われますが経験が無い私にはそれを語る資格はありません。。ただ、それが少しでも軽減できる方法を一緒に講じ、効果を実体験を伴って実感できればと思いました。(なのでシーズンオフに再訪したいと思います。)

というわけで何はともあれ、小屋に行ってみようという事で北アルプス三代急登に数えられるブナ立尾根を登り両小屋を訪れる事にしました。

f:id:uccari8:20190814231224j:image当日は晴天に恵まれました。トンネルを抜け不動沢の吊り橋付近から舗装も終わり本格的な登山開始です。
f:id:uccari8:20190814231210j:imageこの日、ヘリの荷揚げを行なっていました。今年はヘリによる小屋への物資運搬について色々困難な事情があったとの事で、だいぶ大変な思いをした小屋も多かったと思います。登山者の便利と安全のかげには関係者による苦労がある事を知らされます。
f:id:uccari8:20190814231244j:imageブナ立尾根はとても登りやすいと思います。燕岳の合戦尾根、劒岳の早月尾根と並ぶ急登との事ですが、写真のように0から12まで番号が振ってあり目安がしっかりとしています。
f:id:uccari8:20190814231229j:imageブナをはじめとした緑の木々が美しいですね。
f:id:uccari8:20190814231147j:imageこの山域は花崗岩主体の山にて非常に脆く崩れた箇所がいくつかあります。花崗岩の崩れた砂礫は土とは違い、フィールドにおける「し尿」の分解にはあまり適さない地質かと思われます。
f:id:uccari8:20190814231157j:image天然のブルーベリーです。美味しそうです。

ガイドさんの的確なアドバイスもあり、疲れる事なく烏帽子小屋に到着しました。

烏帽子小屋のトイレを視察する

烏帽子小屋に到着すると、とてもお人柄が良いオーナーとスタッフの皆さんに出迎えられました。
f:id:uccari8:20190814231233j:imageさっそく室内トイレ拝見です。ここはEM菌による「し尿」分解を促進するタイプのトイレです。隣に更衣室もあり、トイレついでの着替えなどにも対応し設備も整っている印象です。

f:id:uccari8:20190814231138j:image続いて屋外のトイレです。今回特にこちらのトイレについて前述した「お花撒き」を含め、重労働の軽減と環境保全の両立が出来ないか検証です。

具体的な内容についてはこれから詰めていく事になると思われますが、同行した携帯トイレ会社の社長によると同社の仮設タイプのトイレが転用できないか?との事です。

こんな資料がありましたのでご紹介します。

ご参考 : 仮設トイレシステム『Mt.Fuji Toilet』試験報告書付き エクセルシア | イプロスものづくり

  • 電気、水道無し、耐久があり手軽に建設
  • 大腸菌などの繁殖を抑え悪臭の防止
  • し尿の安全で楽な回収方法
  • し尿処理後物の環境配慮な最終処理

この辺りがポイントとなりそうです。烏帽子小屋にはミニ焼却炉があるので、最終処理が焼却であればヘリによる荷下ろし分も減ることに繋がりそうです。課題もありそうですが、オーナーやスタッフの皆さん、ひいては登山客の皆さんにとって快適になればチャレンジする価値はありそうだと実感しました。

野口五郎小屋に向け再出発

ブナ立尾根をだいぶゆとりを持って登ったので、元気のある内にそのまま稜線を野口五郎小屋に向け出発しました。

f:id:uccari8:20190814231316j:imageコマクサです。砂礫に可憐に咲く高山植物の女王です。地元の話によるとだいぶコマクサの株数も増えてきたものの、まだまだ登山客の登山道の踏み外しによる踏み荒らしや写真撮影の為のコース外歩行が一因となり痛んでしまう高山植物も少なくないとの事です。私もつい無意識にコースを外れてしまう事があり注意が必要です、、
f:id:uccari8:20190814231254j:image三ッ岳を過ぎた辺りで高瀬ダムに流れ込む西沢の上流域を見下ろすと300mほど先にツキノワグマがいました。ここは目撃ポイントの一つのようです。熊は難聴だが、嗅覚は犬以上らしいですね。風上に自分が居れば自然と相手の熊にもニオイで人間の存在を知らせる事になるだろうとの事でした。
f:id:uccari8:20190814231200j:imageそうこうしているうちに空がゴロゴロ鳴りだし、滑り込みセーフで野口五郎小屋に到着しました。
f:id:uccari8:20190814231306j:image今日は疲れたのでもうオフモードに入ります。
f:id:uccari8:20190814231249j:image野口五郎小屋のオーナー、スタッフの皆さんもとてもとてもお人柄が良く、本当に温かく迎えて下さいました。夜は少しお酒を頂きました。岩魚の骨酒など贅沢なお酒が振舞われました。うまーい。

すっかりご馳走になり夜も更けていきました。
f:id:uccari8:20190814231216j:image翌朝も快晴です。
f:id:uccari8:20190814231153j:image朝日が昇ってから野口五郎岳を往復してきました。槍ヶ岳の眺望が素晴らしい!

野口五郎小屋のトイレを視察する

小屋に戻り、昨日疲れて出来なかった屋外トイレの視察をしました。
f:id:uccari8:20190814231221j:image因みに野口五郎小屋のトイレエピソードを伺ったところ、室内トイレは臭いが客室や食堂に入らないよう数回にわたり場所変更やトイレエントランス設置などによる改修を行い工夫してきたとの事。登山ブームだった昭和の頃にはピーク時に1日80人を超える登山客を宿泊させていたそうで、トイレの課題との格闘はその頃からだったそうです。
f:id:uccari8:20190814231257j:imageそして屋外トイレの様子です。正直思ったほどの臭いはしませんでした。ここもEM菌利用なので気候条件次第では効果発揮できているのかと思います。今回、携帯トイレ会社の製品である前述しました「Mt.Fuji トイレ方式」の薬剤も試されていましたが、更に臭いが気にならなくなったようです。(私の感覚値で恐縮ですが)

しかし、こちらも烏帽子小屋の屋外トイレ同様、便器の下に便槽があり、シーズンが終わるとともに「お花撒き」は必要です。なので、その作業負荷軽減は不可欠に思えます。

普段何気なく利用する小屋のトイレですが、メンテナンスは必須です。そこに携わる方々の苦労の上に快適な登山生活があるのであれば、せめてその事実を理解してトイレを利用したいものです。
f:id:uccari8:20190814231302j:image今回は野口五郎小屋のピストンコースになるため、同じ道を戻りました。帰りは下り基調の為、あっという間に烏帽子小屋が見えてきました。

素晴らしい景観を見に来る登山客とそれを迎え入れる山小屋。そこには直視しなければならないトイレの課題が確かにあると実感できた山旅でした。

三浦半島一周してきたよ

cannondale CAAD12のハンドル周りを交換したので早速走ってきました。午後2時過ぎと遅めの出発ですが、いつもの三浦半島方面にでも行ってみようと思います。この時間は、まだ暑くてバテてしまいますね。

f:id:uccari8:20190728234038j:image今回ちょこちょこ休みながら走ったので返って写真を撮る暇ができました。最初に立ち寄ったのは横浜市栄区の㹨川。横浜市内とは思えない何とも田舎風情の好きな景色です。もうしっかりと夏の匂いがしました。
f:id:uccari8:20190728234050j:image鎌倉を過ぎて、滑川から渚橋までは渋滞が酷かったのですが、葉山に抜け定番になりつつある森戸大明神の見える駐車場に来ましたので、またまた休憩。ここはだいたい空いています。
f:id:uccari8:20190728234027j:imageその先にあるアイスクリーム屋さん。今日は所持金が300円程しか無い為スルーします。。

f:id:uccari8:20190728235232j:image京急三崎口駅を過ぎて三崎漁港まで来ました。いつものコースは三崎口の先にある引橋という交差点を国道134号線に沿って三浦海岸方面に曲がってしまうのですが、今日はちょっと足を伸ばした感じです。結果としては、素敵な道に出会えgoodでした。

f:id:uccari8:20190728234035j:imageまぐろ寿司屋さんが早速ありました。姉の話によると、さらにこの先にある七兵衛丸というマグロ食堂の「まぐろの剥き身丼」がお勧めらしい。。ですが、いずれも所持金300円の為スルーします。残念〜。
f:id:uccari8:20190728234043j:imageだいぶ日が傾いてきて、暑さが和らいできました。涼しくなるにつれてペダルを踏む力が蘇ってきます。三浦半島の南端にある三崎で夕日を見られるのはラッキーですね。
f:id:uccari8:20190728234054j:imageこの後、このまま剣崎方面に抜けますが、その道がまた最高に気持ちよかったです。多少のアップダウンもありトレーニングにももってこいなのですが、気持ち良過ぎて思わずずっと走ってしまい写真を撮り忘れてしまう程でした。南の島に来た感じです。夏休み最高!車の通りも少なくツーリング向きです。
f:id:uccari8:20190728234100j:image途中、「盗人狩」という面白い名前の看板が出ていたのですが、そこもうっかり寄らずに通り過ぎてしまいました。後で調べたところ景勝地だそうで、

「昔盗賊が足がすくんですぐ捕まったほどの岩場の景色」

との事で素晴らしい景色らしい。。ただその先ではちゃんと立ち寄りましてこの通りの景色を堪能できました。
f:id:uccari8:20190728235259j:image剣崎自体は道も悪かった記憶なのでパスして、三浦海岸まで抜けました。ザ夏のビーチって感じでいいですね!

ここまで快調でしたが、横須賀を過ぎた辺りから腹減り過ぎのガス欠状態になりました。仕方がないのでコンビニでお金をおろして、チョコパンとプロテインを購入し補給しました。一気に500kcal摂取です。

f:id:uccari8:20190728234031j:imageすっかり日が暮れましたが元気を取り戻し、みなとみらいの象の鼻に到着〜。全部で108km(6時間半※休憩込み)走りきりました。久々の100km超えです。

今回途中で補給した内容は、

  • 自宅から持参した麦茶600ml  0円
  • 三ツ矢サイダー 500ml 140円
  • スポーツドリンク555ml  130円
  • チョコパン、プロテイン飲料430ml  327円
  • 無糖炭酸飲料  110円

合計、707円 約700kcalです。ウチのFITちゃん(車)で同じ道をドライブした場合、燃費が約15km/lなので、ガソリンが140円/lとして1,008円。ロードバイクの方が301円もお得だった計算??です。f:id:uccari8:20190728234021j:image帰宅してからのご褒美アイス。ガリガリさんソーダ味です。んまー。

f:id:uccari8:20190729001822j:image尚、スパカズのネオングリーンバーテープですが一回でグリップ部分が黒ずんでしまいました…笑。

ドロップハンドルのEASTON ec90 SLX3は思ったより硬く、しなるような感じは無かったです。かといってカッチカチという訳でも無く、どこも身体が痛くなる事も無く走りきれました。軽量化の恩恵はよく分からなかったですが、たぶん良かったと思います。なによりも握っていて満足感が高いので、走っている間中とても気分が最高でした。

いよいよ来週は北アルプスです。

CAAD12のハンドル周りを変えてみる

今回イメージを変えてみたくCAAD12のハンドル周りを変えてみる事にしました。

f:id:uccari8:20190728093509j:image特に不満は無い純正のお姿。これを以下のパーツで変えていきます。

  • ドロップハンドル:cannondale C3 compact → EASTON ec90 SLX3
  • ステム:cannondale C3 → cannondale C1
  • バーテープ:cannondale Pro Grip → SUPACAZ ネオングリーン

f:id:uccari8:20190728093332j:image新しいドロップハンドルは8,000円(中古)で入手しましたがカーボン製となり今までのものより-118gとなります。サイズについては、こんな感じです。

  ドロップハンドル名 c-c (mm) reach (mm) drop (mm)
cannondale C3 compact
※スペックが分からず実測
    410     85     125
EASTON ec90 SLX3     400     75     130

f:id:uccari8:20190728093343j:imageステムは同じキャノンデール製のc1グレードで10mm長い100mmの物にしました。重さはほぼ変わりません。

軽いステムでしたら意外な伏兵で120mmのbazookaというブランドのものが108gと所有しているステムの中で最も軽かったです。

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ですが今回はc1を使います。

f:id:uccari8:20190728122352j:imageスパカズのネオングリーン3,600円(税別)です。
f:id:uccari8:20190728122339j:image諸先輩方のブログを参考に買った3Mプラスチックテープ480円(税込)です。レビュー類にもよく記載の通りテープの量が短いです。今回ドロップハンドルにケーブル類を固定するのとフィニッシュの固定とで、ほぼ使い切ってしまいました。
f:id:uccari8:20190728122345j:imageドロップハンドルとステムを交換してみました。
f:id:uccari8:20190728122349j:imageスパカズのバーテープは長さがちょうどピッタリか少し短めです。ステムの端から6cmくらいのところでテープの長さが終わってしまいました。
f:id:uccari8:20190728122342j:image新旧比較したところです。

cannondale  C3 compactの方がややシャープで、EASTON ec90 SLX3の方がマイルドな印象になりました。

ドロップハンドルのリーチは1cmほど短くなったはずなので、ステムは1cm長めのものにしたのですが、実際はSTIを装着する位置などやドロップハンドルの傾きなどによるでしょうから結果的には少しリーチが伸びた印象です。

 

外に出てみました。

f:id:uccari8:20190728121441j:image蛍光グリーンがピカピカで気に入りました。

f:id:uccari8:20190728121509j:image上から見たところ。
f:id:uccari8:20190728121505j:imageクランクと反対側のロゴは赤色になります。グリーンのハンドルはアクセントになり良しとします。

 

今日は久々のお天気な日曜日ですので、これから乗ってきたいと思います。

梅雨明け間近!夏山に向け追い込み雨トレーニング

今年の梅雨は長いですね。昨年の西日本豪雨から1年経ちますが、今年も台風5号6号と次々と日本に接近、上陸し九州、西日本・中日本への影響が心配されます。

私の住む神奈川県でも最近では役所の方が頻繁に土砂災害特別警戒区域関連の調査を行なっております。日々防災の備えを意識していきたいものです。

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それでも明日からは猛暑がやってくるようですので、今年も夏山に行こうと思います。昨年は職場の同僚と北アルプス表銀座コース(2018年夏山は常念岳、大天井岳〜燕岳へ - ワンゲル部の記録長さん)を行きましたが、今回は裏銀座コースを行ってみようと計画中です。

そこで、ここ1ヶ月ほど、クロスバイクだけでなくロードバイクも駆り出してトレーニングに出かけていたのですが、この梅雨で雨の中を数百キロほど走りこむことになってしまいました。

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主にクロスバイクを雨用としていましたが、時にはロードバイクで出掛けた後に雨に降られるなんてこともしばしば。。なのでキチッと整備しバイクをいたわってあげることにしました。

 

◾︎雨ライド後のメンテナンス

雨の中を走ると砂だらけになります。特にノーマルのリムブレーキは、やたら効きが悪くなりました。そこで、やってみたメンテナンスはこんな感じです。

  1. お風呂場でバイク丸洗い(シャワーでジャブジャブ)
  2. ブレーキシューのゴミ(砂?)を取り除りじゃりじゃり感を洗い流す
  3. ブレーキシューとリムのダストをブレーキクリーナーで除去し綺麗に清拭する
  4. 本体を逆さまにして水抜き&強制乾燥、特に錆びそうなところは徹底的に乾燥
  5. クリーナーで古いチェーンルブの除去と新しいチェーンルブの塗布
  6. フレームの撥水加工処理
  7. たまにはBBを外してグリスアップ
  8. たまにはハブのオイルアップ(早速MAVICのホイールに注油して走ってきました。 - ワンゲル部の記録長さんご参照)

こんな感じでメンテナンスをしてみたのですが、それだけでもブレーキの効きがある程度戻ってきたりとメンテナンスの効果を実感できました。

尚、チェーン関連のメンテナンスで使用したお気に入りのチェーンルブとクリーナーは、前に近所の「サイクルベースあさひ」でやたら勧められて買ったコレ。(Dirtwashシトラスディグリーザー、TF2エクストリームウェットルブリカント

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使ってみて特にチェーンルブが良いと思いました。粘質は思ったほど固くないのですが、それでも濡れに強い感じでしっかりチェーンに馴染みます。

また、フレームの撥水加工にはガラスコーティング剤のこちらを使用。(CCT-001自動車用アクアシャインクリア ガラス系コーティング剤)

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オートバイや車用のようですが、前に買ったのが余っていたのでそのまま使ってみました。表面が艶やかになり気持ち良いです。

 

因みにMavic エグザリットのホイールですが、PEO加工されたリムによるブレーキは雨の中でも割と安定して効きました。が心配していたPEO加工表面の剥がれはやはりあったようです。

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特に後輪の片側に削れたような跡があったので、ブレーキシューについた砂が原因かと思われます。。。

 

◾︎雨の中はバイクコントロールが難しい

しかし雨の日の自転車の運転は本当に難しいですね。そもそも雨の日は交通事故自体が多いわけなので、車との接触などもいつもより注意が必要です。また雨の降り始めは砂が浮いて滑りやすいですし、なによりも視界が悪いしヘルメットから滴る水が目に入ったりと厄介です。

特にシーン別に危ういと感じた事を覚えているうちに記しておきたいと思います。

*登り坂

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*平地や下り坂

  • とにかくブレーキの効きが甘くなるので繊細なコントロールが必要
  • 縦溝にうっかりハマるとバイクが暴れだしてめちゃめちゃ怖い…
  • 路肩のアスファルトの継ぎ目も怖い…

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今回だいぶバイクをいじめてしまいましたが、これからも雨や風、寒暖などからバイクを守っていこうと思います。

さー、明日からは炎天下での運転!頑張ろう。。

CANNONDALEでアシッドグリーンマンになる!?

梅雨真っ只中ですね。(そればっかり…)

家の中で、アレコレ自転車関係のものをゴソゴソと整理しています。

ところで、CANNONDALE(キャノンデール)のチームカラーのアクセントであるアシッドグリーンは、ロードバイクのダウンチューブで輝く色が一番好きです。

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最近全然乗って無いMTBのダウンチューブもパシャり…

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という事で御多分に漏れず、わたくしアシッドグリーンに魅了され、サイクルジャージをはじめとしたウェア、アクセサリー関連に至っても必然的に緑、緑、みどりー、、となってしまいましたので、今回それらをまとめてみることにしました。

尚、アシッドグリーンという色を知ったのはキャノンデール に乗るようになってからというミーハーぶりなのですが。

 

グリーンなサイクルジャージ達…

ありがちですが、CANNONDALEの緑色のロゴが入ったジャージを最初に買ってしまいました。

※因みに全部中古ショップで買ってますので情報としては古いです。。

f:id:uccari8:20190623224843j:image黒と緑の割合が程よいザ、キャノンデール 丸出しカラーのパフォーマンス2ジャージになります。
f:id:uccari8:20190623224853j:imageお次もキャノンデール。ツルツルした感じの肌触りのパフォーマンス1ジャージでグリーン増し増しです。pro-fit jerseyとタグに書いてありmade in Portugalとあるので、OEM生産されている感じなんですかね。
f:id:uccari8:20190623224846j:image使いやすいか別にして、背中のポケットの一部にファスナーが付いたモデルになりカッコイイです。
f:id:uccari8:20190623224851j:imageそしてMAVIC。こちら調べたところ2014年頃ののHCロングスリーブジャージだそうです。ちょっとタイトな作りですが、メッシュで涼しげです。ホイールがMAVICなので買っちゃいました。マビックイエローもカッコ良いと思えてしまう。。
f:id:uccari8:20190623224859j:imageこちらもポケットにファスナー付きです。チュニジア製となっております。

 

グリーン以外の色も必要かも…

もう一台チェレステなカラーのBianchiちゃんもありますが、その際チェレステマンになりきれず、かといって流石にグリーンばかりだとバランス悪すぎと思い、他の色にも手を出しました。
f:id:uccari8:20190623224902j:image2XU(ツータイムズユー)の黄色と黒のモデルです。トライアスロンで有名のようです。黒は暑いかもしれませんが、見た目的にもすっきりして好きです。

そして、NALINIぽいやつ。

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この辺の一般的なやつで十分気持ちは満足です。有名な選手の着ている派手なレプリカジャージに手を出すほど実力も無いですし。。

 

ヘルメットはグリーンからブラックへ

ヘルメットは最初キャノンデールって思いっきりロゴが書いてあるやつにしようと思いましたが、キャノンデール 命っぽくなり過ぎるので、ギリギリのところでこのBELLにしました。MTBの時はメットにツバを付けて、ロードの時にはそれを外して使っていました。

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ただ、ちょっと最近はグリーン過ぎるのに抵抗が出てきて、偶然見かけて気に入ったSH+のshabli s-lineというアジアンフィットで超軽いメットに変更しました。

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という事で色々あーだこーだ申しましたが、全て中古品w

 

品を並べたところで、乗りに行かなければ意味はない。。

 

人の話は聞くものだ…105プーリーを変える話

よくあるネットのレビューの中にも「プラシーボ?」とかではなく、え?本当にいいじゃない…てことはよくあることで、それらを効率的に見つけ出し取り入れていきたいものです。

 

今回シマノ105リアディレーラーのプーリーの交換もそうでした。

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散々ネットで見る105以下はデュラエースプーリー交換とかベアリング内蔵のアルミプーリー交換とかをすべし…の件ですが、実際にやってみて本当にペダルが軽くなったのでびっくりしました。(食わず嫌いは良くないです。。)

f:id:uccari8:20190709210830j:imageガイドプーリーはDURA ACE の9000のプーリーにしました。105の5800との交換なのですが、シマノ見解的には互換はなし。でも実物を見る限り

「え?互換アリでしょ!?」

としか思えない感じのソックリさんな作りです。センタロン機構の恩恵で、わざとガタが出ることで変速時のショック吸収…とかでしたでしょうか?それができるやつがシマノの特許らしいですね。

ガイドプーリーはいわゆるディレーラーの上の方のやつですが、105のゴムブッシュとDURA…のベアリングは全然滑らかさが違いますね。むふー。
f:id:uccari8:20190709210822j:image続いてテンションプーリー(いわゆる下の方のやつ)ですが、こいつは外からよく見えるのでオシャレさんに色気出してカラーアルマイトな輝きがキラリンしたい感じです。今回KCNCのプーリー(シマノのセンタロン機構ばりの機能が備わっているらしい)を買いましたが、見ればわかるしっかりしたやつです。
f:id:uccari8:20190709210826j:imageDURA ACEのプーリーも105のプーリーも同じでしたが、2つのプーリーは同じように見えて別物で、テンションプーリーの方が歯が鋭く、しかも方向性がありました。

一個キャノンデール で使ったら、もう一個Bianchiちゃんで使おうかなとかも思いましたが、余ったテンションプーリーをもう一方のガイドプーリーとして使うのも何だか憚られるし、そもそもDURA…を9s用に使えるのかしら…という疑問もあるのでDURA…はガイドプーリーだけ使用して、テンションプーリーはお蔵入りとしました。

 

はぁ、作業はすぐ終わってしまった、、

梅雨の合間の暇つぶしでのお安い自転車いじりです。。

 

追記 : 2020.06.18

今年の梅雨の合間の暇つぶしも2台目Bianchiちゃんのテンションプーリーを大好きな青色に変えました。

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