先日無事マイカーの車検が通りました。今回の車検は13年を超え自動車重量税なども高くなりました。ディーラーの方からも買い替えを勧められましたが、乗りたい車も無い為せめて贅沢にリフレッシュすることにしました。
下回りを防錆処理をする
特に気になっていたのが下回りのサビ。乗れなくなる程ではありませんが、冬は雪道を走る事もあるので防錆処理する事にしました。
調べると横浜の都筑区にあるGarageHRSというところで、ジーバードという何やら凄そうなサビ止めのサービスを発見しました。赤サビは黒サビ転換し特殊な防錆処理により半永久的にサビを抑えるそうです。但し、下回りの高圧洗浄はコーティングが剥がれる為、ご遠慮下さいとの事。(※SSの洗車機の下回り洗浄オプション位であればOKだそうです。)
ナックルやらドライブシャフトやらがリフレッシュ
ショック交換をする
ついでに、足回りも交換しました。
TEINのEnduraProPLUS(エンデュラプロプラス)というお品で、純正形状のショックアブソーバーに16段階の減衰力調整機構が付いています。尚バネは純正をそのままを使う事にしました。車高も下がらず、ある程度の悪路も行けそうです。
因みに決め手は「ハイドロ・バンプ・ストッパー(H.B.S.)」というメカニズムで、
衝撃をしなやかに受け止めた上で、跳ねあげられることもなく、短時間で挙動が落ち着きます。(参照 : <TEINさんのHP>TEIN.co.jp: EnduraPro / EnduraPro PLUS - 製品紹介)
との事で、ラリーの現場から生まれた技術だそうです。
以前、車内に補強バーを入れて(クルマのお手軽ボディ補強でリフレッシュ - ワンゲル部の記録長さん)から跳ねるようになり、少々不快でしたので少しでもしなやかになってくれればと思っていました。結果、最柔の16段では、めちゃめちゃコンフォートな乗り心地になりました。
減衰力調整がやりづらい…
しかし、ある程度慣らしも終わり少しづつハードな設定にしてみようにもフィットのエンジンルームは狭くて手が届きません。。
調べると定番の方法として、減衰力調整ダイヤル(クリック)に適当なダイヤル調の何かを被せて、ダイヤルを回しやすくするというのがあるようです。
左) そのままのクリックにゴムカバーがしてあるだけの状態→指が辛うじて届くものの力を掛けられずダイヤルを回せません…
右)適当な歯車をダイヤルに被せて回しやすくした状態。カチッカチッっと回せます。
クリックに被せるのは歯車にして、モノタロウで買うことにしました。
小原歯車工業(KHK)
PSプラスチック 平歯車 モジュール1 Jシリーズ(完成品タイプ)
参照 : モノタロウの商品ページ
クリックの直径が8mmちょっとある為、内径8mmの歯車を買ってから中を少し削りました。
装着後イモネジで固定します。
特に運転席はワイパーモーターが邪魔して狭いのですが、写真のようにワイパーが動く際の斜めの黒い棒が当たらないようにクリアランスを確保する必要があります。その為には歯車の大きさは直径2.5cm位迄が望ましそうでした。
尚、以下は失敗パターンでかなり紆余曲折しました。
1. 市販の延長ケーブル
直角には折れず、買ったものの使用を断念。
2. 先の薄いプライヤーで回す
届いても挟んで回せない。。
3. 極短ヘックス
うまく届かない。。届いても回せない。。
4. 大き過ぎる歯車とヘックスによる固定方法
まず、ワイパーの駆動バーに接触気味でした。また埋め込んだ3mmのヘックスをかますというアイデアでしたが、振動で取れそうな気がしたので使用を断念。
結局は定番の方法になるのですね。
助手席側のヘッドライトも交換する
最後はヘッドライトのくすみをどうにかしたく、マグネットにウエットティッシュを巻いたりしてライトの内側を拭こうとしたのですが、かえって汚くなる一方で困っていました。
くすみや汚れがひどい…
そこで比較的綺麗な中古品を1,400円で入手。ヘッドライトごと付け替える事にしました。
バンパーを外しての作業の為、ちょっと面倒くさいです。
ピカピカ〜
しかし、ヘッドライトが綺麗になると気持ち良いので、やって良かったです。車検前の作業の為、光軸がズレていても直してくれるでしょう。
シフト周りのシフトカラーも交換
これは昨年秋の交換でしたが、シフトの微振動が抑えられシフト周りがカチッとした気持ちの良い感じにリフレッシュされましたので、追記します。
SEEKER スーパーシフトカラー"SSC"
純正のゴムカラーは柔軟性があり、きっとあまりカチカチにしない方がチェンジレバーASSYとの兼ね合いも良さそうですが、交換品のカラーはウレタンの為、程よくカッチリ感が出ました。
ドレスアップで、重量感のあるEK9(CIVIC TYPE R)の5速チタンシフトノブを装着
基本フィットはいじらないつもりでしたが、リフレッシュはありかなぁ。新車のような乗り心地が復活したり、消耗したパーツが綺麗になったりって、愛車を長く乗るコツだと思います。