中古品を買う事が好きです。まぁ古着をカッコよく着こなすとかそういう粋な感じでは無く、基本趣味のギアの買い増しやカスタマイズ用です。商品の経年劣化や耐久性などとの「にらめっこ」は自己満足に浸れる至福のひとときです。
で、中古スキー板の話です。
Atomic Backland 95の中古モデルを買う
それはさておき、今回は通算6本目となるスキー板を買ったお話です。2016/17モデルのAtomic Backland 95 173cm になります。
Ultra Light Woodcore+Step Down Sidewall & Carbon Backboneとやらで、軽量かつ高剛性で楽にハイクでき&雪質拘らず滑走性能か高いって事のようです。
なんか15/16からこのモデルのようですね。Atomic板は初めてですがこの時代のグラフィックはめちゃくちゃカッコいいと思います。
ディメンションは130-95-119 radius18.9m。トップ側15%がロッカーしているオールマウンテンロッカー形状も相まってパウダーだけで無くゲレンデやハードパックな斜面でもヘッチャラというのがウリらしい。
センターはややキャンバーです。K2のオールテレインロッカーと違いテールもプチロッカーしてます。
既にスキー板は5本ありますが、センター90mm台のものを欲しくて。。これで85、86、95、102、114、123mmが揃いました…
滑走面も綺麗です。
トップシートの傷も少なく、前のオーナーさんに感謝です。
まぁ、先日先輩がK2 Wayback 82という超軽量板を買った事(先輩のお遣いで旧モデルのK2 Wayback 82 ECOre 17/18を買いに - ワンゲル部の記録長さん)に触発されて…というのは言うまでもなく、、です。
バックカントリー軽量板は色々ありますが、WaybackかBacklandのどちらかで滑ってみたいと思っていたので、今回良い板に出会えて嬉しいです。
で、いつもの計量です。
1,629g…おぉ。最近の最軽量板よりはちょっと重いかな。
先輩のWayback 82の1,323gよりは300g強重いようですが、今まで春スキーに使っていたセンター86mmのzuma eclipseの1,741gと比較して100gちょい軽いといったところです。
Backland 95の系譜を調べてみる
Atomicの板を調べていて…なるほど、このBackland 95はDrifterの後継機だったんですね。基本コンセプトそのままに正当進化している感じです。
参照 Another SKI : AnotherSki スキー試乗レポートまとめ
各年代のスキー板が一目で分かるサイト。モノによってはレビューも見られます。
ずっと同じサイズですね。16/17モデルまでのゴチャゴチャ感のあるグラフィックが好きですが、翌年の17/18モデルからすごくシンプルなデザインになりました。しかも更なる軽量化がなされ完全な山スキー用にフルモデルチェンジされたもようです。
因みに最新のBackland 95 20/21モデル
ショップのサイト参照
…(前略)…1,370g(177cm)/片側)。更に、船底の様なロッカー形状であるHRZN Tech が採用されておりパウダーでの高い浮力とハイクアップ時の抵抗を減少させる工夫がなされている…(後略)…
17/18モデルから現在の形にモデルチェンジしたのが分かります。となると山もゲレンデも楽しめる16/17モデルは、気に入ればとてもお買い得といえるのではないでしょうか?
ビンディング穴の空け直しも中古板ならでは
中古板の場合ビンディングの取り付けに気を遣います。今回の板はG3 IONの穴が空いてましたので穴位置が重ならないようセンターから20mmセットバックする必要がありました。この辺は超感覚で適当です笑笑。
穴位置関係図。赤が元々のG3 IONの位置で青が所有するDynafit speed turn2.0の位置です。
穴を空け直した時点で更に板の価値は下がるし、この後インビス加工もするので、もう売れない商品(=自分専用)となります。でも中古なのであまり気になりません。
先日購入したスキーブーツAtomic Waymaker Carbon130でちょっと踏んでみた。
板を踏んだ感じ何だかとてもしっくりきました。ただ実際に滑ってみてどうかですね。
連日の大雪で各地のスキー場もオープンラッシュです。時間の合間を見て滑りに行きたいと思います。
中古市場に合った「思い出カタログ情報」や「モデルチェンジの過程情報」をもっと気軽に閲覧したい
話は中古品ネタに戻りますが、中古マニアにとって当時のスペックやレビューなどの情報は貴重です。過去商品って意外とスペックやレビューの情報がWebから消えてしまっていたりするので、少しでも気に入ると買ってみて忘れないようブログにメモっておく癖がついてしまいました。。
C2Cと言われる個人間マーケットが成熟した昨今、ライブコマースなどインフルエンサーが活躍する売る側のプラットフォームに注目が集まりがちですが、落ち着いてじっくりプロダクトの進化の過程を自分で調べて想像してみる…そんな購入側のアナログな嗜みをサポートしてくれるようなサービスもあったら良いなぁとか思います。マニアな店長が熱弁する店に行く…みたいな感じですかね。。凄いニッチかもしれませんが笑笑。