先日中古で購入したアトミック板(中古スキー板三昧 Atomic Backland 95 (16/17)編 - ワンゲル部の記録長さん)ですが、早速非圧雪斜面でガンガン滑ってソールをキズだらけにしてしまいました。
うぇい!パウダーだぜ!
しかし、調子こいて滑っているところはブッシュ出まくり斜面な訳で…
ブッシュしっかり視認できます。
まぁ明らかにこんな状況たったのですが、パウダー欲に負けました。。
勿論ちゃんと「完全自己責任」と注意喚起されています。
滑走面のケバ立ちって何よ?
どうせバックカントリーに出たら板はキズモノになる訳だし、中古だし問題は無いのですが。。。!?むーっ、確か数年前にソールリペア用のキャンドル買って試してみたよなぁ…(GALLIUM(ガリウム)REPAIR CANDLE(リペア キャンドル)を試す - ワンゲル部の記録長さん)
という事で1月の三連休は在宅モードで時間もある事だし、わざわざ面倒な事をしたい虫が騒ぎまして、ちょこっとだけ作業してみる事にしました。
こんな傷がそこかしこに…
で、エグれの目立つ2箇所を何も考えずに当時と同じようにキャンドル垂らしてサンドペーパーでサンディングしました。
で、片方の板が終わった時に、はたと気づきました。妙にホットワックスのノリが悪いというかムラムラに染みているような。。
嫌な予感がして未だ作業をしていない板と交互に指で滑走面をスリスリしてみました。すると何と滑らかさはサンディングした方がむしろ悪く、指に引っかかりを覚えます。
おやまぁ、サンディングした方(左)は光沢も失われてしまっています。(ワックスは剥がしてあります)
どうも調べていると「ケバ立ち」という現象のようですね💦
プロのチューンナップはサンディング加工せずに済むならストーン加工で…と書いてありました。。
仕方無いので、ステンレスのスクレイパーで滑走面をスゥーっとなぞってケバ取りしてみました。
なんだ??このワタボコリみたいなのは?軽く擦っただけなのに。
やってみて、たぶん先程よりは指でなぞった際の感触が良いです。ですがストラクチャーが消えるほど削れる訳でも無く、所詮手作業では滑走面を均一に仕上げる事は難しそうですね。
結論プロショップにチューンナップに出せば良い話なのでしょうが、あまりコストをかけたくなく、このあたりで終わらせて再度ホットワックスをかけました。
結局、左右両方ともキズキズなので、どっちもどっち??
あとはエッジこそしっかり磨くべきなのでしょうが、引っ掛かりを取る程度でやめました。面倒な作業を始めた割には、素人作業と道具の限界を感じ、またどうせラフな使い方をするんだし…との思いからあっさりこの辺で引く事にしました。
この機会にシール(クライミングスキン)のトリミングもやっておきます
また、今回はK2 coomback114用のシールも新調しました。
専用品はやはり良い。
なので、それまで使っていたblackdiamondのナイロンシールをAtomic blackland95用に改めてトリミングして使う事にしました。
でもcoombackは177cmでbackland95の173cmより4cmほど長いです。案の定テールのフックを一番短くしてもユルユルでした。なのでトップ側を少し切る事にしました。
- 再度トリミングするので、予めベタ付くグルーを剥がし新しいグルーを圧着しておきます。端はカットするので多少グルーが外にはみ出てもオッケーです。
- トップはティップループを再利用する事にしました。タッピングビスは固定時に折っちゃってあるので基本再利用出来ないのですが、そこは無理やり…
- テールのストラップ部分はフックのかかる箇所を4番目の穴にしました。
- 結局3cmほど長さを短くしました。色々とカットして完成です。coombackでは左右の長さが1cmほど違っていたり、またトップ側の幅が1cmほど足りなかったりしたのですが、backland95用に再トリミングする事で同時に解消できました。
coombackの140-114-118はbackland95の130-95-119をだいたいカバーできました。
こんなに全体をカバーしなくても良いのでしょうが…グライド性は悪そうですね…
ナイロン製という事もあり重く嵩張ります。。
板が増えればシールも増える…
気付けばシールは4種類になりました笑笑。
尚、こちらは先輩のwayback用に代理購入したelan lhotse 170cm用のシールです。モンタナ製のモヘアミックスになるのですが、20年以上前からテレマークスキーをしている先輩にとっては嬉しいブランドだそうです。
さて、春にはこのbackland95とblackdiamond(アセンション)スキンの組み合わせで最高のザラメを登り、そしてかっ飛ばしたいと思います。