最終日は吊尾根から前穂へ
(今年のお盆休みは憧れの北アルプス・大キレットに行ってきました①(2019年8月) - ワンゲル部の記録長さんからの続き)
3日目は少し高曇りでしたが、それでも晴天が3日続くとは運が良いです。もうお互いに自分の日頃の行いが良いとか思っている状態です。
奥穂高岳山頂は2回目です。
ジャンダルム〜西穂高岳間はヤバい岩場が続き、一般登山客を寄せ付けません。技術と経験を積み、そして減量していつかはチャレンジしたいコースになります。
吊尾根から前穂に向かいます。
紀美子平は沢山の人が休憩していました。ここで空身になり、前穂高岳山頂へ向かいます。
30分弱で山頂〜♪
前穂高岳も2回目です。紀美子平からの最後の登りが地味にきますが、着いてみれば360°の展望にテンション上がります。
槍ヶ岳から連なる峰々の眺めにダイナミックな北アルプスの魅力を改めて実感します。
重太郎新道を下ります。ここは死亡事故が多発する道だそうです。慎重に下ります。
岳沢小屋に到着しました。当初ここにも宿泊予定でしたが、天気も心配なので、上高地まで下りる事にしました。
岳沢小屋から小一時間ほど下ると人だかりから歓声があがります。近づいてみると風穴でした。前にここを通った際は元々少し涼しかったので、何となく通り過ぎてましたが、この夏の異常な暑さにはトロけるほど気持ちいい天然クーラーの風でした。あまりに気持ちよく暫く動けませんでした。
上高地到着です。ここはもう下界同然です。
バスターミナルまで長蛇の列です。特に沢渡駐車場方面はアカンダナ、平湯方面に比べて3倍以上並んでいたと思います。
平湯経由で新穂高温泉まで戻りました。もう一つの楽しみにしていた飛騨牛で乾杯です。
今回は条件が揃っていた
今回は色々条件が揃って良かったです。最高の天気や経験者の先輩によるリード、山小屋でのゆったりとした寝床など…かなり恵まれていたと思います。故にこれで大キレット攻略したとか思わず、これからも謙虚な姿勢で山と向き合っていきたいと思います。