お気楽ハイキングで白砂の絶景に出会える山旅として、色々なブログで紹介されている山梨県の日向山。
わずか1660mほどの標高でこの絶景は有名だそうです。
お隣の甲斐駒ケ岳のミニ版という感じで、青空に白砂の山頂が映えます。
しかし、低山の割にこの高山風な草木の無い山頂は、ひとたび風が吹けば3000mの稜線を思わせるほどに。しかも砂が舞い上がって、さながら砂嵐のようです。
今回、ゴールデンウィーク後半に尾白川渓谷駐車場(標高770m)から渓谷沿を歩き登りました。アップダウンを繰り返し約890m登りましたので、おデブな私にはそれなりにタフな山旅となり、ゆっくり7時間ほどかけて周回しました。小さいお子様連れの家族もいましたが、ファミリーお気楽ハイキングであれば矢立石からの登山道の方が道も広くてだいぶ楽です。
スタートはここから。竹宇駒ケ岳神社です。甲斐駒ケ岳黒戸尾根への登山口でもあります。取り敢えず、今日はそそくさと黒戸尾根とは反対方向に向かいます。
美しい新緑。
百合ヶ淵。深緑な色合いが素敵です。
不動の滝。近くまで行けるようです。
割と斜度のある道を登ったり下ったり。
錦滝までくると東屋があり、何だか普通の登山道のような急登が続きます。少々道が荒れています。
でも相変わらず道標は「日向山ハイキングコース」みたいな事を書いてます。ちょっとした鎖場などもあり楽しめます。
やがて、白砂が見えてくると山頂は間も無くです。
ここまでくると、物凄い風が吹いていました。砂が舞い上がってカメラのレンズが傷付いてしまうのではないかとヒヤヒヤしました。
酷い風でしたが、まるで雪山のような素敵な景観にワクワク感が半端ありません。
甲斐駒ケ岳もバッチリ見えます。黒戸尾根は、次回への宿題ですかね。
矢立石へ下る道は、とても歩きやすかったです。
お手軽ゴールデンウィークの山旅でした。