ワンゲル部の記録長さん

山ですぐバテちゃう記録長さんの日記

MAMMUT(マムート)のビーコンも買いました

TLTビンディングに引き続き、雪崩ビーコンのMAMMUT ELEMENT Barryvox(マムート エレメント バリーボックス)をフリマアプリで購入しました。

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エレメントは、上位機種のパルス バリーボックスの一部機能をカットした廉価版になります。2017年10月にはBarryvox S、Barryvoxとしてよりレベルアップしたモデルチェンジ版が販売されるそうですが、僕の場合、万一雪崩に巻き込まれても一緒に滑る仲間を慌てず探し出せるようシンプルなコレにしました。受信感度も高いようで評判が良いです。並行輸入品の在庫品も品薄のようですしポイントで今回2.9万で買えたので我慢できずに買いました。

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さて、電池入れます。単4が3本になります。

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送信モードの初期画面がこんな感じです。しかし複数台無いとチェックができません。今度仲間同士でチェックしたいと思います。(という事で一旦電池は外します。※液漏れ等防止の為)

 

今更ですがDYNAFITのTLTビンディングを買いました。

世の中そろそろお盆休みですが、肩のリハビリの為、大した予定がありません。。そこで今年の冬のバックカントリースキーに想いを馳せながら、海外通販でこいつを買いました。

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DYNAFIT TLT Speed Turn2.0(ディナフィット TLTスピードターン2.0)です。ブレーキ無しです。今更ですが、今更なりに安いです。海外通販で2.2万ほどでした。

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MARKER Tour F12と並べたところ。明らかに軽そうです。

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ヒール側。色々調べてて、なんでも土台部分がポッキリいってしまうような記事も読みましたが、まぁたぶん実力レベルの低い僕ですのでアグレッシブになり過ぎない予定なので大丈夫でしょう。。

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恒例の重さ計測。349gと出ていますね。カタログ値は370gとの事なので、恐らく付属のビスとか入れてなんでしょうね。

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山師匠のクライミングスキン(pomoca)も一緒に届きました。

今回TLTをk2  coombackに取り付けるべく、山師匠にインビス化してもらいます!マーカーとディナフィットを使い分けるようにするつもりです。もち、板が増えた場合にもビンディングが使いまわせるようにしていくつもりです。

 

スキー用品は山用品以上に高い気がします。なので、7月はビンディング、8月はビーコン、9月はシール、10月はブーツ、、みたいにカウントダウン買い物を計画しています笑。

 

早く雪降らないかなぁ。

反復性肩関節脱臼の根治に向け手術します⑥

6月に肩関節の手術をしてから明後日で6週間が経過します。固定用の装具を取り外せる予定でしたが、結果から言うと2週間延長となりました。もう装具を外せると思っていただけにショックです。ただ、明後日からは装具のクッション部分は取り外してオッケーとの事なので、だいぶスッキリすると思います。

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この厚さ10cmほどのクッションを外せます。これはかなりありがたい。電車のシートに座るときなど、このクッションの厚みのおかげで困っていました。ちょうど鞄を小脇に抱える形になりますので3割ほど幅が膨らみ、まわりに迷惑になっていましたので。

で、

痛みは、、といいますと、装具固定している間はほぼ痛くないです。ですが、本日初めて装具を外した状態でリハビリしましたところ、筋のツッパリ感やら力が全然入らなくってのグラグラ感やらで、筋肉痛のような痛むず痒いような感じが終始し結構辛かったです。

リハビリ内容ですが、まず仰向けの状態で気をつけの姿勢から前習えの如く親指を上にして上げていきます。上がった角度は80°…健康な腕の可動域の半分以下です。。

次に同じく仰向けの状態で小さく前習えの姿勢からお腹側と外側に腕を左右に振ります。てか、外側は5°ほどしか動きません。(お腹側にはタッチできますので45°くらい?)

理学療法士さんの評価は2.5点。通常は3-4点が狙えるところこの点数らしいです。

また両手を左右に広げる動きも、まぁよくて80°ですかね。これらの動きを10回ずつ繰り返し、また椅子に座った姿勢でも行いました。

 

結局このあとの流れとして術後3ヶ月頃(9月中旬)までに今の倍近い可動域の確保と1-2kgほどの荷物負荷をかけた状態で同じように動かせるようにとのこと。更に6ヶ月目以降(年末)でMRI検査による骨の癒着加減を確認した後、重めの荷物負荷をかけての本格筋トレ開始との事。遅っ!

(こりゃ、6ヶ月目を迎える年内12月にはスキーをしようと思っていましたが、このままではダメそうです。。)

 

全てはリハビリの進行次第で、期間は短縮にはなるそうです。

ですが焦ってリハビリして変に痛めてしまっても急がば回れだし、最悪転んで固定のビスがぶっ飛べば一からやり直し…怖〜。じっくりいくしかないのかなぁと思っております。

 

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追記、傷の写真。だいたい10cm位です。上の方はだいぶ綺麗になってきましたが、傷の下半分は傷の両側が固く盛り上がっています。(後に執刀医からこれは癒着したと言われ、よく揉むように言われました。)

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反復性肩関節脱臼の根治に向け手術します⑤

左肩の手術ですが、退院してから1週間がたちました。

患部の痛みはだいぶ抑えられてきたような気がしますが、まだまだ痛いと感じています。なんか強烈な肩凝り感に似ているかもしれません。特に少しでも変な力が加わるとズーンというような重いツッパリ感が出てきますので注意が必要です。(もちろん、動かしてはいけません。かと言って筋肉が固まり過ぎ、癒着しないようにしないといけないらしく不安はあります。)

患部以外にも肩の凝りやそれからくるであろう片頭痛(特に左側)が波のように押し寄せ、この一週間は仕事をしていてもほとんど集中できませんでした。パソコンのキーボードも最初は片手で入力。手術から9日目の今日はようやく両手でチャレンジです。ただ少し時間が経ってくるとやはり痛いなぁ。

鎮痛薬としては、「トラムセット配合錠(アセトアミノフェン325mg)」を1日朝昼晩1錠ずつで1週間分処方してもらいました。あと、どうしても痛み止めを飲むと気持ち悪くなるので、吐き気止めの「メトクロプラミド錠5mg」も同時に処方してもらいました。

手術翌日の画像を入手しました。まずはCT画像から

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続いてレントゲン画像です。

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あー、ばっちりチタンスクリュービスが2本刺さっちゃっていますね。

手術過程のYouTubeを見つけましたのでアップします。

www.youtube.com

もはやガンプラ魔改造(笑)

現在できるリハビリは2つだけです。1つ目が手のひら、2つ目が肩甲骨です。まず装具で吊っている方の手のひらをグッパーグッパーしたり甲をそらしたり伸ばしたり、また反対の手を添えながら手首を回してあげたりします。次に肩甲骨を寄せるのですが、これが難しく、肘が背中より後ろにいってはいけません。あくまで両手はおへそのあたりで胸を張り、ぐいぐいっとちょっとずつ肩甲骨を寄せます。まぁ現段階ではこのくらいのことしかできません。

着替えや就寝は自宅だと色々苦労します。まず着替えは、装具ごと枕に乗せてから装具を外し、絶対に肩に力が入らないようにしなくてはなりません。手を少しでも浮かすと肩に力が入るので要注意です。服はすべて前開きのシャツになります。患部の方の手から肩に力が入らないように袖を通し、反対の手を駆使しながらなんとか着ます。着終わったら枕の上に装具を滑らせながら装着し、ここで一安心という感じです。

就寝時は、入院中上半身に30度の角度を付けてもらっていたのですが、家にはそんな便利な介護用ベッドはありませんので、布団の下にマットレスを何層かかまして角度を付けています。あとは寝た時に肘がだらーんとなるとめちゃめちゃ肩にテンションがかかり痛いので、それを回避するために患部の肘の下にはクッションを挟みます。この状態をキープしながら寝ることになりますので、背中に熱をもたないようにアイスノンを敷いています。これでも夜中は未だに1~2時間毎に目が覚めてしまう状況です。

明後日で手術後11日目となり病院に予約が入っています。ここで抜糸できるはず。

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ちょとグロいですが、患部をアップ。キズパワーパッドのオバケみたいなのでしっかり覆われております。抜糸後にやっとお風呂許可が出ます。早く抜糸して欲しいです。

 

追記: 抜糸後2週間ほど、縫い目に小さい穴が空いてしまい出血が止まりませんでした。かなり大量に出血しました。血は茶色く濁っていましたので古い血だと思います。ただ、血が抜けたおかげでソフトボール大に腫れていた患部が元に戻りましたが。

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反復性肩関節脱臼の根治に向け手術します④

肩脱臼の件ですが、無事手術終わりました。手術方式は、結局肩の先の尖り骨(=烏口突起)をその先の上腕二頭筋に繋がる筋ごと切り落とし、削りきっていた関節窩にスクリュー留めするLatar jet(ラタジェー)法となりました。(正式には、観血的関節制動術(肩)(左側)と言うようです。)

以前これは昔からある手術方式みたいに書きましたが、間違いで先生の話によるとアメリカの最新の手術方式のようです。

NASAの最新の…みたいなノリがいいですね。。

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これは先生に描いてもらいました説明用の画になります。骨同士がくっつくまで筋は引っ張っちゃダメよということで矢印方向に×がついています。しばらくは安静です。

ところで、今回大部屋が埋まってしまったとか何とかで特別個室に案内されました。1日12960円也。ヒャー。

f:id:uccari8:20170619053047j:image12階の部屋からは展望も良く、海沿いの病院ですが、山側の部屋に。

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でも夕陽が綺麗…

 

木曜日に入院し、24時以降食事制限、翌6時以降飲み物制限で金曜日の朝8時に手術室へ向かいました。全身麻酔で4時間かかったそうです。目が覚めた時はお決まりの苦痛感と拘束感。両足はポンプみたいなのに繋がれ、肩は全く動かせません。酸素マスクしながら痛みの中寝るしかありませんでした。

この日は夕食オッケーでしたが、全く摂れず。翌日土曜日も朝昼ご飯を抜きました。とにかく痛くて痛みどめを点滴注入すると吐き気が襲いの繰り返し。夜は変なうめき声をあげちゃったので、個室でかえって良かったです。

日曜日午後位から少し楽になってきました。そして月曜日の今日退院予定です。やっとスマホで文字を打てるまでに笑。

 

この後は、10日程で抜糸。そしてようやくお風呂許可がでるとのこと。この暑い時期厳しいです!そして最低6週間は装具で固定します。

何とか早く回復したいです。

 

追記 : 最終的にかかった費用ですが、

1.手術料 : 423,490円

2.麻酔料 : 125,320円

3.リハビリ : 18,550円(1日2回でした)

4.DPC診療分 : 164,060円

5.その他 : 9,120円

合計 : 740,540円です。

但し、限度額適用認定を受けてからの治療でしたので、自己負担額は9万円弱で済みました。(年収がバレる笑)

後は、飯が食えず点滴になった分や食事代。豪華個室4泊5日と初診料他が、6万円ちょっとと消費税で実質負担額は15万円強となりました。

あと装具代と生保への証明書類代が各数千円程かかります。

実質負担額に対し生保14万円ほど請求できますので、実際にかかった費用は3万円弱となります。ありがたや。通院保証のある方は更に費用がかからない感じですね。

と、赤裸々にご報告致します。

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梅雨時期の登山の思い出②

続いて、4年前の2013年も梅雨の雲ノ平を歩いた事を思い出しました。この年の梅雨明け宣言は異常に早く7月10日前後で発表されました。がしかし、その数日後に富山県の折立から雲ノ平を経て新穂高温泉に抜けた際は、前半思いっきり強烈な雨にやられました。

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雲ノ平に着いた頃に雨が上がった様子。夜行バスが富山駅に着いたところから豪雨だし、太郎平でも数メートル先が見えないほどの霧雨、薬師沢ではエメラルドグリーンの沢を見るどころか濁流だったし、雲ノ平への最後の急登も蒸し暑い雨でした。そして最後の秘境、雲ノ平でようやく雨が上がってくれた時は本当にうれしかったです。

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雨で緩んでいたのかな?思いっきり道をそれて崩してしまった雪渓…50cmほどですが穴に落っこちて、ちょっと怖かったです。

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で、翌日も朝5時に1m先が見えないんじゃないかってくらいの雨で愕然としましたが、午前7時頃から急に晴れてきて水晶岳方面が見えた瞬間です。この日は祖父岳、ワリモ分岐から鷲羽岳、三俣蓮華岳を経て双六山荘まで向かいました。

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この時期らしい残雪模様の北アルプス

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双六岳をまいて双六山荘へ向かうところ。もうヘロヘロでした。

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f:id:uccari8:20170613024319j:plain1日目、2日目と雨にやられましたが、3日目、4日目は最高の天気となりました。2勝2敗ですのでまずまずの成績でしたかね。

 

梅雨時期は勿論梅雨の晴れ間を狙いますが、雨もまた楽しむという姿勢で望めば、それもまた楽しいかと思います。またこの時期は山小屋も空いており、太郎平小屋と双六小屋は個室状態。雲ノ平山荘も自分らの他に2名だけ。内1名はその後意気投合し、新穂高まで行動を共にするなど思い出深い山旅となりました。

特に過去の記憶になると楽しかった部分ばかりが浮き彫りにされている感じです。

梅雨時期の登山の思い出①

今年の夏は怪我の治療で夏山おあずけだなぁと思いながら、今からちょうど2年前(2015年)、梅雨時期に八ヶ岳の真教寺尾根から赤岳を目指し、キレットを越え、権現岳から三ッ頭を経て天女山に降りるルートを行った事を思い出しました。

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見事な雲海に浮かぶ双子の尾根「県界尾根」と「真教寺尾根」。これらは赤岳に近づくにつれ物凄い斜度になってきます。

f:id:uccari8:20170613021438j:plain真教寺尾根の鎖場。最大斜度は70°くらいだったと思うので、見かけによらず鎖に頼らなくても登れます。

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赤岳よりキレットに向かう途中のブロッケンらしき影。

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キレットより権現岳を望みます。この時は梅雨の晴れ間でとても気持ちの良い登山となりました。