左肩の手術ですが、退院してから1週間がたちました。
患部の痛みはだいぶ抑えられてきたような気がしますが、まだまだ痛いと感じています。なんか強烈な肩凝り感に似ているかもしれません。特に少しでも変な力が加わるとズーンというような重いツッパリ感が出てきますので注意が必要です。(もちろん、動かしてはいけません。かと言って筋肉が固まり過ぎ、癒着しないようにしないといけないらしく不安はあります。)
患部以外にも肩の凝りやそれからくるであろう片頭痛(特に左側)が波のように押し寄せ、この一週間は仕事をしていてもほとんど集中できませんでした。パソコンのキーボードも最初は片手で入力。手術から9日目の今日はようやく両手でチャレンジです。ただ少し時間が経ってくるとやはり痛いなぁ。
鎮痛薬としては、「トラムセット配合錠(アセトアミノフェン325mg)」を1日朝昼晩1錠ずつで1週間分処方してもらいました。あと、どうしても痛み止めを飲むと気持ち悪くなるので、吐き気止めの「メトクロプラミド錠5mg」も同時に処方してもらいました。
手術翌日の画像を入手しました。まずはCT画像から
続いてレントゲン画像です。
あー、ばっちりチタンスクリュービスが2本刺さっちゃっていますね。
手術過程のYouTubeを見つけましたのでアップします。
現在できるリハビリは2つだけです。1つ目が手のひら、2つ目が肩甲骨です。まず装具で吊っている方の手のひらをグッパーグッパーしたり甲をそらしたり伸ばしたり、また反対の手を添えながら手首を回してあげたりします。次に肩甲骨を寄せるのですが、これが難しく、肘が背中より後ろにいってはいけません。あくまで両手はおへそのあたりで胸を張り、ぐいぐいっとちょっとずつ肩甲骨を寄せます。まぁ現段階ではこのくらいのことしかできません。
着替えや就寝は自宅だと色々苦労します。まず着替えは、装具ごと枕に乗せてから装具を外し、絶対に肩に力が入らないようにしなくてはなりません。手を少しでも浮かすと肩に力が入るので要注意です。服はすべて前開きのシャツになります。患部の方の手から肩に力が入らないように袖を通し、反対の手を駆使しながらなんとか着ます。着終わったら枕の上に装具を滑らせながら装着し、ここで一安心という感じです。
就寝時は、入院中上半身に30度の角度を付けてもらっていたのですが、家にはそんな便利な介護用ベッドはありませんので、布団の下にマットレスを何層かかまして角度を付けています。あとは寝た時に肘がだらーんとなるとめちゃめちゃ肩にテンションがかかり痛いので、それを回避するために患部の肘の下にはクッションを挟みます。この状態をキープしながら寝ることになりますので、背中に熱をもたないようにアイスノンを敷いています。これでも夜中は未だに1~2時間毎に目が覚めてしまう状況です。
明後日で手術後11日目となり病院に予約が入っています。ここで抜糸できるはず。
ちょとグロいですが、患部をアップ。キズパワーパッドのオバケみたいなのでしっかり覆われております。抜糸後にやっとお風呂許可が出ます。早く抜糸して欲しいです。
追記: 抜糸後2週間ほど、縫い目に小さい穴が空いてしまい出血が止まりませんでした。かなり大量に出血しました。血は茶色く濁っていましたので古い血だと思います。ただ、血が抜けたおかげでソフトボール大に腫れていた患部が元に戻りましたが。
<反復性肩関節脱臼の根治に向け手術します⑥ へ続く>