GWはスノーハイク的な事しかできなかった(新潟焼山にバックカントリースキーに出掛けたつもりが単なるスノーハイクに - ワンゲル部の記録長さん)ので、やっぱりもう一回滑りに行くことしにしました。今回も先輩のお勧めになるのですが、白馬の追上沢になります。
猿倉荘の駐車場1,233mをスタート。1,948mポイントで雪質がストップスノーとなりましたので、そこをドロップポイントとしました。標高差715mを3時間50分かけましたので、今回もややハイク時間長めです。時間あたりの獲得標高は186mと一般的なコースタイムの約1.3倍の時間をかけた事になるかと思います。
◾️今回のコース
5月8日(土)
07:00 猿倉駐車場出発(標高1,233m)
08:25 追上沢取り付き
10:10 1,800m付近(稜線に乗るポイント)
10:50 1,948m付近(今回のドロップポイント)
お昼休憩
11:35 ドロップイン
12:00 滑り終わり、林道に向けて移動
13:00 猿倉駐車場到着
GWの降雪も影響してか雪が豊富にありました。焼山に行った4日あたりはまだまだパウダーのところもあったようです。ただ猿倉駐車場では県警の方が雪崩の注意喚起をされていました。
コースマップ
もう少し上の方まで行けたかな?
今日もピーカンです!でも風は強め
朝方、駐車場は風が結構吹いていて尾根まで上がった際の風が心配されましたが、結果としては徐々に風は収まる方向で、歩き始める頃にはほぼ無風になりました。今回も最高に良い天気でラッキーです。
猿倉駐車場、やや風が強めです
林道を登り白馬尻方面へ向かいます
駐車場から上がってすぐのところの林道では雪があったり無かったりでしたが、皆さん気にせずシールのまま歩いている方も多かったです。
振り返ってみて…
そしてそこそこの人出でしたので今回はトレースもバッチリです。
右手に金山沢が見えてきました。
ここも滑ってみたいルートです
ややアップダウンがあるものの今回は道も分かりやすく順調に進みます。
帰りも通るのでルートを覚えておきます
途中、つづら折れのところをショートカットしようとしてズリ落ちましたが、今日は何とか余力もありそうです。
1時間半ほど歩いて、本日のルートである追上沢の取り付きに到着しました。
ゆる〜い感じの素敵なルート
今日はクトー使って楽します
尚、万全を期して本日はクトーに頼ります。既にザラメ雪で崩れやすい為、気休めかもしれませんが無いよりマシな気がしています。
必殺!?クトー
しかし非常に良い天気のため、Tシャツ1枚ですが汗が吹き出します。
ずーっと真っ直ぐ登ります
青空をバックに映える木立
正面に見えるのがジャンクションピーク
双子尾根と杓子尾根が交わる付近にそびえるのがジャンクションピークというそうです。今日はそこまでは行かない予定ですが。。
クレーターのような窪地の縁を行く先輩
尾根筋が見えてきました。向こう側はダイナミックな長走沢です。
あの木立の向こうが長走沢です
茶色いザラメ雪と白いストップスノーのコントラストが春スキーらしさを演出します。この白い雪は数日前の降雪によるものと思われます。見た目は綺麗な雪ですが、茶色いザラメ雪ゾーンに比べてかなりブレーキがかかり、滑るときにちょっと怖かったです。
尾根まで登り切ると小日向山(1,907m)が見えてきました。
丸い山頂の小日向山です
ここから更に右斜め方面に登ります。しかしストップスノーも多くなってきましたので、ここらでハイクをやめることにしました。
ここを登って終了〜
標高は低いですが開放感あふれる斜面をドロップイン!
本日のドロップポイントです。取り敢えずお昼ご飯にしました。
ひゃー良い眺め
ドロップイン!白馬尻方面を目指して滑り降りる事にしました。
颯爽と滑るてれまくり先輩
縦溝もそれほど無く滑りやすい斜面
大雪渓が見えてきました。なんだか様子が変です。
白馬大雪渓…デブリがすごいんですけれど…
大雪渓で雪崩れてたんですね。どうりで県警の方が出ていた訳です。(相変わらず下調べが足りない…)2月はあまり雪が降らなかったような話を地元のガイドさんから聞いていたのですが、その後降ってたんですね。この時期でも雪崩に注意ですね。
写真撮りながらゆっくり滑り降りましたが、30分弱で滑り終えました。あとはまた行きに歩いた林道まで戻って、今回はスキーで滑って降ります。
なんとか前回の雪辱は果たせたかな?
見覚えのある道…
ただ斜度が無く、漕ぐように進みます。疲れるぅー。
再び猿倉駐車場に無事到着
少しお日様も陰ってきた13時には駐車場まで戻ってきました。今日も飯、風呂抜きでさっさと直帰します。
ユルユルな行程ではありましたが、今回は何とかバテずに済みました。シーズンの締めくくりとしても最高のBCスキーとなり大満足です。