先日、日本酒会で知り合いました方より荻窪の大田黒公園の紅葉が見事だとの話をきき、嫁と両親誘っていそいそと参る事にしました。
ライトアップが名物らしいのですが、高齢の両親をあまり寒いところに連れ出せないと思い、今回は日中に行く事にしました。
週末ということもあってか、公園近くの駐車場はほぼ満車で多くの人で賑わっていました。
ライトアップされた紅葉が水面に深く映る様を見たい気もしたのですが、昼間の陽の光を受けた紅葉もまた見事でしたので良しとします。
人工的に作られた公園だけにモミジとイチョウがバランスよく配置されていて、庭園としても非常に整った感のある公園です。特に陽の光を受けたイチョウは見事ですね。ここは順序に沿って道を歩くだけでも手軽に自然に触れられますのでお散歩にももってこいな場所です。
因みにカメラをうっかり忘れてきてしまったので、今回はスマートフォンで撮影しました。他のお客さん達は、割とガチ目なカメラで思い思いの画を切り取っておられました。
都心は久々に青空が広がり、とても気持ちの良い日です。
紅葉と木漏れ日も計算された感じで木々が配置されていて、素敵でした。
公園入口付近のイチョウ並木。地元横浜の日本大通のイチョウ並木も見事ですが、こういうコンパクトな都心の公園で愛でるイチョウもまた風流です。
大田黒公園について調べてみたところ、音楽評論家の大田黒元雄さんという方の屋敷を日本庭園風にした公園で杉並区が管理しているという事が分かりました。この公園は都心にあるからこそ、その存在の温かさみたいなものがより浮き彫りになる感じだと思いました。
ライトアップは本日12月1日(日)まで。来年は幻想的と言われる大田黒公園の紅葉ライトアップを愛でる為、日本酒を呑んだ帰り道にでもふと立ち寄りたいものです。