ワンゲル部の記録長さん

山ですぐバテちゃう記録長さんの日記

甲斐駒ケ岳の花崗岩は美しい

何年かに一度の大型連休となった2015年のシルバーウィーク。どこも混んでたのではないでしょうか?まとまった休みが取れるとなると急に浮足立って、まるで計画が立てられなくなる私ですが、今回、山の師匠のお誘いもあり、南アルプス甲斐駒ケ岳に行って参りました。

 

北沢峠のテント場にテントを張ってから双児山方面に向かいます。

f:id:uccari8:20151008004415j:plain

キャンプ場の様子です。テント多かったですが、すごいギュウギュウでもなく、よく探せばスペース見つけられるといった感じでした。

 

さて、双児山へのルートですが、とても静かな道です。連休にもかかわらずほとんど人に会いません。f:id:uccari8:20151008005144j:plain

時折、樹林帯の合間から南アルプスの女王「仙丈ケ岳」が望めました。稜線が綺麗ですね。

そういえば今年の1月は仙丈ケ岳敗退したんだよな。。。戸台から川沿いを苦労しながら北沢峠まで歩いたのにも関わらず、体重オーバーな私は小仙丈までの登りでズボズボと足を踏み抜きまくりながら五合目手前で時間切れとなり、更に吹雪ちっくになってしまい下山を余儀なくされました。。

 

そんなどうでもよい余韻に浸りながら、双児山に着きました。山頂はこんな感じです。

f:id:uccari8:20151008005333j:plain

森林限界を超えるといよいよ南アルプスの貴公子「甲斐駒ケ岳」がだんだん大きく見えてきます。紅葉が少しずつ始まっています。f:id:uccari8:20151008005515j:plain

f:id:uccari8:20151008005852j:plain

駒津峰までくると甲斐駒ケ岳の山頂はもう目の前です。花崗岩が白く輝いていて美しい。

今回は、岩稜直登コースを行くことにしました。岩稜直登コースは、石の大きさが大きく結構全身を使って攀じ登る感じでした。地図上では点線になっていますが、しっかり足場を確保しながら登れば特に難しいコースではありません。

f:id:uccari8:20151008005932j:plain

その後、駒津峰から甲斐駒ケ岳山頂まで2時間弱もかかってしまいましたが、少々バテながらも何とか山頂を踏むことができました。少し雲が出てきてしまいました。写真は山頂の祠です。

f:id:uccari8:20151008010514j:plain

下りは砂礫の道を行きます。摩利支天の紅葉の色づきが美しかったです。

f:id:uccari8:20151008010845j:plain

下りは結構きつかったですね。登りで体力消耗しきったせいか、仙水峠までの道のりも長く感じられたし、仙水峠の岩ごろでだいぶ疲れ切ってしまいました。

途中通過した仙水小屋の水は美味しかったですね。もちろん、テントに戻ってから飲んだビールも最高に美味しかったですが(笑)。

 

以上、シルバーウィーク前半の甲斐駒ケ岳の様子でした。