ワンゲル部の記録長さん

山ですぐバテちゃう記録長さんの日記

まだまだ雪たっぷり、高峰山でスノーシューハイク

ヤマケイオンラインを見ていたら高峰温泉からの情報で3月上旬にまとまった降雪があったらしいことを知りました。

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「これはチャンス!?」

本当(?)は、山スキーに行きたいところですが、嫁とスノーシューハイクの約束をしていたので、「それでは高峰山スノーシューハイク」へ行こう!という事になったわけです。

しかし週末は低気圧が通過し土曜日AMと日曜日PMは悪天候の予想。。。なので日曜日の早朝にサクッと登って温泉にでも浸かって帰ろうと慌てて計画を立てました。

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高峰高原ホテル前から明け方の空を望む。

いいじゃない。予想通り午前中の早い時間は天気がもちそうです。

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鳥居を目印に入口を探しますが、雪が吹き溜まっており、鳥居の色も白く一見すると良くわからない感じでした。尚、積雪量はこんな感じです。気温も-10℃前後で、まだ余裕でフッカフカです。

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歩き始めてしばらくするとトレースが現れました。やや踏み固められた感じです。

f:id:uccari8:20190317195041j:plainシャクナゲの葉っぱがまるまって冬っぽさを醸し出す一方、芽がプクッとふくれて春を感じさせます。

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稜線に出ました。

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さぁ、山頂まで半分というところでしたが、嫁が雪を怖がり始めたので、ここで断念しました。

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下りもまた楽しい。。

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黒斑山方面の雪はどんな感じでしょうか?

 

今回山頂こそ踏めませんでしたが、わずかな天気を狙ってフカフカの雪の上を歩けたのは非常にラッキーでした。

同僚のボーダーと乗鞍BCに行く

今回初めてBCにチャレンジするという同僚と乗鞍岳バックカントリーに行ってきました。ガイドはいつものリトルピークス代表のミネさんです。

f:id:uccari8:20190309225732j:image前日に降雪があった為、上の方はパウダーでした。しかし、ツアーコースはモナカ食べ放題という苦行を強いられました…

今回のコースは、、

f:id:uccari8:20190310114812j:plainMt.乗鞍スノーリゾートでリフトを3本乗りつぎ、9時半頃かもしかゲレンデのトップからスタートしました。

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いきなり迫る目の前の急登もシールもよく効き難なくクリアできました。しかしその先のツアーコースはバッキバキのモナカ雪。前日の雪はどうやら湿雪であったらしくあっという間に表面がカリカリに仕上がっていました。(帰りが怖い・・・)

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6番の先で休憩します。

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ツアーコース終点の分岐

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樹林帯を抜け、いよいよ滑る斜面が見えてきました。上の方はパウダーのようです。

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富士見岳と摩利支天岳の鞍部を狙って登ることに。

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あともうひと踏ん張り・・・

f:id:uccari8:20190310120456j:plain14時頃到着~。今日はここからドロップインすることにします。

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ひゃ~。行くぜ!

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ややパウダー、最高!

f:id:uccari8:20190310122325j:plainシュカブラにつかまると途端にコントロールが難しくなります。できるだけパウダーっぽいところを選んで滑りました。

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モナカが始まりました。。。

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一旦、沢に逃げ込みます。

ツアーコースの5~6番あたりのヘビーモナカを避ける為に沢を滑ることに。日かげ(右)はパウダーが残り、日当たりのよいところ(左)はパキパキという難しいルートを進みます。

そしてツアーコース4番あたりでコース復帰しました。

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ツアーコースは苦行の道を行きます。

まるで砕氷船になったかの如くモナカ雪をバキバキ割りながら進みますが、ほぼコントロール不能な状態です。

途中、テックビンディングが外れまくる奇病に襲われ時間がかかってしまい、16時半頃滑り終わりました。

同僚ボーダーさんも初めてのBCに大満足していたようですので、今回のBCも大成功でした。

35周年の六日町八海山スキー場で塩ちゃんこをいただく

今シーズンは湯沢方面には全く出掛ける機会が無かったのですが、古い先輩のお誘いもあり、六日町八海山スキー場に行ってきました。f:id:uccari8:20190304194242j:imageロープウェイ山頂駅から八海山方面をのぞみます。

ここはロープウェイで一気に標高を稼ぎ、なかなかのロングコースを滑る事ができる硬派な感じのスキー場です。地元っぽい方々がめっちゃ格好良く滑り倒していました。

訪れた3月3日は最大38°の斜度を誇るエキスパートコースについて、最上部付近に大きなクラックが入った関係で最上部のみ滑走禁止でした。(並走する初心者コース「らくらくコース」を使えばコース途中からは進入できました。)

もう春ですね。。

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f:id:uccari8:20190304195011j:imageこの日はオープン35周年の記念として「バターもち?」と「塩ちゃんこ」を無料で振舞っていました。バターもちはほんのり甘く、ちゃんこは味がしみてて美味かったです。

f:id:uccari8:20190304195747j:imageロープウェイ山頂駅からちょっと上がったところに小屋と展望台がありましたので、スキーブーツのままツボ足で登ってみました。展望台は一番上の部分のみが雪の上にひょっこりと出ていました。

f:id:uccari8:20190304203122j:imageロープウェイと反対側の景色。何となく春めいているような。。

 

f:id:uccari8:20190304201618j:imageゲレンデは日曜日でも空いていてロングコースを独占状態でした。ただ雪質はちょい重めで低温用ワックスは、もはや合わない感じでした。
f:id:uccari8:20190304195743j:imageちびっこゲレンデにはかわいい富士山が笑。楽しそうです。

 

久々に滑る事だけに徹して何往復もしたので脚がパンパンに。。六日町インター近くの共同浴場で疲れを癒しました。
f:id:uccari8:20190304195732j:image「湯らりあ」という共同浴場です。なんと源泉掛け流しという贅沢さ。ちょっと熱めのお湯がなんとも気持ち良い。しかも大人400円で利用できます。

 

六日町八海山スキー場、来シーズンはトップシーズンにまた訪れたいですね。

 

来月のBCに向け根子岳でトレーニングしてきました

菅平、奥ダボスから根子岳に行ってきました。

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高気圧に覆われて快晴です。風もほとんど無く暖かくて、まるで春スキーに来た感じです。

 

初めてスキーをしたのが大学1年生の時で、ここ菅平でした。そして左肩を初めて脱臼したのもその時でした。なので色々思い出深いはずでしたが、、あまり思い出せない。。根子岳ツアーは昔からあったと思いますが、当時ヘリスキーだった気がします。今はCATが2台体制でゴーっと音を立てながら、なんと山頂付近に向けて走って行きました。

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自分はBCの訓練のため、自力で歩くこととします。しかし、昨晩この付近は雪の予報でしたが、山頂付近でちょろっと降っただけのようで、結局ガリガリにウィンドパックされた斜面を登って滑ることになりました。

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表面に薄っすらパウダー?

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白樺が綺麗。。。

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スノーモンスター達は既に退散済みでした。。

f:id:uccari8:20190224220100j:plain何往復か抜いていかれたCATが山頂付近でUターンしていました。

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ここCAT山頂駅から根子岳山頂まであとわずかですが、最後このような斜面を上がっていく必要があります。なのでここにスキー板をデポしてから山頂に向かいました。

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山頂到着です。2時間以上かかってしまいました。お向かいの四阿山もあまり雪が多くない感じです。ただそれでも場所によっては木がすっぽり埋まるくらいの場所もあり、うっかり腰まで踏み抜き焦りました。

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北アルプスが一望できます。鹿島槍ヶ岳の双耳峰がかっこいいです。

 下りはいつもながらあっという間です。最初わざとCATの尾根筋を避けて滑っていたのですが、ガリガリであまり気持ちよくなく、結局はCAT道に戻ってきてしまいました。ここはゲレンデと何ら変わらない斜面で普通に滑りやすくアルペンスキーヤーの方々も次々に滑って行きました。

 

やっぱりパウダー滑りたいっす。

今シーズン、遅ればせながらBCの準備に取り掛かる

前回整備したK2 coomback114(そうだcoomback114で滑ろう - ワンゲル部の記録長さん)

乗らないままでは勿体ないので、次回のBCに備え都心からサクッといける川場スキー場で何本か落としてきました。

f:id:uccari8:20190217223548j:image降雪時の川場はとてもいいっす。ここのコース外は勿論NGですが、コース端っこの方などパウパウフカフカでした。

駐車場のあるKAWABA CITYからリフト1本上がったパノラマハウス前から出ているフード付きクワッドリフトとその隣にある無名峰トリプルリフトを回しました。

f:id:uccari8:20190217224152j:imageクワッドリフトの先は武尊山に向かう登山道になります。沢山の登山者達が登っていきましたが、天候的にもイマイチだった為かBCっぽい人は見かけませんでした。

トリプルリフトからはモーグルコース(最大34°)、おためしコース(最大26°)、ビギナーコース(最大16°)の3本のコースがのびていましたが、モーグルコースとおためしコースはカリカリバーンの上にフカフカ雪が積もっている感じで滑る人も少なく空いていました。

f:id:uccari8:20190217224438j:imageリフト下を誰かさんがシュプール残しています。フカフカ加減が伝わってきます。
f:id:uccari8:20190217224446j:imageまだ誰も踏み入れていないバージンスノー。
f:id:uccari8:20190217224425j:imageコースは流石に滑りまくった後で荒れていましたが、coomback114は、その太さとR:23mの割にグリグリとよく回りそしてよく浮きました。ビギナーコースから上級コースまでとても取り回しが良かったです。さすが名機。最初に買ったcoomback102よりも若干短い177cmというのも自分には合っていたのだと思います。

「次回はこいつで山を滑ろう。」
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木立を眺めながらツリーランなんぞ妄想しつつ今日は午前中であがりました。

帰宅してから新たに用意したクライミングスキンを早速板に合わせてみました。

f:id:uccari8:20190217225731j:imageグルーが若干べた付きますので、一枚剥いてから使おうかとメンテナンスを計画中です。次回はこの組み合わせで久し振りのBCにチャレンジしたいと思います。

葉山の海

沖にぼんやり江の島をのぞむ…森戸海岸の先の真名瀬漁港。ここは趣のある葉山町の街並みを抜けるとフワッと葉山の海が現れるポイントで結構好きです。写真の場所は最近コインパーキングに整備されてしまったようですが。

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鎌倉からまっすぐ海に向かい由比ヶ浜で左に曲がると渚橋のたもとに昔お洒落な「デニーズ逗子店」があったのを思い出しました。ただ如何にも表の顔らいし「逗子店」に対し、その渚橋を右に折れ県道207号の細い路地を進んだ先にひっそり佇んでいる「デニーズ葉山森戸店」の方が自分的には主張しない裏のデニーズ的な感じで好きでした。結果的にはこの「葉山森戸店」だけが今も残っている形ですが。

特に生まれ育った街というわけではありませんが、地元からも近い葉山は鎌倉あたりの喧騒からも離れ、落ち着いた空気が流れる感じがして何となく気に入っています。なのでランニングやロードバイクで立ち寄ることも多いです。

f:id:uccari8:20190217215332j:image今年のお正月の早朝に撮影した森戸大明神越しの富士山。勿論この先の長者ヶ崎や立石公園から見る富士山も格別なのですが、ここの漁船と富士というのもなかなか雰囲気出ていると思います。

尚、3年前の撮影になりますが、沈む夕陽と富士山。

f:id:uccari8:20190217220800j:imageいずれも何かしらのトレーニング中の撮影の為、スマホの写真になりイメージを伝えきれないのが残念ですが、それでも葉山の海は画になります。

バックカントリースキー用のザック補修

バックカントリースキー用に買ったospreyのswichi36に穴が開いて久しいです。(腰ベルトの付け根部分です。)

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中古で買って1回目のBCで穴を空けてしまいました。

バックカントリー用ザックというモノがある事を知り - ワンゲル部の記録長さん

 

内側にポケットがあり、安いスコップを入れたら、切れちゃった感じです。

買った後で、背面フルオープン&アクアソース付きの「swichi40+5」の存在に気付き、そっちの方が良かったかも等とちょっと後悔もしてたり…なんて思いながら毎回この「穴」をガムテープで塞いでは剥がれを繰り返していました。

「修理してみるか…」

やっと重い腰をあげて直す事にしました。

f:id:uccari8:20190211192633j:imageこんなものを手芸屋さんで買ってきました。(※針はこんなにたくさん要りません。ストレートのやつ1本で十分です。)

f:id:uccari8:20190211192904j:imageまず背面のボードを抜き取ります。何かファスナーがひっくり返っているところがあり、開けてみるとこれが出てきて取れます。
f:id:uccari8:20190211192916j:image裏返しにします。

f:id:uccari8:20190211192919j:image更に内ポケットのところでもう一回裏返します。穴が見えてきました。
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  1. 穴の両側を合わせて縫えばくっ付ける事が出来そうですが、なんせ千切れた布が小さ過ぎるので、補修用ナイロンシールを付け足して縫い易くします。
  2. 布用両面テープを縫い合わせる布の面に貼ります。
  3. 縫い合わせ面をくっ付けます。
  4. ズレないように安全ピンで仮どめします。

f:id:uccari8:20190211192858j:image返し縫いで縫ってみました。
f:id:uccari8:20190211192850j:imageどうやら何とか縫い付けられた感じです。
f:id:uccari8:20190211192909j:image元どおりひっくり返したところ。変なギャザーが寄っちゃうかと思いきや、それなりな見た目で一安心です。
f:id:uccari8:20190211192845j:image最後に念の為、上から防水用補修布をアイロンペッタンでくっ付けます。すぐはがれるかもしれませんが、今のところしっかりくっついているようです。
f:id:uccari8:20190211192912j:image完成です。

はっきり言って強度がどの位か分かりませんが、すぐ剥がれちゃうガムテープでくっ付けるよりはマシな感じです。次は取り敢えずこれで試してみるとします。