ワンゲル部の記録長さん

山ですぐバテちゃう記録長さんの日記

zuma eclipseを春のバックカントリー板に おまけ編

昨日加工処理したzuma eclipseのTLTビン用インビスですが、やっぱりもっとセットバックしたいとの気持ちが強くなりました。

で、結局また穴を開ける事にしました。板の強度も心配ですが、自分用としてしか使わないのでまぁ良いでしょう。

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右が昨日セットしたメーカーセンターよりマイナス1cmです。左がマイナス5cmになります。見た目のバランスはいい感じっすね。

マイナス5cmの場合、キャンバーのカーブのどの辺りに中心がくるのだろう。

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これが1cmバックの位置です。盛り上がったカーブのほぼ真ん中にビンディングがセットされています。正にパーク向け。ただパーク遊びはアルペンビンディングにしますが。

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で、5cmバックの位置。あれ?思ったほどキャンバーの盛り上がりからビンディングの中心が外れないなぁ。では、やっぱりフロントの安定を狙って5cm下げますか。

 

面倒ですが再び板の中心線を出し、ビンディングのテンプレートを板にのせてみて5cmバックの位置決めをしてみたのですが、、

もしや…昨日開けたフロントピースの後ろ側の穴が5cmバック時の前側の穴として使えるかも?

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穴の位置関係です。前後の穴は約3.8cm※離れています。という事は、昨日開けた穴が1cmセットバックでしたので、4.8cmセットバックできる計算です。よし、早速穴開けちゃおう。

※後日追記、正しくは3.9cmのようです。

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フロント側ですが、水色の⚫︎印を最終的にに利用するイメージです。

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おぉ、だいぶ後ろに下がったぞ(右側です)。これで立山乗鞍岳行こう。

今回だいぶ試行錯誤しましたが、失敗を重ねないとうまくいかないですね。

 

その他、春仕様

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ポールのバスケットをコンパクトな3/4タイプに。

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クトーは…サイズ合ってないけれど、定番の下駄取り付け加工モノ。

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薄手のグローブ。。

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あー、とにかく楽しみです。

zuma eclipseを春のバックカントリー板に

今シーズンは暖かい日が続き雪解けが早く、残す予定も立山乗鞍岳バックカントリーのみとなりました。

もともとスキー仲間より春のBCは今のK2 coombackよりも短くて細い板がお勧めと言われていたので探していましたが、気に入った板が手に入らなかったのでフルツインチップのzuma eclipseをBC向けに仕上げる事にしました。

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まずシールを調達しました。初めてのシリコン系シールのgeckoです。革新的な分子吸着なんちゃらかんちゃら。。粘着面同士がくっついても問題無くチートシート要らず。いいじゃない何となく。で、適当なサイズにカットされている物を買いましたが、おー割とピッタリ!嬉しい。テール側が少し足りなかったか!まぁいいや春用だし。

しかしウェブで諸先輩方のレビューを拝読するに結構トラブルが多そう…初期型のソールが黒いやつは特に粘着面が剥がれたりと色々厄介らしいですね。でも僕が中古で買ってみたのは。。あ、赤だ。取り敢えず大丈夫そうです。

今回はツインチップ板に固定する為、シールのテール側の固定にはG3のツインチップコネクタが便利です。という事で、それも調達しました。

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購入したシールはありがたい事にテールフックがG3に変えてありましたので、ツインチップコネクタを付けるだけで済みました。

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geckoのテールフック、あんまり評判良く無いらしくこの改造も定番らしいですね。

次にTLTに対応すべくまたまたインビス作業なのですが、、はて、何センチセットバックさせるか??悩みました。。

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元々チロリアのPeak12をインビスしてましたので、結局その穴を避ける必要があるわけで、セットバックできる長さの選択肢は限られます。

隣の穴とのバランスが良いのはマイナス1cmです。それ以上だとマイナス5cm位にしないといけない感じです。

マイナス1cmとマイナス5cm、どっちがいいかなぁ?

BC向けならフロントを長めにとる方が安定しますが、eclipseは板の中央にキャンバーの強い板だし、マイナス1cmくらいの方が中心に近くてしっかり踏めるのかな〜。わからん。

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結局まずはマイナス1cmにしてみて、こんな感じになりました。

ツアービンディングに戻したcoombackと比較したところです。

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こりゃあ、どうみてもパーク向けにしか見えない笑。やっぱりマイナス5cmだったか!?

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取り敢えず今回この設定で滑ってみる事にします。そもそもシンメトリーなフルツインチップでBC特性に寄せた板作りっていうのが難しい笑。

 

立山は室堂山荘を拠点に室堂山、浄土山方面を登ろうと思います。急斜面ではハイクアップを諦めるかもしれませんので、アイゼンも持って行きます。

◼︎室堂ライブカメラ

https://www.alpen-route.com/live_camera/murodou.html

 

乗鞍岳は春山バスが開通する頃に前回お世話になったリトルピークスの峰ちゃんのところで、またガイドをお願いしたいと思います。

バスで2,350mの位ヶ原まで行ってハイクするのかな?いずれにしても楽しみっす。天気良くなれー。

◼︎乗鞍岳 バスの地図

https://norikura.gr.jp/wp-content/uploads/2018/03/haruyamabus2018-2.pdf

◼︎乗鞍岳滑走エリア地図

http://norikurakogen.info/wp-content/uploads/2015/02/www.alpico.co_.jp-access-...4norikura-nyuzan1.pdf.pdf.pdf

かぐらBC〜the day!反射板コースを行く

今シーズン2度目のかぐらBC(バックカントリースキー)に行ってきました。(2018.03.24)

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前回、中尾根コースを行きましたので、今回は神楽ヶ峰から王道の反射板コースを行きました。

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今回は春スキー用のグローブとしてoutdoordesigns(アウトドアデザイン)
サミットグローブを投入してみました。掌には革を使用しており、またノーズワイプも剥げる事なくしっかりした作りです。厳冬期用のグローブでは流石に汗だくになるのでコレを買ってみたのですが、実際にはライナー位の薄さでも大丈夫なくらいの陽気でした。

 

前日まで降雪があったようでパウダーが期待できます。

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5ロマ(第5ロマンスリフト)の山頂にまず向かいます。樹氷がまだ見られて良かったー。

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リフトを降りて登山届を提出しビーコンをONにします。入山の心得をプリンスの職員の方が丁寧に指導してくださいます。

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いきなり広がるスカイラインが超美しいです。天気は快晴!まさにthe dayです。

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雪庇の脇を通過…

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あっという間に神楽ヶ峰(2,021m)に到着しました。ここまで来るとテーブルマウンテン調の苗場山が望めます。

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ドロップポイントは神楽ヶ峰の少し手前の為、来た道を少しだけ戻りましてから尾根で右折する感じです。

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左上に田代湖が見えますが、そのすぐ右にある尾根を行く感じです。

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尾根の右側は絶対に進入してはダメな場所です。一旦落ちたらゴールに出ないし、登り返しも捜索も困難な場所になります。

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いきなり最高のバーンを滑ります。サイコー。カリカリではなくちゃんとパウダーです。

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ツリーランに突入。

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反射板コースは斜度も比較的緩やかで広めな為、とても滑りやすいです。

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コース名の由来となった反射板に到着しました。

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ここからは大斜面を一気に滑り降り、5ロマからのサイドカントリーコース(田代落ち)と合流します。

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沢地形の森を抜けると田代ゲレンデに出ます。

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ゴールは田代第8ロマンスリフトでした。

 

今回も最高の天気で気持ちの良いBCとなりました。雪は安定しておりこの日は雪崩れる気配はありませんでしたが、暖かい日も多く、斜面によってはクラックが入っているところもありました。

 

今シーズンはあと何回滑れるかな。。

 

穴場「ピラタス蓼科スノーリゾート」へ行こう!

北八ヶ岳へ手軽にアプローチできる「北八ヶ岳ロープウェイ」(旧称は、「ピラタス蓼科ロープウェイ」とか色々)は、登山でよく利用するロープウェイですが、実は「ピラタス蓼科スノーリゾート」のロープウェイでもあります。

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ロープウェイ山頂駅は、坪庭という溶岩台地で、夏は高山植物も豊富なため手軽なトレッキングコースになっています。スキー場は、この坪庭とは反対側のロープウェイ山麓駅に向かって降りるコースになります。

 

今年は3月に入り暖かい日が続きスキーどころでは無い状態が続いていましたが、春分の日の今日は南岸低気圧と寒気の影響で久々に大雪となりました。せっかくなのでパウダースノーを求めて標高が2,237mと高いここ「ピラタス蓼科スノーリゾート」で滑る事に決めたというわけです。

尚、3月のこの時期の大雪は32年振りとの事。桜も開花したばかりなのに一気に冬へ逆戻りでした。各地では季節外れの雪で交通が麻痺したりと大変だったようで、あまり大雪に浮かれてばかりいられない感じでもあります。別のエリアでは遭難事故も発生した模様で安否が心配されます。。

 

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さて、スキーに話を戻しますが、ロープウェイの乗り口は暖かく快適でした。ロープウェイの運行間隔は10〜20分でしたが、スキー場のコース全体が4kmとロングコースという事もあり、滑走後に休む時間を考えれば、(オッさんには)ちょうど良い間隔だと思いました。因みにロープウェイ乗り放題で1日券は割引適用後、大人1名3,500円でした。

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気温は−2℃。雪は期待どおりフッカフカです。

板はzuma eclipse172にしました。キャンバーのおかげでしなやかにエッジが立ち、凄く滑りやすかったです。

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フルツインチップで反り返った板に雪が乗り、雪煙がシャーって上がって気持ちいいです。

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オススメコースは、ひょうたんコース。

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最大斜度33°との事ですが、適度に圧雪されていたのと新雪のクッションとで、それほど斜度を感じさせないコースでした。人も少なくバーンを独占でき最高でした。

 

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休日にも関わらず人の気配を感じない12:20頃のレストハウスの様子…

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全くもってして余計なお世話になりますが、メニューも豊富で美味しいのに空き過ぎており心配です。

 

シーズン終わりのせいなのか、大雪のせいなのか、ガラ空き状態の「ピラタス蓼科スノーリゾート」でしたが、新雪を思う存分に堪能し、行って大正解でした。

今度は、zuma eclipse(エクリプス)172cmを入手

前回買ってみたzumaのファットスキー(scratch)のなめらかな滑りが癖になり、中古でもう1本zumaの板を買うことにしました。

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zuma(ツマ) eclipse(エクリプス) 172cm 12-13モデルになります。サイズは114-86-114 R17.5のフルツインチップです。

中古ですが、綺麗なtyroria(チロリア)のビンディングのpeak12がついていてお買い得でした。

 

板はそれなりに痛んでいましたので早速メンテナンス開始です。なにはともあれインビス加工します。先日k2のpressについていたtyroria peak11を元のオーナーにお返ししましたので、これについているpeak12をpressと共有化します。

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で、ビンディングを止めているタッピングビスをプラスドライバーを使用して外しますが、先端がこのタイプのドライバーでないと簡単にナメてしまいますので注意が必要です。

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がんがんネジを外していきます。

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外せました。ネジの長さが場所によって異なるようです。

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そして、あっという間にインビス完了。板3本目にしてようやく作業にも慣れてきた感じです。

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この後は、エッジの研磨とwaxingになります。今回購入の板は、もしかしたらパークでレールに入った板かもしれませんが、エッジがめくれるような所も無く十分に綺麗でした。またワックスは春向けの高温用ワックスにしました。

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脱脂後、クリーニング&ベースワックスをかけて削ったらこんなに汚れが(嬉)!磨きがいがあります。

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ピッカピカになりました。

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k2 press 159を隣に並べてみたところ。

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このeclipseキャンバーがえらいついていました。サイドウォールに竹材を使用しているらしく、しなやかな反発が楽しめそうです。

 

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k2とzumaとで板が4本になりました♪

 

これから春スキーに突入します。まだまだ滑り足りないです。

3月なのにGW並みの陽気

来週行く予定だった上越国際でのスキーが急遽行けなくなってしまったので、今週中に一滑りしておこうと思い湯沢中里スノーリゾートに行ってきました。ここは大学ゼミのスキー合宿をやっていた場所でもあり思い出の地でもあります。

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しかし、、結果からいうとこんな状態。もう土が出ちゃってます。今日(2018.03.04)の気温は17℃とか。全国的にも20℃超えが相次ぎ完全にGW並みの陽気です。Tシャツ一枚で滑れるレベルの暑さでした。

 

そもそも何で湯沢中里にしたかというと、前述の通り学生の思い出ってのもありますが、一番にはサイドカントリーを滑りたかったから。

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ただ、コンディションがイマイチでした。。volcom4(Mr.Plant)方面だったか?ちょっと忘れちゃったけれど、こんな感じです。雪質がシャーベット通り越してフラッペ状態で板が取られる感覚です。未熟な自分はサイドカントリーを諦め普通のコースを滑る事にしました。

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3つある上級バーンは全て南西よりの斜面の為、溶けはじめていました。その中でも少しすり鉢地形のダイナミックコースが一番まともな感じでした。

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次に良かったのがチャレンジバーン。滑り出しのポイントは角度も急でちょっと怖い感じでしたが、コースもコンパクトで何とか滑り切りました。尚コブは荒れたのと溶けた?のとで、ほぼ消えていました。

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最後に真ん中のジャイアントコースです。ここは所々土が出ていましたので避けながら滑るというありさまです。。こちらもコブはほぼ消えていました。

 

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今回はワックスを完全に誤りました。滑ったコースはそれぞれ最大斜度32°平均17〜25°ということで斜度がある為まだスキーも走りましたが、ファミリーゲレンデでは全く板は走らずツンのめる感じでした。まぁそれでも天気最高でリフレッシュできましたが。

 

翌週は春の嵐の予報です。一週間ほど雨や曇りが続く予報です。寒の戻りと雪が重ならず金曜まで降っても雨という予報…

土曜日にやっと降雪がありそうなので週末はまたスキー場も回復してくれることを、望みます。

 

今年の雪はどうなのかなー?

今週末は貴重な晴れの週末にも関わらず何だか仕事のリズムが合わず心身共に疲れ果てて家でゴロゴロしています。

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ダルベロのバックルが剥げてたので黒く塗り塗りしたり、絨毯にこびり付いたワックスを溶かしてふき取ったりとダラダラモードです。

 

ふと先週末に一緒にYAMABOKU行った先輩からメッセージが。

「栂池です!雪はシャーベット。」

えーっ!?

そういえば、先週のYAMABOKUのスタッフも全然雪降ってないって言ってたっけ。北陸や北海道では大変な被害が出るほど降っているのに内陸では雪不足なんて、何だか極端な気候ですね。特に今週は春の陽気で暖か過ぎでした。

 

もうシーズン終わっちゃったりしないよね。。

 

思えば昨年7月よりBC向けグッズを買い始め、9月にはリフト券早割を購入。11月3日シーズンインし、なんだかんだと滑走日数18日。

内訳はあまりパッとしないですが、カムバックスキーヤー2年目としてはこんなもんかなー?

❄︎イエティ4日
❄︎かぐら3日
❄︎たんばら2日
❄︎万座温泉2日
❄︎白馬五竜1日
❄︎神立1日
❄︎富士見パノラマ1日
❄︎YAMABOKU1日
❄︎乗鞍BC1日
❄︎湯の丸BC1日
❄︎入笠山BC1日   …

 

来週は山仲間が上越国際に行くらしいので、ゆるスキーしてきます。