ワンゲル部の記録長さん

山ですぐバテちゃう記録長さんの日記

家のリフォームをきっかけに趣味の物を整理する

少し前の話になりますが、昨年秋から年末にかけて家をリフォームしました。

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リフォーム内容としては、こんな感じです。

  • カーペットを全面フローリングにする。
  • クロスを全面張り替える。
  • 和室の壁を壊してリビングを拡張する。
  • 納戸と押入れを合体してウォークインクローゼットにする。
  • 自転車を壁掛けタイプで保管する。
  • 室内で洗濯物を干せるようにする。
  • 各部屋を二重窓にする。

元々家族みんなアレルギーが酷くカーペットから出るハウスダストを疑っており、フローリング化しようというのがきっかけでした。

<リフォーム前の様子>

f:id:uccari8:20190209172121j:image狭いリビング。家のいたるところに物があふれ、いつも何か探している…自転車は3台もあり和室を占拠…

そもそもですが10年以上ほぼ家のメンテをしたことがありません。綺麗にしたのはトイレくらいのもの。家具もだいぶ傷んでいたし、趣味の物で部屋が溢れ返っていたのをどうにかしたいというのもあり、じゃあ、アレルギー対策もできて一石二鳥だよねってことでリフォームに踏み切りました。

 ■contents ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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複数社に見積もり依頼をかける

リクシルの「リフォームコンタクト」という業者一括見積もり依頼を利用しました。

早速3社とアポイントが取れましたので、まずは床と壁の要件のみ伝え、続けてオプションで収納などの相談をしました。

1社目

地元の業者さんで社長さん自らがいらっしゃいました。

 →早い、丁寧、安い、パッケージ的製品、大工さんに色々指示ができそうな方という印象でした…

2社目

次に大手企業の営業マンがいらっしゃいました。

 →優しい、高い、コストをかけず価値を高めた提案、でも思い切った提案ではなく小技系が多い印象でしたね…

3社目

最後は隣町の業者さんで、ノリの良い担当の方がいらっしゃいました。

 →のんびり、凝り性、アイディアが光る、大工さんと友達、まじめで相談に良くのってくれそうな印象でした…

 

簡単にまとめるとこんな印象でした。

  総額 資材 提案 融通 進行
1社目 ×
2社目 ×
3社目

で、結局のところ3社目に決めました。

工事開始に際し、夢の膨らむご提案が

家族には大変申し訳無いのですが、ただでさえ狭い家なのに、僕の趣味の物で家の至るところが埋め尽くされていました。

主に、

  • アウトドアギア : 押入れの半分以上を占拠。
  • スキー、自転車関連、タイヤ類(夏冬8本) : 和室を占拠。
  • カーグッズ、カメラ、工具他 : 納戸を占拠。

いつどこで雪崩が発生するかという状態で、ドンキの圧縮陳列の如く積み上げられていました。

今回、これらを機能的に収納できる専用スペースをそれぞれ作り、自転車は室内にインテリアとしても飾れる感じで壁に掛けてしまおうという方向で大方の話がまとまりました。

まるで自分の好きなもの達のショップにでも出かけたかのような気分を自宅でも味わえる…そんな夢を抱きながらリフォームのスタートを切った訳です。

断捨離を始めると荷物の多さに不安がつのるばかり

今回、新しいスペースに置いてトキメクかどうかを基準に断捨離を開始しました。よーし断捨離やったるでー…てなノリで片付けを開始したのですが、、

「キリがない…」

段々と焦ってきました。45Lゴミ袋20袋以上は捨てたでしょうか?粗大ゴミセンターにも3回は通いました。また色々売りさばきました。。が、荷物が思ったほど減らない。今までこんなに捨てずにいたのか⁉︎と我ながら自分に呆れました。

当初押入れと納戸は合体せず押入れだけを改修し、縦方向に機能的な棚を組む事でデッドスペースを減らし荷物を入れるとの案でしたが、とてもではないですが全部入りそうにありません。

【リフォーム前の荷物ボリュームイメージ】

※( )内は主観ですが荷物ボリューム比率です。自転車3台分は除いて考えます。

1.納戸の荷物(2)+2.押入れの荷物(4)+3.和室(6畳)の荷物(4)  ・・・全部で(10)

【断捨離による荷物整理で半分捨てる】

1.納戸の荷物(0.5)+2.押入れの荷物(2.5)+3.和室の荷物(2)  ・・・全部で(5)

【リフォーム後のシミュレーション】

●案1) 納戸(2)と押入れ(4)のスペースに全部で(5)になった荷物を入れる。(ギュ~)

●案2) 納戸(2)と押入れ(4)のスペースに新たに和室6畳の内1畳弱のスペース(3)を足して壁を抜いてウォークインクローゼットにする。全部で(9)のスペースへ。

「案2がいいかなぁ…」

漠然とそう思いましたが、ウォークインクローゼットは通路というデッドスペースも伴います。それでも荷物は詰め込み過ぎずゆとりを持って片付けたいし、普段は荷物が視界に入ってこないように囲いたいし、でもリビングの広さは犠牲にしたくない…などと大いに悩みました。

荷物は人目に触れず、取り出す時はアクセス良く

でも結局、業者さんが色々細かい案を出してくれたことも背中を押し、思い切って「案2」でやることにしました。

●リフォーム前(こんなレイアウトでした。)

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●リフォーム後(収納スペースはウォークインクローゼットに生まれ変わりました。)

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収納は部屋の形にすることで、普段荷物は視界に入らずすっきりしたイメージになると考えました。またウォークインなので、各棚にアクセスしやすくもなります。これでもう山やスキーに行く前日に慌てて荷物を探すようなことは無くなると期待が高まります。

いよいよ工事開始です!

ご近所さんに工事の承諾をいただくと、いよいよ工事開始となります。今回、費用を抑えるために引越しはせず、住みながら工事を行う事にしました。生活空間は工事箇所を避けながらリビングや寝室をちょっとずつ移動するするというやり方です。大物の荷物だけ実家等に預けました。

大工さんがいつもきれいに片づけて行ってくれるので夜仕事から帰ってきても思ったほど埃っぽくもなかったです。しかも毎日着実に工事が進んでいるので帰宅が楽しみになっていました。

f:id:uccari8:20190209212353j:image子供部屋、寝室のリフォームが終わるといよいよ次はリビングです。始まってみると割とあっという間に取り壊された和室とリビングとの間の壁や、押し入れと納戸の壁。おー、イメージが膨らんできます。

肝心のウォークインクローゼットですが、みるみる完成していきました。

f:id:uccari8:20190209212357j:plainところが、ここで問題発生。。せっかく拡張した収納スペースの「ウォークインクローゼット」に合う既成の棚がありません。

「これは新たに造るしか…」

でもお高いんでしょう?てな感じで業者さんに相談してみたところ、「全然造れますよ~♪」と大工さんも積極的な感じです。じゃあ造っていただきましょう!という事でこんな感じで造っていただきました。
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一から造っていただいたので、当然ですがピッタリです。棚に合うボックスやカゴなどをインテリア系ショップなどに買いに行ったりしてムフムフしていました。

約1か月半、年末にようやく完成しました

 今回、目玉のウォークインクローゼットはこんな感じで出来上がりました。

f:id:uccari8:20190209213125j:plain中は予定通り、アウトドアギアやスキーグッズを機能的に収納できました。

f:id:uccari8:20190209213116j:plain実際に荷物を入れてみたところです。自転車1台分はこの中にしまうこともできます。スキー板は壁に立てかけ、抜き差しできるバーでとめています。その上にはブーツ置き用の棚。また棚のほとんどを可動棚とする事で、高さを自由に調節できるようにしました。

リビングは、これまた予定通りですが、自転車を2台壁掛けで保管できるようになりました。

f:id:uccari8:20190209213120j:plainロードバイク(上)+マウンテンバイク(下)のケース。

f:id:uccari8:20190209213106j:plainロードバイク(上)+クロスバイク(下)のケース。

どちらのケースでもいい感じです。支柱はコンクリートの壁に打ち付けて固定されています。ハンガーはMINOURA製としました。

家に居ながらにしてアウトドアショップと山スキーショップ、サイクルショップをはしごしている気分に浸れるようになりました。(自己満)

広がったリビングスペースは、スキー板や自転車のメンテナンスに適度な広さの為、家で好きなだけ道具達をイジれます。家族の温かいご理解にただただ感謝デス。。

f:id:uccari8:20190209212349j:imageその他、嫁の希望も取り入れております。調光可能なダウンライトに天井から電動で物干しが下りてくるパナソニック室内物干しユニット「ホシ姫サマ」。カウンター下の洒落た棚。そして二重窓のリクシル「インプラス」です。インプラスは全室に取り付けましたが、目の前の道路の音も気にならなくなり、また密閉性もあがり良かったです。県の補助金も活用できました。

今回感じたこと

今回、業者さんと一緒に「どう造るか?」などを考えながら進めていくことができ、とても楽しくリフォームすることができました。良かったと感じたポイントとして

  • 一緒に作品を作る感覚でモチベーションを共有できたこと。
  • コストを抑える工夫について一緒に考えていただけたこと。
  • こちらから重箱の隅はつつかず、大工さんを信用できたこと。
  • 一度拘ったことをやり通すガッツをチームに感じられたこと。

以上がありました。先方はお仕事で、我々は購入者でしかないのでしょうが、どことなく文化祭の作品作りみたいな雰囲気があって、工期が1か月半と長かったにも関わらず、本当に楽しくあっという間の出来事に感じました。

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さて、次は水回りかな~。(終わらない欲望…)