ワンゲル部の記録長さん

山ですぐバテちゃう記録長さんの日記

PEARL IZUMI(パールイズミ)のビブパンツに手を出しました

昨年秋よりロードバイクを始めてみて、そのアイテムの中でも最も敷居が高いと感じていたのがレーサーパンツでしたが、この度ようやく購入に至りました。

体重も昨年末より−23kgとダイエットも順調に進んでいるので、そろそろレーサーパンツを着ても焼豚にはならないかな?と思ったりしたというのもあります。

f:id:uccari8:20190519152227j:imageしかし改めて見ても凄いデザインだよ。。

お店の人いわく王道中の王道らしいのですがPEARL IZUMI(パールイズミ)のビブタイプに決めました。

前回買ったインナーパンツはカペルミュール製だったのですが、店員さんはパールイズミ推しできたので、思わずこれを購入した次第です。
f:id:uccari8:20190519153059j:image前傾姿勢に対応するオールラウンドパッド…
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着てみた感じは正にピッタリです。最初XLを着てみて意外と余裕があったのでLサイズにしました。サイクルジャージも一緒に…と思って試着したところXLは明らかに大き過ぎでL-wideというのも胸のあたりが余裕があり、やっぱりLサイズでしたが、既に一着持っているのとお財布が少々厳しかったのとで今回は見送りました。
f:id:uccari8:20190519152241j:image今日は午前中に時間があったので、早速鎌倉〜逗子方面をこれを着て走ってきました。スピードがまだまだ出せませんので、空気抵抗が云々みたいな細かい事はよく分かりませんでしたが、足元がピラピラしないのはやっぱり走り易いですね。

新緑の奥多摩「三頭山(みとうさん)」散歩

ぷらっと立ち寄った本屋で、いつものようにアウトドアやスポーツのコーナーに行くと目に飛び込んできたのが「ぴあMOOK 山さんぽ」でした。

f:id:uccari8:20190513164004j:image参照) ぴあMOOK 楽々!日帰り 山さんぽ

表紙がちょうど先日登った尾瀬至仏山だったので、何気なくペラペラと立ち読みを始めましが、よく見ると尾瀬の記事など見当たりません。。

「なんだ表紙はイメージか…」

と雑誌を戻しかけた時、奥多摩の三頭山(みとうさん)< 300名山 >の散歩記事に目がとまりました。

「滝あり、富士山の眺望あり、3-4時間の周回コースで温泉付きと…新緑のこの季節、楽しそうだなぁ。」

 

翌週末、早速カミさんを誘って行ってみる事にしました。

 

◾︎今回のコースタイム◾︎

12:20 檜原都民の森(駐車場) → 13:30 三頭ノ大滝 → ブナの路 → 15:00 三頭山(西峰、中央峰、東峰) → 15:40 鞘口峠 → 森林館 → 16:00 駐車場 → 16:30 数馬の湯

 

新緑のセラピーロードを行く

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登山口に三頭団子を売っているオッチャンが居て、なにやら美味しそうなので、くるみみそ味を1串買ってみました。香ばしくてうまーい。

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ここは登りやすいハイキングロードですね。まずは三頭ノ大滝を目指すべくセラピーロードを行くことにしました。新緑がめちゃめちゃ綺麗で癒されます。

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葉っぱシリーズを撮影しました。

あっという間に三頭ノ大滝に到着

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写真は滝の最上部のみですが、もの凄く長い滝です。ここは滝の向かい側に吊り橋があり、そこから迫力ある滝を見ることができます。

f:id:uccari8:20190513164301j:image吊り橋の先は行き止まりです…

尚、滝の上に回り込むように登山道が続いており、滝の落ちるところを見下ろすこともできました。
f:id:uccari8:20190513160603j:imageこんな感じ…

ブナの路をのんびり歩く
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ブナの路に差し掛かると、少しずつ勾配が増してきます。

f:id:uccari8:20190513164754j:imageシダの葉が面白い。。

途中可愛い珍客に出会いました。

f:id:uccari8:20190513164731j:imageシジュウカラでしょうか?羽をくわえて首をクルクルとよく回しています。近づいても逃げる様子がありません。

f:id:uccari8:20190513164928j:image山頂に向け再び勾配が緩やかになってきました。

山頂は全部で3つ

いよいよ山頂です。眺望が開けました。鷹ノ巣山方面が良く見えます。ただ残念ながらこの日は富士山は拝むことができませんでした。

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f:id:uccari8:20190513160543j:image三頭山、西峰(1,524.5m)到着です。沢山のハイカーで賑わっていました。

f:id:uccari8:20190513160607j:image山梨県側の山標がお隣にひっそりと立っていました。f:id:uccari8:20190513165908j:image続いて中央峰(1,531m)、三角点のある東峰(1,527.5m)この2つの山頂は西峰に比べるとだいぶ地味な印象です。
f:id:uccari8:20190513160548j:image因みにこの辺りはブナの木が生えています。通常ブナ林は下草に笹原を従えているケースが多いそうですが、ここのブナ林には笹原が無く学術的にも珍しいそうです。

鞘口峠までは若干の悪路
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山頂を後にし見晴らし小屋手前の分岐を左に行くと眺望は素晴らしいのですが、若干キツい勾配の下りとなり足元に注意が必要です。

f:id:uccari8:20190513170914j:image再び森に入り…
f:id:uccari8:20190513170918j:image鞘口峠に到着です。ゴールまであと少し…
f:id:uccari8:20190513170923j:image森林館まで戻ってきました。ここも駐車場もそうですが、トイレが綺麗に清掃されています。ありがたいです。

 

締めくくりは温泉です。駐車場から来た道を15分程下ったところにある「数馬の湯」に立ち寄り汗を流しました。奥多摩の温泉らしくアルカリ泉なのでしょうか、非常につるつるした感じで気持ち良い温泉です。

 

今回はカミさんとゆるゆる新緑散歩でしたが、家族連れでのお気軽トレッキングにも丁度良いコースだと思いました。

 

GW後半は白馬乗鞍で同僚とBC

トップシーズンは雪崩事故もある白馬乗鞍岳ですが、ゴールデンウィーク後半は極上のザラメとなり、たっぷり堪能できました。

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■今回のコースタイム

7:00 栂池駐車場  →  8:30 ゴンドラリフト乗車  →  9:00 ロープウェイ下車  →  9:40 ハイクアップ開始  →  9:50 栂池自然園  →  11:30 天狗原(お昼休憩)  →  12:50 白馬乗鞍岳  →  13:10 ドロップイン  →  15:00 滑走終了

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今回のコースです

前回、乗鞍BCに一緒に行った同僚と再び

同僚から「シーズン最後にハッスルしたいですw」と連絡があり、今回も一緒に行くことになりました。決行日をピンポイントで4日(土)に決めていましたが、快晴微風という素晴らしいコンディションに恵まれました。

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栂池ロープウェイは実際には待ち時間5分ほどで回しており、非常に快適に栂池自然園まで行くことができました。職員の方のお話によると4月末に降雪があったきりなのでパウダーは無いものの、雪質も安定しているとのことで、良いコンディションのザラメを探して楽しんできてくださいとお話をいただきました。

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スタートしてすぐに鹿島槍ヶ岳や八方尾根が見えてきました。

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久々の雪化粧の北アルプスに心が和みます。

天狗原までの登りは意外ときつく・・

白馬乗鞍岳は高校2年生の夏山以来で、天狗原までの登りは薄れゆく記憶によると結構辛かった感じです。とはいえ当時30kg以上の荷物を担いでの話でしたし、ゆっくり行けば大丈夫だろうとたかをくくって登り始めました。しかしシールによる登りは最初バランス取りに気を遣い過ぎて意外にきついものになってしまいました。

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白馬岳に励まされます…

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迫力の大雪渓

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天狗原の左側の稜線には雪庇が発達していました

天狗原で、クトーを付けるかどうか悩んだのだが、、

天狗原に到着しました。

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ご覧の通りの雪原です。白馬乗鞍岳までの登りは急登に見えます。シールだけで登れるか心配になってきました。

お昼を食べながら、同僚に

「秘密兵器のクトーを持ってきたんだ」

と自慢げに話をしクトーを取り出したものの、ビンディング側に取り付け用の金具を付け忘れていた事に気づきました。。。まじか、、

「仕方ない、シールのままで登ろう」

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同僚さんはスノーシューでガンガン登っていきます

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13時前に何とか到着です。慣れないキックターンを駆使しながらシールのみでも登りきることができました。やったーハァハァ。なんとなくですがシール登行に自信がついた感じです。

東斜面を一気に滑ることにしました

山頂直下は岩がゴロゴロしています。ケルンまで行かず、ほぼ登頂という事で、今日はここからドロップインすることにしました。

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山頂を背に左奥の斜面に向かいます

ちょっと融雪が進み気味でしたがザラメは最高に気持ち良くスキーも良く走りました。

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同僚さんはあっという間に滑り去っていき…

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同僚さんを追いかけ一気に天狗原まで滑り込みました。

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滑ってきたところを振り返ります…

栂池自然園まで戻ってきて、

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最後は軽くツリーランを楽しみながら栂池自然園まで戻ってきました。ロープウェイの起点である「つがのもり駅」まで戻る際に整備された下山コースがあったのですが、少し色気を出してショートカットしようとして失敗しました。ロープウェイの西側の南俣方面に流されてしまい、結局最後は整備されたコースまで登り返すことになってしまいました。それでも今シーズン中に行ってみたかった白馬乗鞍岳BCを無事終えることができ、充実感でいっぱいです。

 

今シーズンのBCはこれで終わりにしようと思います。来シーズンに向けた課題を整理し、また安全にBCスキーにのぞみたいと思います。あー来シーズンも楽しみだなぁ。

GWの中日はロードバイクで初ヒルクライム(土山峠)

10連休ですが全力で休んでおります。令和の時代の幕開けですが、1-2日とも雨混じりのお天気が続いておりました。ですが本日3日は予報通り晴れました!

明日から北アルプス方面に行く為、ちょろっと身体を温めておこうかと、ロードバイクに乗りに出かけました。

「さて、どこに行こうか?」

神奈川県在住の為、いつもは三浦半島一周か、鎌倉〜湘南経由で小田原方面に行く事が多いのですが、今日は県央を経由して丹沢方面に行く事にしました。

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Googleせんせーによると「神奈川 ヒルクライム」で、一番最初にヒットするのが神奈川県のヒルクライムランキング | ヒルクライムリスト - 自転車と坂みち峠 -でしたので、こちらを参考に一番易しそうな「入門 土山峠(清川村経由) 総合15.2点」に行く事にしました。清川村は小学生の頃、バスで宮ヶ瀬ダムに沈む場所の見学に行った時の事を思い出しました。今日はその距離をバスでは無く自転車で行きます。
f:id:uccari8:20190503171357j:image相模川を渡ると目の前に富士山が見えてきました!テンションが上がります。
f:id:uccari8:20190503171402j:image東海大学病院の先を右折して、いよいよ山道に入ります。端正なお姿の大山が見えます。尚、ここからゴールまで必死過ぎた為、写真がありません笑。

 

道の様子ですが、ずっと一本調子で上り坂かと思いきや、意外とアップダウンが続きます。清川村役場辺りを通過し、川のせせらぎが綺麗でしたが休まず進みました。下り車線に峠越えをしたであろうローディの方からすれ違いざまに

「がんばれー」

と声援を受け、めちゃめちゃ嬉しかったですが、疲れ過ぎの為、声が出ませんでした。

終盤に差し掛かると何やらパトカーが止まっていて、故障したのかバイクが1台トラックに載せられようとしていました。ここでよっぽど足をついてしまおうかと思いましたが、何とか踏み止まって上り続けました。道はお車でお尻を振って乗られる方の対策でしょうか、赤色のシマシマ模様の道になり、いちいちガタンゴトンと車体が揺れ、めげそうな気持ちに拍車がかかりましたが我慢です。
f:id:uccari8:20190503171421j:imageいよいよ宮ヶ瀬ダムが見えて来ました。傾斜もなくなりフラットな道となり、その先は緩やかに下り始めています。

「終わったー、土山峠だ。。」
f:id:uccari8:20190503171350j:imageよし、今日はここまで!もうヘロヘロですが、上りきった達成感で一杯です笑。しかし時計を見ると、先程の東海大学病院の先から55分程経過していました。最初のアタックはこんなものなのかな?何となく納得しながら、来た道を戻る事にしました。

f:id:uccari8:20190503171347j:imageちょっと戻ったところに「土山峠バス停」がありましたので、ここでも記念撮影をしました。
f:id:uccari8:20190503171413j:imageそこからは海老名駅まで一気に下りました。飴玉4個でここまで凌いできましたが、遂にガス欠です。(今日はもう終わり…)
f:id:uccari8:20190503171538j:imageいざという時用の輪行袋にいつも甘えてしまいます。。一人だと気楽にリタイヤできるのが嬉しいです。
f:id:uccari8:20190503171354j:image相鉄線で途中まで乗車し、そこから再び横浜市内を走って帰宅しました。

 

今回、入門とはいえ初めてヒルクライムなるものにチャレンジしてみたのですが、予想以上に脚が疲れました。最初ノリでヤビツ峠とか行っちゃおうかなぁなんて思っていましたが、この実力では行かなくて正解でした。ですが少しづつでも前進していきたいと思います。

GW前半は至仏山ワル沢でのんびりBCスキー

大学生時代、ゴールデンウィークに燧ヶ岳に登った事がありました。その時尾瀬ヶ原に降り立って反対側の至仏山を仰ぎ見た時に山肌に無数のシュプールが付いていたのがとても印象的でした。

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「割となだらかな山だけれど、BCスキーはどんなもんだろか?」

調べてみるとゴールデンウィークのこの時期にしか滑れないらしい。

「てことは今??じゃあ、行ってみるか…」

 

今回のコースタイム

8:00 尾瀬戸倉の第2駐車場 → 9:00 乗合タクシー乗車 → 9:20 鳩待峠 → 9:50 出発

11:20 オヤマ沢田代 (お昼ごはん)→ 12:10 小至仏山トラバース → 12:45 至仏山(2,228m)到着

13:30 滑走開始 → 14:10 ワル沢滑走終了 小休止 → 14:30 オヤマ沢スノーブリッジ → 15:00 鳩待峠(1,591m) 到着

 

昨夜雪降ったらしい!!

どうも乗合タクシーがなかなか来ないと思ったら、昨夜降雪があり気温もグッと落ちて路面凍結でタクシーが坂を上がらないとの事。おかげで乗車待ちの人で長蛇の列です。でも誰もが思っていたに違いありません。。

にやり…もしや山は極上のコンディションでは?

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密かに期待に胸を膨らませ鳩待峠に到着しました。
f:id:uccari8:20190428201524j:image鳩待峠〜さすがゴールデンウィーク!人だらけです。
f:id:uccari8:20190428201550j:image今日の相棒はこいつです。
f:id:uccari8:20190428201444j:image最初の登りは樹林帯です。スノーシューの方々が多く、雪もしっかり踏み固められていましたが、脇の方はしっかりパウダーが残っておりフカフカ感を味わえました。上までパウダーもってくれ〜。燧ヶ岳と尾瀬ヶ原がチラリ。

風が止んだ!そして山頂へ。
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オヤマ沢田代に着いてお昼を食べたあと小至仏山に向かいます。稜線から降りてきた人が

「上は風が強くてねぇ…」

なんて言ってましたが、実際に稜線に出てみると風がピタッと止みました。滑走準備の時に風が無いのはありがたい。。

至仏山のトラバースをアリさんの行列の如く進みます。f:id:uccari8:20190428201505j:image山頂が見えてきました。写真を撮りながら、のんびり3時間ほどのハイクで至仏山の山頂に到着しました。
f:id:uccari8:20190428201459j:image風も無く、まったりモード。

滑走開始の頃にはだいぶ気温も上がり…

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燧ヶ岳と尾瀬ヶ原が目の前にバーンと現れます。実に気持ち良いです。のんびりし過ぎたのでいよいよドロップインです。
f:id:uccari8:20190428201450j:imageといっても緩やかなスタート。肝心の雪質ですが、午後は流石にパウダーとはいかず、少し固めのシルキーな雪質です。上部は板も何とか回ってくれました。
f:id:uccari8:20190428201441j:imageでも中盤から徐々に、少なめの水でといた片栗粉的な雪質に、、
f:id:uccari8:20190428201543j:imageもう脚がパンパンになり、しばしの休憩が多くなります。
f:id:uccari8:20190428201528j:image終盤はワル沢に突っ込んでいきます。
f:id:uccari8:20190428201453j:image振り返れば無数のシュプール笑。ボーダーが多い印象でした。

今日も何とか無事安全地帯まで来ました。
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ツリーランです。この辺りから人が減ってきました。皆さん他のコースに行かれたようです。一人で森の中を好きに滑ります。
f:id:uccari8:20190428201511j:image最後は登山者の道に出てしまい、でもラッキーな事にオヤマ沢のスノーブリッジ目の前に出ました。ここはまだ余裕で川を渡れる感じです。

滑走を終え、鳩待峠まで登り返します。

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最後の登りは一箇所ちょこっと急な斜面を登らないといけない所がありましたが、基本樹林帯の中の緩やかな斜面を登っていきます。

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鳩待峠まであとわずかな場所から本日の滑走成果を見上げます。正にゲレンデ…笑
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鳩待峠到着です。先日の秩父での42kmハイキング大会で痛めた膝も何とかもちました。

ただ今シーズンはスキーに行く機会が減り、毎回へっぴり腰でのスタートとなっています。もうそろそろシーズンも終わりますので、次回は有終の美でも飾りたいものです笑。

 

外秩父七峰縦走、参加2回目でようやく完歩!

秩父七峰縦走ハイキング大会(第34回)に今年も参加してきました。2019.04.21(日)

去年(第33回)の記事→外秩父七峰縦走ハイキング大会に参加してきました - ワンゲル部の記録長さん

埼玉県比企郡の小川町役場をスタートして外秩父の七峰を縦走し、ゴールのある寄居までの総距離42kmを歩き倒すというメタボな自分には超チャレンジングな大会になります。

 

◼︎今回のコースタイム◼︎

7:55 小川町役場スタート → 9:03 官ノ倉山CP(5.1km) → 11:33 笠山CP(16.7km) → 12:15 堂平山CP(18.4km) → 12:33剣ヶ峰CP(19.3km) → 14:41大霧山CP(25.4km) → 16:13皇鈴山CP(31.1km) → 16:34登谷山CP(32.3km) → 18:20寄居ゴール(42km)

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いきなり出発が遅れる…

去年は職場の仲間と参加しましたが、今年は一人でチャレンジしました。

前回前泊で飲んでしまった反省を生かし、今年は地元を始発で出発し、電車でスタート会場のある小川町駅まで行きました。

駅到着が7:32。そしてスタート会場には7:45頃到着〜。あれ?なんだか様子が変です。会場には殆ど人が居なくてスッカスカ。時すでに遅しって感じで受付ガラ〜ン…去年あんなに混んでいた受付もこの時間だと激空きで、あっさり受付できてしまうのね。

その後トイレに行ったりと何だかんだでスタートが7:55に!(因みに去年は6時から受付に並び7時にはスタートしました。ほぼ1時間遅れではないか!)

目の前の人が

「今日は一発目の官ノ倉山で足切りかなぁ笑」

とか冗談にならない冗談を言っています笑。

「いきなりヤバい…」

やはり前泊すべきだったか。いや、もうそんな事考えても仕方がないので早速スタートします。

スタートはAルートを選択

今年は電車の待ち時間に左右されないAルートを選びました。

f:id:uccari8:20190421201811j:imageこんなマップをもらいますので参考にしながら官ノ倉山を目指します。
f:id:uccari8:20190421201819j:imageのどなでステキな道ですが、ロードセクションは時間短縮のため、ぶっ飛ばします。

皆さんゼッケンを付ける事が義務付けられるのですが、そこに「私の目標!」を書く欄があります。ちらちら周りを見渡すと、その目標が

「ビール!!」とか「半分」とか書いてあるじゃないすか…いかーん、面白いですが完歩するメンバーでは無さそうです笑。

とにかく先を急ぎます。f:id:uccari8:20190421201657j:imageそっか、このあたりは今が桜の見頃なのか。
f:id:uccari8:20190421201733j:image山道に入り官ノ倉山を抜け再びロードを飛ばすと道の駅「和紙の里」みたいなところに着きます。ここも休まずスルーして笠山へ向かいます。
f:id:uccari8:20190421201729j:imageよーし、登山道らしくなってきました。

笠山CPで去年のタイムを抜く
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笠山CPに11:33に到着〜♪去年11:48に通過なので、去年より15分早い!ここでようやく出発の遅れを取り戻しました。

目の前の方のゼッケンの「私の目標!」が「完歩!10時間切るぞ!」とかに変わってきています。そうそうこの勢いに囲まれたいのです。この集団なら完歩狙えるかな。とかなんとか、かくゆう私の目標は「マイペース」などとふざけた内容でしたが許してください。。
f:id:uccari8:20190421201737j:image笠山の山標は写真を撮るだけにして休まず出発します。
f:id:uccari8:20190421201757j:image去年はシャリバテを起こした堂平山も順調に進みます。
f:id:uccari8:20190421201804j:image堂平山で最初の10分休憩を取り、お昼ご飯をかき込みましたが、結局休憩は最後までこの1回だけとなってしまいました。
f:id:uccari8:20190421201747j:image去年敗退した定峰峠も13:30に通過です。おぉ何だか完歩が見えてきた感じです。

ここにきて、膝が痛い…

しかし、そうは問屋が卸しては頂けませんでした。。剣ヶ峰あたりで「ん?」と感じていた右膝が次第に強い痛みを伴い…しかもかばって歩いていたら今度は左膝まで激痛が、、
f:id:uccari8:20190421201741j:imageさっきまで歩いてきた笠山から堂平山方面をチラ見しつつ、それどころじゃねーよみたいな気持ちになり、失意のどん底のまま初の大霧山へ。
f:id:uccari8:20190421201647j:image逆光ですみません。もう膝が痛過ぎて言葉もありません。下りなんて激痛でノロノロ歩きになり、後続者に超迷惑をかけてしまいました。ごめんなさい。この頃頭には「リタイヤ?」の文字が浮かんでは消え。。
f:id:uccari8:20190421201714j:image思わず天を仰ぐ。桜綺麗じゃねーか。

なんとかヨチヨチ歩きで粥新田峠で着くも時刻は15:18。貯金は使い果たし、既に借金モード。スタッフのオッチャンが

「あと2分でバス乗ってもらうぞー」

の声が響きます。ひぇ〜ヨチヨチ歩きの競歩モードで足が絡まりそうになりながら何とか足切りを回避。

ロードセクション再び(喜)
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しかしここから予想外のロードセクションが始まりました。ロードは急ぎ過ぎず適度なスピードであれば膝の負荷が低く痛みがあまりありません。

まだ俺歩けるぜ笑。
f:id:uccari8:20190421201718j:image菜の花が急に綺麗に見えてきました。素敵だな〜。
f:id:uccari8:20190421201823j:image大霧山の下りで拾った枝をポール代わりにし、膝の負担を少しでも軽減します。

「伸縮ポール持ってくるべきだったなー。。」

しかしロードは皇鈴山へ向かうあたりで終わり再び山道へ。ひゃー、モウ山道歩キタクナイデス。
f:id:uccari8:20190421201701j:imageまたまた逆光ですが皇鈴山。
f:id:uccari8:20190421201705j:image16:34。いよいよ7つ目の峰である登谷山CPを通過。足切りの16:45に対し何とか10分超のマージンを取れました。

最後まで気が抜けず、、
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ここからは長ーいロードです。中間平という所を過ぎて、ふと時計を見ると17:20です。確かゴールの足切りは18:30…

ここはまだ寄居まで6kmはあります。時速4km/hで歩いたらえーと1時間半かかります。。

「え!?18:30過ぎちゃうじゃん。」

何だかとても不可解な気持ちになりました。

「だって、さっき10分のマージン作ったし、今もペース上げているよ??」

周りをみると何人かは既に走り始めています。走っちゃダメと大会スタッフに言われていましたが、そもそもこの最後の詰めで走れるなんて皆んな驚異的過ぎます。競歩のモノマネをしてみましたが、膝が余計に痛いのと足が絡まるのとで、途中でやめてしまいました。

「間に合ってくれ〜!」
f:id:uccari8:20190421201709j:image電車の線路を渡ります。もう寄居のゴールは間近なんだろうな。
f:id:uccari8:20190421201653j:imageなんか思わず凄い綺麗な花畑が出現し歓声が上がりましたが、ゆっくり見ている暇がありません。

「最後まで気が抜けないなぁ。。」

感動のゴールへ‼️

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ダイソーとかが見えてくると、あらぁゴール目の前じゃないですか!そして倒れ込むようにゴールへ…18:20到着!

「間に合ったぁ…ヘナヘナ」

実に歩行総時間10時間25分。移動距離42km。膝はもちろん、脚はバッキバキです。

f:id:uccari8:20190421211300j:image地面に完歩証と完歩の証であるキャップを並べて記念撮影パシャ。

この後、おねえさんに声掛けられてゴール前でも記念撮影してもらいました。

 

今回の教訓は

  • やっぱり前泊がオススメ。少しでも早目にスタートしたいものです。
  • スタートのAルートは悪くないです。官ノ倉山の斜度も幾分か緩やかに感じました。
  • ロードセクションでは飛ばし過ぎず、膝を労わりながら歩を進めましょう。
  • 山道では脚力を温存する為にも伸縮ポールが役に立ちます!
  • 休憩は程々に。全く取らないと脚に無理が来ますが、取り過ぎると返って動かなくなるリスクが。。
  • 今回は和紙の里や堂平山、定峰峠、二本木峠手前の道の駅っぽいところなど食料や飲み物が潤沢にありましたが、去年みたいに売り切れになるとアウトです。自分で消費する分は持っていても良いかもです。因みに今回は水2L、ポカリ1L、ゼリー4つ、おにぎり4つ、唐揚げ2個、羊羹1本、飴たくさん…で、足りました。(食い過ぎ飲み過ぎ?)

 

というわけで初めて完歩出来て、本当に嬉しいです。

沖縄で両親の金婚式のお祝いをする

ちょっと前ですが、3月下旬に両親の金婚式のお祝いを兼ねて沖縄に家族旅行に行ってきました。

f:id:uccari8:20190414224955j:imageハイ、シーサーです。イイ顔してるなぁ〜。

いつも旅先は山(特に雪山)ばかりでしたので、南国の海の旅はとても新鮮でした。

 

初日はど定番の「美ら海水族館」に行ってみることに。

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めっちゃ混んでいて全然落ち着きませんでしたが、お目当てのジンベイザメを見られたので良しとします。
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ホテルは北谷のザ・ビーチタワー沖縄というところに宿泊しました。角部屋で、目の前に広がる東シナ海に感動です。

f:id:uccari8:20190414235139j:image満潮時のビーチ。
f:id:uccari8:20190414235145j:image干潮時のビーチ。

かなり干満の差が激しいのですね。

夜は近くのアメリカンビレッジ とやらに繰り出しましたが、20時くらいから徐々に店が閉まり始め、あっという間にどこもかしこもラストオーダーの時間に…

f:id:uccari8:20190414230636j:imagef:id:uccari8:20190414234923j:image意外と早い沖縄の夜にちょっとビックリしつつA&Wハンバーガーを買って、おとなしくホテルに帰りました。お供は泡盛です。

 

翌日は、伊計島方面へ海中道路を通ってドライブに行ってみることに。
f:id:uccari8:20190414225519j:imageうむ、綺麗な海。f:id:uccari8:20190414225414j:image途中、「ブランジェリーカフェyamashita」というパン屋に寄って、ちょっと変わったパンを買ってみました。
f:id:uccari8:20190414225431j:imageハリネズミパン…カワイイ。食べるのが勿体ない。。

f:id:uccari8:20190414231153j:imageそして、またまた寄り道で、伊計島手前の宮城島というところにある「ぬちまーす」という塩工場へ。ここの無料工場見学とやらに参加しつつ、まんまと沢山の塩関連のお土産を買ってしまいました。
f:id:uccari8:20190414225409j:imageしかし、ここの付近は色々絶景が続き、実に気持ち良い場所です。f:id:uccari8:20190414225423j:imagef:id:uccari8:20190414235448j:image小高い丘から見る海…f:id:uccari8:20190414225510j:image何の花かな?

そしてようやく、伊計島に着きました。さぁ!いざ伊計ビーチへ…と思ったらここはなんと入場有料でした。400円だかを払って浜見学です。。
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f:id:uccari8:20190414225404j:imageでもさすがに綺麗っす。3月の海って感じでは無いですよね。気分はもう夏!もうちょっと気候が暖かければ確実に海に入りたい感じでした。

帰り道、浜比嘉島に寄ってみました。ここは道が狭くやたら運転に気を遣いましたが、シルミチューという神様がなんちゃらかんちゃらの場所に行ってみることに。
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f:id:uccari8:20190414225420j:image変わった植物や蝶が。そしてなんとなくうっそうとしたところに小屋が現れ、

「私有地だからドリンク代300円払ってくれ」

と、地主兼ガイドさんから声をかけられました。ガイドのおじさんはなかなか面白い方で、シルミチューのお話を色々聞かせて下さいました。f:id:uccari8:20190414232359j:imageそして、どこから持ってきたのか夜光的な石の玉。スマホの光に反応する実験に付き合いました。おぉ〜。

夜は北谷に戻り、やっと金婚式のお祝いらしく「蒸気海鮮」というお店で沖縄の海の恵みの蒸し料理を堪能しました。
f:id:uccari8:20190414225515j:image今回ブログにこの旅を記録しようと思ったのも、ここのお店のスタッフの方々の応対がとても素晴らしく、また料理が大変美味しかったからというのもあります。

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最初に鍋の下にお米を入れておいて、その上にシーフードや野菜の蒸し料理をする事で、とても香りの良いリゾットが出来上がるという訳です。

f:id:uccari8:20190414233919j:image最後にこいつに味付けして頂きます。
f:id:uccari8:20190414233924j:image定番オリオンビール。。
f:id:uccari8:20190414225443j:imageそして、お店からの差し入れという嬉しいサプライズが!!

「金婚式のお祝いと聞きまして…」

と、そっとケーキとフルーツ盛り合わせをプレゼントしてくださいました。ありがとうございます。なかなか沖縄旅行に行く機会も少なく、次はいつになるかも分からない顧客に対しても素晴らしいおもてなしだと思いました。正に心に残るカスタマー・エクスペリエンス。

f:id:uccari8:20190414235857j:image店は2階にあり、テラスに出て海風にあたりながらお酒を頂けるのもなかなか素敵でした。

 

最終日はゆいレールというモノレールでこれまた定番の国際通りに行ってみました。
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f:id:uccari8:20190414225400j:image途中、日本最西端と最南端の鉄道駅を経由し、
f:id:uccari8:20190414225447j:image牧志駅で下車。まぁ何をする訳でもなく国際通りをブラブラと歩きながら、息子のお土産購入に付き合いつつ県庁前駅まで行きました。

 

今回、沖縄料理を色々堪能しましたが、蒸し料理に続いて気に入ったのが、グルクンの唐揚げです。
f:id:uccari8:20190414225352j:imageこいつは美味かったです。

 

また嫁に旅の計画をしてもらった訳ですが、のんびりしながら家族の喜ぶ顔にも触れることが出来、とても感謝ですね。ついでに自身の心の洗濯もできました。