今回は、入院手術前に行っておくと便利というか本当に資金繰り的にも必要だと思われる保険関係のお話です。
まず絶対お勧めなのが「健康保険限度額適用認定証」の取得です。(写真右の白い書類)自分の勤める会社は協会けんぽなのですが、ホームページから申請用紙とその記入方法について確認することができます。(医療費が高額になりそうなとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会)
こちらは窓口で最初に高額な医療費を支払って後から自己負担額の超過分を返金してもらう「高額療養費制度」と違って、最初にこれを提出しておくとざっくり9万円前後の支払いで済むというものです。(ちょっとざっくり過ぎますが…)有効期間については、申請日以降から1年とか有効な認定証を作れます。(過去には遡れません。)申請すると約1~2週間で認定証が届きます。ここで注意が必要なのですが、毎月1日から月末までの間に同一施設でかかった治療費用についての負担額が上記の約9万円位を限度額として支払うということらしいので、
・同じ病院の同じ治療についての自己負担額の超過分を負担してもらえる
(差額ベッド代とか食事代は除くっぽい)
・高額になりそうな入院、手術はできるだけ月をまたがないようにする
などが必要そうです。
あとは、任意で入っている生命保険がありますのでそちらも「保険金・給付金等請求書」というものを用意します。(写真左の黄色い書類)私の入っている保険会社のものは、こちらの書類に正式手術名が必要とのことですので、事前に診察時に先生に確認しておくことをお勧めいたします。
自分の場合は、関節鏡を用いた「左関節鏡下関節唇整形術(肩)」か、ガバっとメスで開く「左肩関節脱臼制動術(?ちょっと忘れました)」ということですが、結局メスでオープンということなので後者になります。
ここまで書いて気になる総額ですが、何となく以下を想定しております。
1.通院代 : 5,000円~10,000円くらい
2.レントゲン代、MRI代、CT代 : 25,000円くらい
3.リハビリ代 : 1回1,600円(×回数)
4.スリング代 : 8,000円(一時的に24,000円くらい負担、後で返金)
5.入院代 : 30,000円(4泊5日を予定※土日はさむ)
6.手術代 : 360,000円~400,000円(だいぶ変動ありそうです。)
上記、5と6の総額を限度額適用認定で9万円前後にしようという感じです。
更に、任意保険のほうが、1日10,000円と手術費が×10倍とのことで100,000円請求できそうです。140,000円返ってくるとして、ほぼトントンですね。トントンの出費で長年の悩みだった脱臼とおさらばできるのであればやった方がいいのかなぁという感じです。
手術は来週です。山にスキーに楽しく専念できるよう頑張ります。
<反復性肩関節脱臼の根治に向け手術します④ へ続く>