ワンゲル部の記録長さん

山ですぐバテちゃう記録長さんの日記

かぐらBC〜the day!反射板コースを行く

今シーズン2度目のかぐらBC(バックカントリースキー)に行ってきました。(2018.03.24)

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前回、中尾根コースを行きましたので、今回は神楽ヶ峰から王道の反射板コースを行きました。

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今回は春スキー用のグローブとしてoutdoordesigns(アウトドアデザイン)
サミットグローブを投入してみました。掌には革を使用しており、またノーズワイプも剥げる事なくしっかりした作りです。厳冬期用のグローブでは流石に汗だくになるのでコレを買ってみたのですが、実際にはライナー位の薄さでも大丈夫なくらいの陽気でした。

 

前日まで降雪があったようでパウダーが期待できます。

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5ロマ(第5ロマンスリフト)の山頂にまず向かいます。樹氷がまだ見られて良かったー。

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リフトを降りて登山届を提出しビーコンをONにします。入山の心得をプリンスの職員の方が丁寧に指導してくださいます。

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いきなり広がるスカイラインが超美しいです。天気は快晴!まさにthe dayです。

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雪庇の脇を通過…

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あっという間に神楽ヶ峰(2,021m)に到着しました。ここまで来るとテーブルマウンテン調の苗場山が望めます。

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ドロップポイントは神楽ヶ峰の少し手前の為、来た道を少しだけ戻りましてから尾根で右折する感じです。

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左上に田代湖が見えますが、そのすぐ右にある尾根を行く感じです。

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尾根の右側は絶対に進入してはダメな場所です。一旦落ちたらゴールに出ないし、登り返しも捜索も困難な場所になります。

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いきなり最高のバーンを滑ります。サイコー。カリカリではなくちゃんとパウダーです。

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ツリーランに突入。

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反射板コースは斜度も比較的緩やかで広めな為、とても滑りやすいです。

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コース名の由来となった反射板に到着しました。

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ここからは大斜面を一気に滑り降り、5ロマからのサイドカントリーコース(田代落ち)と合流します。

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沢地形の森を抜けると田代ゲレンデに出ます。

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ゴールは田代第8ロマンスリフトでした。

 

今回も最高の天気で気持ちの良いBCとなりました。雪は安定しておりこの日は雪崩れる気配はありませんでしたが、暖かい日も多く、斜面によってはクラックが入っているところもありました。

 

今シーズンはあと何回滑れるかな。。

 

穴場「ピラタス蓼科スノーリゾート」へ行こう!

北八ヶ岳へ手軽にアプローチできる「北八ヶ岳ロープウェイ」(旧称は、「ピラタス蓼科ロープウェイ」とか色々)は、登山でよく利用するロープウェイですが、実は「ピラタス蓼科スノーリゾート」のロープウェイでもあります。

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ロープウェイ山頂駅は、坪庭という溶岩台地で、夏は高山植物も豊富なため手軽なトレッキングコースになっています。スキー場は、この坪庭とは反対側のロープウェイ山麓駅に向かって降りるコースになります。

 

今年は3月に入り暖かい日が続きスキーどころでは無い状態が続いていましたが、春分の日の今日は南岸低気圧と寒気の影響で久々に大雪となりました。せっかくなのでパウダースノーを求めて標高が2,237mと高いここ「ピラタス蓼科スノーリゾート」で滑る事に決めたというわけです。

尚、3月のこの時期の大雪は32年振りとの事。桜も開花したばかりなのに一気に冬へ逆戻りでした。各地では季節外れの雪で交通が麻痺したりと大変だったようで、あまり大雪に浮かれてばかりいられない感じでもあります。別のエリアでは遭難事故も発生した模様で安否が心配されます。。

 

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さて、スキーに話を戻しますが、ロープウェイの乗り口は暖かく快適でした。ロープウェイの運行間隔は10〜20分でしたが、スキー場のコース全体が4kmとロングコースという事もあり、滑走後に休む時間を考えれば、(オッさんには)ちょうど良い間隔だと思いました。因みにロープウェイ乗り放題で1日券は割引適用後、大人1名3,500円でした。

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気温は−2℃。雪は期待どおりフッカフカです。

板はzuma eclipse172にしました。キャンバーのおかげでしなやかにエッジが立ち、凄く滑りやすかったです。

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フルツインチップで反り返った板に雪が乗り、雪煙がシャーって上がって気持ちいいです。

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オススメコースは、ひょうたんコース。

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最大斜度33°との事ですが、適度に圧雪されていたのと新雪のクッションとで、それほど斜度を感じさせないコースでした。人も少なくバーンを独占でき最高でした。

 

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休日にも関わらず人の気配を感じない12:20頃のレストハウスの様子…

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全くもってして余計なお世話になりますが、メニューも豊富で美味しいのに空き過ぎており心配です。

 

シーズン終わりのせいなのか、大雪のせいなのか、ガラ空き状態の「ピラタス蓼科スノーリゾート」でしたが、新雪を思う存分に堪能し、行って大正解でした。

今度は、zuma eclipse(エクリプス)172cmを入手

前回買ってみたzumaのファットスキー(scratch)のなめらかな滑りが癖になり、中古でもう1本zumaの板を買うことにしました。

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zuma(ツマ) eclipse(エクリプス) 172cm 12-13モデルになります。サイズは114-86-114 R17.5のフルツインチップです。

中古ですが、綺麗なtyroria(チロリア)のビンディングのpeak12がついていてお買い得でした。

 

板はそれなりに痛んでいましたので早速メンテナンス開始です。なにはともあれインビス加工します。先日k2のpressについていたtyroria peak11を元のオーナーにお返ししましたので、これについているpeak12をpressと共有化します。

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で、ビンディングを止めているタッピングビスをプラスドライバーを使用して外しますが、先端がこのタイプのドライバーでないと簡単にナメてしまいますので注意が必要です。

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がんがんネジを外していきます。

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外せました。ネジの長さが場所によって異なるようです。

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そして、あっという間にインビス完了。板3本目にしてようやく作業にも慣れてきた感じです。

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この後は、エッジの研磨とwaxingになります。今回購入の板は、もしかしたらパークでレールに入った板かもしれませんが、エッジがめくれるような所も無く十分に綺麗でした。またワックスは春向けの高温用ワックスにしました。

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脱脂後、クリーニング&ベースワックスをかけて削ったらこんなに汚れが(嬉)!磨きがいがあります。

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ピッカピカになりました。

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k2 press 159を隣に並べてみたところ。

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このeclipseキャンバーがえらいついていました。サイドウォールに竹材を使用しているらしく、しなやかな反発が楽しめそうです。

 

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k2とzumaとで板が4本になりました♪

 

これから春スキーに突入します。まだまだ滑り足りないです。

3月なのにGW並みの陽気

来週行く予定だった上越国際でのスキーが急遽行けなくなってしまったので、今週中に一滑りしておこうと思い湯沢中里スノーリゾートに行ってきました。ここは大学ゼミのスキー合宿をやっていた場所でもあり思い出の地でもあります。

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しかし、、結果からいうとこんな状態。もう土が出ちゃってます。今日(2018.03.04)の気温は17℃とか。全国的にも20℃超えが相次ぎ完全にGW並みの陽気です。Tシャツ一枚で滑れるレベルの暑さでした。

 

そもそも何で湯沢中里にしたかというと、前述の通り学生の思い出ってのもありますが、一番にはサイドカントリーを滑りたかったから。

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ただ、コンディションがイマイチでした。。volcom4(Mr.Plant)方面だったか?ちょっと忘れちゃったけれど、こんな感じです。雪質がシャーベット通り越してフラッペ状態で板が取られる感覚です。未熟な自分はサイドカントリーを諦め普通のコースを滑る事にしました。

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3つある上級バーンは全て南西よりの斜面の為、溶けはじめていました。その中でも少しすり鉢地形のダイナミックコースが一番まともな感じでした。

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次に良かったのがチャレンジバーン。滑り出しのポイントは角度も急でちょっと怖い感じでしたが、コースもコンパクトで何とか滑り切りました。尚コブは荒れたのと溶けた?のとで、ほぼ消えていました。

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最後に真ん中のジャイアントコースです。ここは所々土が出ていましたので避けながら滑るというありさまです。。こちらもコブはほぼ消えていました。

 

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今回はワックスを完全に誤りました。滑ったコースはそれぞれ最大斜度32°平均17〜25°ということで斜度がある為まだスキーも走りましたが、ファミリーゲレンデでは全く板は走らずツンのめる感じでした。まぁそれでも天気最高でリフレッシュできましたが。

 

翌週は春の嵐の予報です。一週間ほど雨や曇りが続く予報です。寒の戻りと雪が重ならず金曜まで降っても雨という予報…

土曜日にやっと降雪がありそうなので週末はまたスキー場も回復してくれることを、望みます。

 

今年の雪はどうなのかなー?

今週末は貴重な晴れの週末にも関わらず何だか仕事のリズムが合わず心身共に疲れ果てて家でゴロゴロしています。

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ダルベロのバックルが剥げてたので黒く塗り塗りしたり、絨毯にこびり付いたワックスを溶かしてふき取ったりとダラダラモードです。

 

ふと先週末に一緒にYAMABOKU行った先輩からメッセージが。

「栂池です!雪はシャーベット。」

えーっ!?

そういえば、先週のYAMABOKUのスタッフも全然雪降ってないって言ってたっけ。北陸や北海道では大変な被害が出るほど降っているのに内陸では雪不足なんて、何だか極端な気候ですね。特に今週は春の陽気で暖か過ぎでした。

 

もうシーズン終わっちゃったりしないよね。。

 

思えば昨年7月よりBC向けグッズを買い始め、9月にはリフト券早割を購入。11月3日シーズンインし、なんだかんだと滑走日数18日。

内訳はあまりパッとしないですが、カムバックスキーヤー2年目としてはこんなもんかなー?

❄︎イエティ4日
❄︎かぐら3日
❄︎たんばら2日
❄︎万座温泉2日
❄︎白馬五竜1日
❄︎神立1日
❄︎富士見パノラマ1日
❄︎YAMABOKU1日
❄︎乗鞍BC1日
❄︎湯の丸BC1日
❄︎入笠山BC1日   …

 

来週は山仲間が上越国際に行くらしいので、ゆるスキーしてきます。

スキー板にカッティングシートはちょっと失敗だった件

なんとなく連載になってしまったzumaのファットスキーへのカッティングシートは、どうやら失敗に終わったらしい。。

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2回滑っただけでこのありさま笑。板をクロスさせまくってバリバリ剥がれてしまった。

 

よし、もう剥がしちゃおう!

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ついでにラバースプレーのところも。

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というわけであっという間に元に戻りつつ。

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振り出しに戻りました。。

 

✖️ラバースプレーは、下地が透けてしまい失敗。

✖️カッティングシートは、直ぐに剥がれてしまい失敗。

 

もう、塗装かな?と思って調べてみると柔らかい塗装膜を作るウレタン塗料が出てくるのだけれど、

✖️ワンシーズンでキズキズに。

✖️塗膜の黄変。

✖️クリア吹いたらリペアきかない。

などネガティブな記事も多い…

ではプロテクションシートはどうか?と調べてみると

✖️貼りづらく買い直してたら高くついた。

とか。興味はあるんだけれど。

 

まぁ、いっか。しばらくオリジナルで。

 

 

 

 

YAMABOKUワイルドスノーパークと山田温泉

今回、高校ワンゲル部OBと非圧雪でのスキー目的で長野県高山村にあるYAMABOKUワイルドスノーパーク(旧山田牧場スキー場)に行って来ました。

全体的に小ぶりなスキー場ながらもまるでプライベートゲレンデの如く空いており、また人との触れ合いがとても心地良い素晴らしいところでした。

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今回の目玉はコレ。CATで移動する2ndステージというツアープログラムへの参加です。これで山頂まで行く訳ではありません。山田牧場の第2牧場である2ndステージエリアを滑り終わった後、その下部から1stステージエリアとの境界のパノラマコースまで帰ってくるルートでこいつを利用します。ツアー参加者は15時位まで何回でも乗って良い仕組みになっています。

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予約は簡単です。予めスキー場のホームページにあるデジエントリーというウェブ申し込みを済ませておくと当日の手続きも簡単で確実です。1日のツアー参加数は30名限定とかになりますが、この日もほぼ定員の盛況ぶりでした。

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非圧雪ということで今回もファットスキーを用意してのぞんだのですが、TLTビンディングがうまくはまっていなかったのか、ツアー説明前の全員で行動する最初の一本でいきなり板を外してしまいました。

再度滑り出すまでに時間がかってしまいツアー参加者には大変にご迷惑をかけてしまいました。すみません。

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気を取り直して、ガイドさんの説明を受けます。一度説明を聞いた後は自由に滑って良しとの事です。ツアーには2人のガイドさんが付いてとても親身にご対応頂きました。

 

ここのスキー場は元々が牧場のため、一部斜度38°という壁のようなコースもありますが全体的にゆるやかな起伏に富んだ形状をしています。

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なので多少のアップダウンがあり、場合によっては最後登りきれずにカニ歩きか板を外さないといけないシーンもあります。ただその分、地形遊び的側面では大いに満足のいくスキー場だと思いました。

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2ndステージは主に3つのコースがあり、これはコース2の様子です。一番北斜面の1のコースのみ若干パウダー気味でした。なので1の手前から第2牧場に入り1のコースでツリーランを楽しみ2に向かうみたいなコース取りすると気持ちの良い雪質の雪原を少し長めに滑る事ができます。(といってもものの数分で滑り終わってしまいますが….)

尚、3のコースが一番起伏と斜度があって面白いのですが、南斜面のためガリガリでした。。(もうシーズンも終わりなのかな…)

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ドロップポイントからの景色…天気も良くお向かいのいいづなスキーリゾートやその奥に後立山連峰まで望める大展望です。いやー、最高!

 

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ランチはスキー場駐車場前にある渋い宿の「ニュー笠ヶ岳」でとりました。ここでも週末にもかかわらず混雑することはありません。むしろ独占状態でした。本当穴場やねぇ。

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ボリューミーなカツカレーはお肉も柔らかく旨し。お店のお母さん自慢の一品らしい。

 

下山後は山田温泉の源泉を300円で楽しめる大湯という公共の風呂に浸かりながらこの鄙びた温泉を堪能しました。

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お土産に買ったナガノパープルのジャム。

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収穫量の少ない高級な葡萄で作った贅沢なジャムだそうです。800円也。お土産屋さんの方も気さくで色々お勧め頂きました。

 

YAMABOKUは素朴なスキー場ですが、ガイドさんもCATのドライバーさんも本当に親切な方々でした。また食堂や温泉、お土産屋さんも自然体な感じでとても癒されました。

 

今回は滑らなかったコースですがタコチコースというのも有名だそうです。全長13kmという日本最長のルートもウリだとか。ただガイドさんの管轄が2ndステージエリアとはまた別になるそうで、利用希望の場合は予め確認を入れておいた方が良さそうです。

あと、3rdステージという笠ヶ岳BCのプログラムもありますので機会があれば参加してみたいです。

 YAMABOKUと山田温泉、とてもお勧めです。