ワンゲル部の記録長さん

山ですぐバテちゃう記録長さんの日記

丹沢のお手軽バリエーションルートを行く

高校時代のワンゲル部同期の部長と丹沢のバリエーションルートを歩いてきました。f:id:uccari8:20180109122617j:image

丹沢湖西側にある浅瀬というところから椿丸という山を目指すコースです。登山口はこんな所からになります。

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今回はトレーニング目的になります。翌々日から乗鞍岳バックカントリースキーのツアーに参加する為、無駄なあがきですが足腰を鍛えたいと思います。

 

序盤から急登が続きます。獣道のような道なので、足をフラットに置けずアキレス腱に心地よい刺激のある登り坂です。

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30分程でだいぶ尾根っぽい道になります。まだまだ登って行きますが、それほどキツい登りではありません。途中2箇所ほど分岐がありますので、GPSのアプリなどがあれば安心です。こんなサイドがスパンと切り落ちたような所も通ります。

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ゆっくり登って3時間弱で椿丸の山頂に着きました。標高は902mとなり、浅瀬が約400mですので500mほど登った事になります。

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山頂の展望はあまり望めず、そのまま5分程奥に行きますと展望が開けますので、そこでお昼にしました。

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部長にお好み焼きをご馳走になったあと、丹沢を歩きつくしている部長も未踏の地であった椿丸南西に伸びる尾根から下山することにしました。

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再び森の中へ。

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木立から富士山が望めます。この尾根はフラットであっという間に歩ききってしまいます。尾根の淵からは南側にある山に向かうため一旦降りてから登り返します。そしてしばらくすると林業の方の作業道とぶつかります。

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この道も敢えて逸れながら世附川の方へ降りて行きます。

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川にでました。ここは浅瀬〜切通峠の道になりますが、現在は復旧工事の為に通行止めのようです。

 

 バリエーションルートは仕事の為に整備している方がいる道とも重なっていたりしますので、最低限のマナーは守って通る必要があると思いました。

北鎌倉でランチ目当てランニング

6月に肩の手術をしてからというものほとんど走っていなかったのだが、ようやく重い腰を上げてランニング再開しました。およそ半年振りです。モチベーションを保つためコースには観光要素を取り入れ北鎌倉コースとしました。

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鎌倉エリアに入ってからは、紅葉が舞い散りとても風情のある良いコースになります。

今日はカミさんとのランになりますが、北鎌倉駅周辺で一緒にお昼ご飯を食べられるお店を見つけるというもう一つの楽しみもあります。

7-8km走ったところで北鎌倉駅建長寺の間くらいにお洒落なお店を見つけました。ここでご飯にする事としました。

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Cafe Evergreen(カフェ エバーグリーン:鎌倉市山ノ内147-9) というお店になります。

お店の前に止まっている高級外車がイカつくて一見入りづらいお店ですが、中に入るとお上品で優しい店員さんに迎え入れられました。

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 落ち着いた店内の様子。

メニューですが、お店の前の看板にあった

・ブレッドボウルクラムチャウダー(上)と

・鎌倉野菜のポトフ(下)としました。

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クラムチャウダーはモチモチの柔らかいパンに開けた穴にタップリと入っており、アサリのお出汁がよくきいていて美味しかったです。ポトフもサッパリしたコンソメ風味に味がしっかりした鎌倉野菜がよく合います。

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食後は、ほうじ茶ラテでしめます。クリーミーなのにほろ苦いほうじ茶の味が不思議なマッチで美味しかったです。

 

当然消費したカロリー分は、また摂取してしまったわけですが、鍛える事が先決ですので良しとします。 

2017-18スキーシーズンイン!

11月23日(木)は、一気にスキー場がオープンしました。

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たんばらスキーパークもオープンとなり行ってきました。人は疎らで、ニュースによると1,000人程の来場だったそうです。ゲレンデの一部はブッシュが見えており、コースは実質センターコースのみでした。

当初、立山バックカントリースキーを予定していましたが、今年は雪が多過ぎの為に断念。であれば、昨シーズン通ったかぐらスキー場はどうか?と思いましたが麓が雨でテンションが上がらず、結局たんばらに向かいました。でも結果正解だったかも。空いていたし午後からは気温もぐっと下がり雪交じりの天気となり、雪質もそれなりにシマって滑りやすくなりました。

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ファットスキーにシールを貼ってバックカントリーを滑る予定が、ゲレンデでツインチップスキーとなりましたが、これはこれで楽しかったです。

バックカントリー用ザックというモノがある事を知り

OSPREY(オスプレー)のSWITCH36(スウィッチ36)というモデルを中古で買ってみました。

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機能や使い方は、ロストアロー様の説明ページがあります。

http://www.lostarrow.co.jp/osprey/support/manual/OM2009_OS_Switch.pdf

 

山岳用ザックは、

8L、12L、25L、30L、35L、42L、45L、65L

と無駄に持っており、50L台が無いので次はそれかなと思いつつも今回はバックカントリースキーに用途を限定した為に36Lという微妙なサイズとなりました。

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ビックリのポケットだらけ仕様。バックカントリーでは、雪崩や気象上のトラブルに即対応する必要があり、超整理整頓できるように中が仕切られています。また全体に平べったく背中にフィットする形で、スキー滑走中でも荷物が振られにくい形になっています。

バックカントリー用ザックの定番を調べていたらOSPREYのKODEなどが有名だそうで、板をつけたまままでも背面アクセスで簡単に荷物を取り出したりしているのがポイントなのかな?とも思いましたが、今回購入のスウィッチはトップとサイドからアクセスします。それでも今までの登山用ザックと比べ荷物を取り出し易いと感じました。

 

あとは、ブラックダイヤモンドのアバラング付きモデルや、エアバックなども多少は検討したのですが、

 

次でいいや…

 

という事で雪崩から生還する為の機能は次回持ち越しとしました。

 

ところで今年(2017年)は、11月18日から20日にかけ、今年初の冬将軍到来です。高度5,500m付近で-30℃前後の強い寒気が居座りそうです。大量の降雪でも温度が上がらず乾雪雪崩が発生し易い条件が揃ってきています。

厳冬期登山の場合、できるだけ雪崩の発生しにくいコースを選びますが、スキーはわざわざ雪崩が起き易いところを滑ります。また地形の罠と呼ばれる雪崩被害が増幅されるところにも迷い込み易く心配事も多いですが、状況を見定めていきたいと思います。

K2 PRESS 15-16モデルの青(159cm)

最近何をやっても煮え切らない僕に、山のお仲間のお師匠さんが業を煮やし(?)、ツインチップのスキー板(ビンディング付き)をプレゼントしてくれました。

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K2 PRESS 15-16モデルです。この年のPRESSは、色によって長さが違いますが、最近青色にハマっている僕に青の159cmを譲って頂いたという事になります。

サイズは113-85-104、軽量やや硬めのジブロッカー搭載板になります。ツインチップ板は一つ持っておきたかったので、このサプライズはとても嬉しいものになりました。

ジブロッカーは普通に滑るにもパークで遊ぶにもトップの引っ掛かりも感じず取り回しし易いですね。

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ただ、トップ側がやや広く完全な対称形の板ではないので、ゲレンデメインでちょっと跳んだりしたい場合に良いと思いました。前オーナーであるお師匠さんの意向もありチロリアのピーク11のビンディングは4cmセットバックで取り付けてあります。これにより前へ進む安定性が抜群に良くなったと感じております。スピードに乗ればどんな斜面でもカービングターンが決まり気持ちの良い板です。

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オールナイト営業のスキー場で試し履き。人工降雪でしたが、雪質に関係なくとても安定した滑りをしてくれました。

 

気持ちの良い滑降で、頭の中のモヤモヤも吹き飛ばせたと思います。

GALLIUM(ガリウム)REPAIR CANDLE(リペア キャンドル)を試す

昨日、シーズンインと同時に傷つけてしまったスキー板のソール補修にGALLIUM(ガリウム)REPAIR CANDLE(リペア キャンドル)を試してみました。

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今回、浅い傷が広範囲についてしまい、特に補修せずにホットワックスだけでも問題無い状態でしたが、ソール補修に興味があったのでやってみました。

商品はamazonのプライムサービスを利用し、スキー場からの帰り道にポチっておきましたので翌日作業をすることが出来ました。尚、中身は8φサイズの18cm、3本入りになります。

 

作業手順ですが、

1.スキー板のワックスを剥離する

2.彫刻刀などで傷をならす(今回は、この工程をカット)

2.キャンドルを溶かして傷に流し込む

3.ステンレスのスクレーパーで削る

4.耐水ペーパーで滑らかにする

5.ホットワックスをかける

以上で進めます。

 

まず古いワックスを剥がします。

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車のブレーキ&パーツクリーナーと同じく脂肪族系炭化水素、アルコール類が主成分の有機溶剤を使います。

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剥がした後は傷のえぐり加減が目立って痛々しい。。

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キャンドルはライターで炙ると煤が出て定着しにくいらしいので、グルーガンを使ってみました。グルーガンの穴は7φなので、キツキツですが何とか入ります。

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傷部分をアイロンで予め少し温めてからグルーガン(160°前後まで加熱します。)で溶かしたキャンドルを細く塗っていきます。更にアイロンも160°に温度をあげて、ささっと上から溶かして定着させます。高温のため短時間で行います。

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溶けたキャンドルが、ちゃんと定着するのか心配でしたが、相当強く定着しました。

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100均のステンレススクレーパーを使って、余計な傷が付かないように慎重に余分なキャンドルを削っていきます。

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耐水ペーパーを使って、手で触っても段差が無くなるまで平らにならしていきます。

粗めの耐水ペーパーでソールを削るのはちょっと勇気が要りましたが、どうせもう傷付いているんだし、ということでバリバリかけていきます。

#320→#600→#800→#1000→#2000の順でかけていきましたが、ほとんど#320で事足りた気がします。

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取り敢えずこんな感じに仕上がりました。

ストラクチャーが消えて無くなっちゃうんじゃないかとも心配しましたが、何となくアミアミな模様が残っているような気がします。

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ベースワックスの上にフッ素系のトップワックスを塗ってブラッシングしたところです。

キャンドルの上はワックスのノリが甘いらしくベースワックスでは確かにその傾向が少し出ました。ただトップワックスを塗ってしまえばあまり関係無かったです。

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取り敢えず素人作業でここまで修復しました。

 

シーズンが終わったらチューンナップに出そうと思います。

 

17-18シーズン初滑り

先月6日に日本最速でオープンしたスノータウン・イエティ(静岡県富士山2合目)に行ってきました。

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紅葉の中を滑るという不思議体験になりました。気温も14度ほどまで上がりましたので、Tシャツ1枚でグローブもせずに滑ってしまいました。

 

今回のスキーは、今月末に予定しているバックカントリースキーの前哨戦として、この夏しこたま買い込んだギアのチェックを兼ねています。

1.TLTビンディング

2.インビス加工

3.SCOTTのブーツ

どれも思った以上にアルペンスタイルと遜色無く、スムーズに滑れました。

また、心配していた肩の治癒加減でしたが、こちらも思った以上に普通な感じでストックワークもストレス無くできました。

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まずTLTですが早速コケました笑。低めの解放値に設定していたという事もありちゃんと解放されました。

右側の青い調整ネジが横位置の解放値調整。縦に並んだ数字の左斜め上にあるグレーの三角矢印が縦位置の解放値調整(先程の青い調整ネジの上側に調整ネジがあります。)

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またインビス部分のビスも低強度ねじロックを事前に塗布していたおかげもあり全く緩みはありませんでした。

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更に拘りのブーツですが、滑り始めこそ痛くはなりましたが、5〜6本滑り終わったところで足に馴染み痛みもほぼ無くなりました。

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しかし、コースはこの狭さです。

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他の方との接触を避けようとターンをきったところ、油断して思わずコースアウトしてしまいました。やばっソールが…

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 今シーズンスタート早々しかもイエティでやっちまいました…まぁバックカントリーも早い時期だと岩が出ていてガリッとやっちゃうそうなので、この程度で済んで良かったとします。。

 

なかなかの人出でした。

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良いウォーミングアップになりました。