立山黒部アルペンルートの玄関口である扇沢から三大雪渓の一つである針ノ木雪渓を登り針ノ木岳周回コースを歩いてきました。今年は本当に雪が少ない。。この時期には珍しく完全夏道(う回路)を行くことになりました。
シュルンドがかっこいい。
クレバスもこんなに。雪の上は全く歩ける状況ではありません。持っていた軽アイゼンはお荷物になってしまいました。
針ノ木峠のテント場からは槍ヶ岳が見えました。どの角度から見ても槍だとすぐわかります。テント場は20~30張でいっぱいという感じです。12時頃にはまぁまぁいっぱいになっていました。外トイレは2棟あり、和式(というか単なる穴)ですが、清潔な感じでなかなか快適でした。
2日目は、針ノ木岳からスバリ岳を経由して新越山荘を目指します。コースタイム5時間程度ですが、ザレたアップダウンを繰り返しダイナミック感が半端ないです。
針ノ木岳山頂からの影針ノ木岳?
スバリ岳の急勾配が凄い。
お決まりの立山劔の眺めと黒部湖です。
劔岳がかっこいい。去年登り損ねたけどリベンジできていないなぁ。
今回ゆっくり3日かけて種池山荘~柏原新道を通って扇沢まで戻りました。種池から振り返ると歩いてきた稜線を見渡せます。このコース歩いてみて感じたことは、コンパクトなコースな割に、なかなかコースタイム通りに歩けないという印象。体力不足もあるのですが、道の歩きやすさが関係しているように思います。針ノ木雪渓や蓮華岳コース、針ノ木岳から新越山荘などはコースタイム超過気味。逆に新越山荘から種池山荘はコースタイム以下という感じでした。因みに新越山荘はお盆シーズンにも関わらず布団一人一枚ということで思わず泊まっていってしまいました。とても素敵な宿でした。お勧めです。