ワンゲル部の記録長さん

山ですぐバテちゃう記録長さんの日記

冬到来!でも、なかなか山に行けず…

今年はラニーニャの影響で寒い冬になるという。山用のダウンジャケットを新調したり、夜中にランニングしたり、日に日に寒さが増してくることに、密に喜びを感じております。今日は、車のタイヤもスタッドレスタイヤに交換しました。

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ダンロップのWINTER MAXX 01の2016年の49週目モデルです。最新の02に性能は一歩譲るものの中古アルミとセットで3.5万円ちょっとと安いです。

早く雪山に行きたいですね。

 

oxtos NEWシュラフカバーライトワイドロング を買ってみた

oxtos NEWシュラフカバーライトワイドロング を買ってみました。税込7,480円とお安いです。自分はせいぜい2泊程度の山旅が多い為、シュラフカバーはいらないと考えておりましたが、雪山で少しでも温かくなろうと思い買ってみました。

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よくある500mlペットボトルとのツーショット。とてもコンパクトです。

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重さは、カタログ値310g。恒例の家での計量の結果308g。因みに冬用シュラフモンベルのU.L.スーパースパイラルダウンハガー800FP #2。仲間内からは帯に短し襷に長しと言われる代物ですが、昨年12月の西穂のキャンプ場でもそれほど寒くなかったので良しとしております。

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シュラフの重さは818g。(カタログ値780gなんだけどなぁ…)2つ足して1,126gです。快適睡眠温度域:-4℃~、使用可能限界温度:-10℃ということになっております。厳冬期の2500m~上は当然もっと寒いわけですので、ダウンを着たまま寝たりシュラフをダブルにしたりしていました。今回このシュラフカバーで何とかなってしまえばいいのになぁという訳で購入に至った次第です。

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並べてみたところです。ダウンハガーは伸び伸び仕様のため、あまりキツキツになってしまうようでは意味がありませんので、シュラフカバーはワイドでロングなタイプにしました。

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結果すっぽり入りました。実際に寝てみたところ、ダウンハガーの伸び伸びについて多少は損なわれた感はあったものの十分にゆったりした感じでした。

NANGAあたりの最高にモフモフしたやつで-18℃対応のやつとか試してみたい気もしますが、貧乏人の私にはお高いので、とりあえずこの組み合わせでやり過ごしたいと思います。

王道コースを行く10月の八ヶ岳(赤岳)

10月22日〜23日の土日を使って八ヶ岳の赤岳を往復してきました。赤岳は、昨年6月に真教寺尾根からキレット超えをしたとき以来です。

今回は岩場歩き初心者さんも同行という事もあり、北沢から赤岳鉱泉、行者小屋を経て地蔵尾根より赤岳山頂を目指す″王道″コースとしました。帰りは文三郎尾根より行者小屋経由、南沢で下山するコースです。

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金曜日は夜中に美濃戸口よりダートの道を通り赤岳山荘の有料駐車場まで車で行きました。駐車料金は1日1000円。美濃戸口よりここまで約1時間の歩行時間の節約となり、かなり楽をさせて頂きました!

翌日の土曜日は移動性高気圧が八ヶ岳付近の上空にも勢力を残してくれていた為、午前中は晴れ。午後も風が10〜15m/sほど風が吹いたものの天気は大きく崩れませんでした。ただ寒かった。最近は猪熊先生の「ヤマテン」天気予報の他、スーパーコンピュータが予測するGPV気象予報も参考に、徹底して良い天気の日を狙って登山しています。

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今年は残暑の影響もあってか紅葉時期が遅いそうです。この辺りは針葉樹も多く紅葉もピンポイント的です。

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北沢から中山乗越を経て行者小屋へ至るコースは静かな森のコースとなります。

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いよいよ本日の核心部、地蔵尾根に取り付きます。森林限界付近では、この時期らしいやや荒涼とした感じが素敵です。

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グングン高度を稼ぐに従い傾斜を増す斜面。

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赤岳天望荘からの最後の登り。。。目指す頂上山荘も見えます。

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翌日は、山頂から素晴らしい朝日を拝むことができました。

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阿弥陀岳方面。

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今回も素晴らしい天気の中、絶景を堪能できました。

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下りは南沢から。苔むす感じが八ヶ岳らしく気持ちの良い山となりました。

 

天狗岳リベンジ

先々週、登頂を断念した天狗岳に再び登ってきました。

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唐沢鉱泉から西天狗、東天狗、黒百合ヒュッテと周回する日帰りコースです。

因みに毎年年末に歩くコースでもあります。

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冬はこんな感じです。ちっちゃい雪庇がカワイイ。

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筋雲が秋の訪れを感じさせます。

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北アルプスも遠望出来ます。なんてステキ〜♪

尚、唐沢鉱泉は、名前の通り風呂があるので下山後は、ゆっくりできます。

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源泉の様子。美しくて最高です。

 

 

 

友人親子の初登山は北八ヶ岳に

小学5年生のパパさん(大学の友人)が、お子様の教育の一環として山登りをさせたいと言ってきました。それを聞いて、息子が4歳の時に北八ヶ岳の白駒池を起点に「にゅう」という岩場のピークまで行ったことをふと思い出しました。

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それで、今回は8月25-26日の平日にお休みをいただき、白駒池から黒百合ヒュッテまで行ってテント泊をし、天狗岳を往復して「にゅう」を経由し白駒池まで戻るプランを考えました。

白駒池まではメルヘン街道の駐車場からわずか10分ほどで、道も整備されているので初心者でも余裕です。

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苔が美しい森の中のハイキングコースになります。

黒百合ヒュッテで、早々にテントを張りご飯をつくりました。お子様もここまでは余裕です。ここのテント場はパネルがいくつか使え、平らな所にテントが立てられるのが魅力です。

夕飯は定番ですがカレーライスを作り、夜は星を眺めながら初日を終えました。 

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2日目も最高の天気です。張り切って天狗岳を目指しました。。

が、お子様、胸が痛いと訴えます。どうやら夜ダウンを着ても寒くて寝袋では寝られずに体調を崩したようです。外気温は10度位まで下がったと思います。

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こんなに天気は良いですが、

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無理をせず中山峠の先までとし、天狗岳に登らずに「にゅう」に向かうこととしました。

そう言えば、うちの息子も小学5年生の時に12月の北八ヶ岳で雪の中に連れ出し、危うく低体温症になるところだった事がありました。それ以来すっかり山には同行してもらえなくなったのは言うまでもありません。。夏でも小さいお子さんは体温調節が出来ずに体調を崩すことがあるのだと改めて実感しました。人様のお子様を預かる身で本当に反省です。

十分に休んでから下山を開始しました。

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それでも、途中「にゅう」に立ち寄り天狗岳と硫黄岳、そして白駒池を眺めることが出来ました。

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お子様もだんだん体が温まり元気になってきたようで、最後の頑張りを見せてくれました。

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白駒荘まで降りてきたら、すっかり元気になってくれて、カレーライス(またカレー笑)をペロリと食べてくれました。ヨカッタよ。

 

お子様を山に連れて行く事は、我々大人が十分過ぎるくらいに気をつけても、まだまだ足りない事もあるのだと気付かされる山になりました。

 

今年の山トイレ活動

2016年8月17日(水)北アルプス焼岳に行ってきました。今年も携帯トイレ薬剤メーカー社長と同行登山です。

中の湯さんから登ったのですが、途中に広場があるのをご存知でしょうか?

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地元の観光協会の方々の悩みがあります。。そうです。ここで「しちゃう」方々がいらっしゃるそうです。

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笹の下にティッシュが見えます。

辺りは焼岳の硫黄で臭うのですが、こういった光景を見ると、まるでトイレが臭うのかと勘違いしてしまいます。いかんですねー。

エチケットで携帯トイレ持参はいかがですか?同行の社長のところで作っているトイレ(お馴染み「ほっ!トイレ(笑)」も手のひらサイズまで小さくなったようですよ。(ちょいデカいか?)

■エクセルシア ほっ!トイレ

http://excelsior-inc.com/products/hotilet.html

尚、次のサニタクリーンさんは社長のところの競合さんになるようですが、これ、屋久島に行ったとき確かにありました。

■総合サービス サニタクリーン

http://www.sservice.co.jp/field/outdoor/index.html

少しづつだとは思いますが、山トイレが浸透しているのかな?

しかし、「した」後のブツは臭わなくなっても持ち運ぶ事に抵抗がある人は多いと思います。なので、捨てずに肥料にしたらー?という研究もあるそうです。乗鞍岳の方ではそんな取り組みにチャレンジし始めたそうです。凄い!こちらもエクセルシアさんと協働してやっているそうです。

■のりくら観光協会さん

http://norikura.naganoblog.jp/e1970291.html

今年はトイレブースも乗鞍高原内に順調に3つに増えたそうです。

 

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そして、焼岳北峰…山頂は霧でした。何も見えない。

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ガスがシューシュー出ているところです。なんか熱いです。活動しているのですね。

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焼岳小屋を過ぎる頃ようやく霧が晴れてきました。

 

今回は、トイレブースを設置することも無く、単なる現場視察でしたが、実際にティッシュを見付けてしまい、なんか残念な気持ちになりました。とはいえ、緊急で用をたすことは仕方なく、なので携帯トイレ持参という選択肢もありなのだと痛感しました。

した後のブツが肥料として認められる日が来れば、環境に優しい山トイレがもっと増えるかもしれません。

 

ペルセウス流星群を撮影してみました

2016年は8月12日がペルセウス流星群の極大日でした。丁度針ノ木峠にいましたので、夜中12時頃にもそもそテントから出て北の空を撮影しました。月も沈んだ後で真っ暗です。星がものすごくたくさん見え感動しました。

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右下の山は蓮華岳へ続く稜線です。左上にWの時を横にした感じでカシオペア座が見えます。その中を一筋の流星が通過しました。(うーん分かりづらい…)因みに写真真ん中上あたりにあるボヤっとした星のような光はアンドロメダ星雲だそうです。

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こちらは、天の川と流星のコラボ。流星は、真ん中下あたりです。こちらも分かりづらくてすみません。流星の写真撮影は難しいです。