ぷらっと立ち寄った本屋で、いつものようにアウトドアやスポーツのコーナーに行くと目に飛び込んできたのが「ぴあMOOK 山さんぽ」でした。
参照) ぴあMOOK 楽々!日帰り 山さんぽ
表紙がちょうど先日登った尾瀬の至仏山だったので、何気なくペラペラと立ち読みを始めましが、よく見ると尾瀬の記事など見当たりません。。
「なんだ表紙はイメージか…」
と雑誌を戻しかけた時、奥多摩の三頭山(みとうさん)< 300名山 >の散歩記事に目がとまりました。
「滝あり、富士山の眺望あり、3-4時間の周回コースで温泉付きと…新緑のこの季節、楽しそうだなぁ。」
翌週末、早速カミさんを誘って行ってみる事にしました。
◾︎今回のコースタイム◾︎
12:20 檜原都民の森(駐車場) → 13:30 三頭ノ大滝 → ブナの路 → 15:00 三頭山(西峰、中央峰、東峰) → 15:40 鞘口峠 → 森林館 → 16:00 駐車場 → 16:30 数馬の湯
新緑のセラピーロードを行く
登山口に三頭団子を売っているオッチャンが居て、なにやら美味しそうなので、くるみみそ味を1串買ってみました。香ばしくてうまーい。
ここは登りやすいハイキングロードですね。まずは三頭ノ大滝を目指すべくセラピーロードを行くことにしました。新緑がめちゃめちゃ綺麗で癒されます。
葉っぱシリーズを撮影しました。
あっという間に三頭ノ大滝に到着
写真は滝の最上部のみですが、もの凄く長い滝です。ここは滝の向かい側に吊り橋があり、そこから迫力ある滝を見ることができます。
吊り橋の先は行き止まりです…
尚、滝の上に回り込むように登山道が続いており、滝の落ちるところを見下ろすこともできました。
こんな感じ…
ブナの路をのんびり歩く
ブナの路に差し掛かると、少しずつ勾配が増してきます。
シダの葉が面白い。。
途中可愛い珍客に出会いました。
シジュウカラでしょうか?羽をくわえて首をクルクルとよく回しています。近づいても逃げる様子がありません。
山頂に向け再び勾配が緩やかになってきました。
山頂は全部で3つ
いよいよ山頂です。眺望が開けました。鷹ノ巣山方面が良く見えます。ただ残念ながらこの日は富士山は拝むことができませんでした。
三頭山、西峰(1,524.5m)到着です。沢山のハイカーで賑わっていました。
山梨県側の山標がお隣にひっそりと立っていました。続いて中央峰(1,531m)、三角点のある東峰(1,527.5m)この2つの山頂は西峰に比べるとだいぶ地味な印象です。
因みにこの辺りはブナの木が生えています。通常ブナ林は下草に笹原を従えているケースが多いそうですが、ここのブナ林には笹原が無く学術的にも珍しいそうです。
鞘口峠までは若干の悪路
山頂を後にし見晴らし小屋手前の分岐を左に行くと眺望は素晴らしいのですが、若干キツい勾配の下りとなり足元に注意が必要です。
再び森に入り…
鞘口峠に到着です。ゴールまであと少し…
森林館まで戻ってきました。ここも駐車場もそうですが、トイレが綺麗に清掃されています。ありがたいです。
締めくくりは温泉です。駐車場から来た道を15分程下ったところにある「数馬の湯」に立ち寄り汗を流しました。奥多摩の温泉らしくアルカリ泉なのでしょうか、非常につるつるした感じで気持ち良い温泉です。
今回はカミさんとゆるゆる新緑散歩でしたが、家族連れでのお気軽トレッキングにも丁度良いコースだと思いました。