ワンゲル部の記録長さん

山ですぐバテちゃう記録長さんの日記

GW後半は白馬乗鞍で同僚とBC

トップシーズンは雪崩事故もある白馬乗鞍岳ですが、ゴールデンウィーク後半は極上のザラメとなり、たっぷり堪能できました。

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■今回のコースタイム

7:00 栂池駐車場  →  8:30 ゴンドラリフト乗車  →  9:00 ロープウェイ下車  →  9:40 ハイクアップ開始  →  9:50 栂池自然園  →  11:30 天狗原(お昼休憩)  →  12:50 白馬乗鞍岳  →  13:10 ドロップイン  →  15:00 滑走終了

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今回のコースです

前回、乗鞍BCに一緒に行った同僚と再び

同僚から「シーズン最後にハッスルしたいですw」と連絡があり、今回も一緒に行くことになりました。決行日をピンポイントで4日(土)に決めていましたが、快晴微風という素晴らしいコンディションに恵まれました。

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栂池ロープウェイは実際には待ち時間5分ほどで回しており、非常に快適に栂池自然園まで行くことができました。職員の方のお話によると4月末に降雪があったきりなのでパウダーは無いものの、雪質も安定しているとのことで、良いコンディションのザラメを探して楽しんできてくださいとお話をいただきました。

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スタートしてすぐに鹿島槍ヶ岳や八方尾根が見えてきました。

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久々の雪化粧の北アルプスに心が和みます。

天狗原までの登りは意外ときつく・・

白馬乗鞍岳は高校2年生の夏山以来で、天狗原までの登りは薄れゆく記憶によると結構辛かった感じです。とはいえ当時30kg以上の荷物を担いでの話でしたし、ゆっくり行けば大丈夫だろうとたかをくくって登り始めました。しかしシールによる登りは最初バランス取りに気を遣い過ぎて意外にきついものになってしまいました。

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白馬岳に励まされます…

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迫力の大雪渓

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天狗原の左側の稜線には雪庇が発達していました

天狗原で、クトーを付けるかどうか悩んだのだが、、

天狗原に到着しました。

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ご覧の通りの雪原です。白馬乗鞍岳までの登りは急登に見えます。シールだけで登れるか心配になってきました。

お昼を食べながら、同僚に

「秘密兵器のクトーを持ってきたんだ」

と自慢げに話をしクトーを取り出したものの、ビンディング側に取り付け用の金具を付け忘れていた事に気づきました。。。まじか、、

「仕方ない、シールのままで登ろう」

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同僚さんはスノーシューでガンガン登っていきます

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13時前に何とか到着です。慣れないキックターンを駆使しながらシールのみでも登りきることができました。やったーハァハァ。なんとなくですがシール登行に自信がついた感じです。

東斜面を一気に滑ることにしました

山頂直下は岩がゴロゴロしています。ケルンまで行かず、ほぼ登頂という事で、今日はここからドロップインすることにしました。

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山頂を背に左奥の斜面に向かいます

ちょっと融雪が進み気味でしたがザラメは最高に気持ち良くスキーも良く走りました。

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同僚さんはあっという間に滑り去っていき…

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同僚さんを追いかけ一気に天狗原まで滑り込みました。

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滑ってきたところを振り返ります…

栂池自然園まで戻ってきて、

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最後は軽くツリーランを楽しみながら栂池自然園まで戻ってきました。ロープウェイの起点である「つがのもり駅」まで戻る際に整備された下山コースがあったのですが、少し色気を出してショートカットしようとして失敗しました。ロープウェイの西側の南俣方面に流されてしまい、結局最後は整備されたコースまで登り返すことになってしまいました。それでも今シーズン中に行ってみたかった白馬乗鞍岳BCを無事終えることができ、充実感でいっぱいです。

 

今シーズンのBCはこれで終わりにしようと思います。来シーズンに向けた課題を整理し、また安全にBCスキーにのぞみたいと思います。あー来シーズンも楽しみだなぁ。