Bianchi CIECOですが、先日うっかり落車した際にフラットハンドルのグリップを少しだけ削ってしまいました。
ハンドルごと変えちゃおうかな…
確かこれを5年前に新車で買った時、ドロップハンドルなど仰々しいのはやめてシンプルなフラットハンドルにしようと思ったのを思い出しました。そもそもクロスバイクだとかロードバイクだとかの区別も知らずに買った自転車です。
しかしながら人の気持ちは変わるもので、あれから月日も流れ、逆にドロップハンドル化したいと思うようになりました。そこでクロス→ロード化を目論んだ諸先輩方のその闘争日記を読みあさった結果、
やめよう…一部の方もおっしゃる通り新しい専用設計されたロード完成車を買った方がいい。。
との結論に至りました。
これは、語り尽くされた内容かと思いますが、まぁドロハン化しようとすると
1. 最終的にシマノのSTIシフトが欲しくなるだろうから、他の選択肢は最初っから切り捨てる
2. 今が3×8sなので、必然的にClaris 2403が欲しくなる
3.フロント3速などロードっぽくない数少ない2403の中古を高値で買うくらいならケーブルがすっきりする新型r2030 の新品を買った方が良いと考える
4. フロントディラーも同様にr2030に変える事になる
5. クロスバイク故に必要なVブレーキは80mmのミニVブレーキに変更しなければSTIを使えない(シマノは推奨していない使い方ですが)
6. タイヤリリースの為にケーブルアジャスター関連が必要になる
7. 工具やメンテナンスブックが必要になる
8. ステムやドロップハンドル、バーテープ、アウターケーブルなどせっかくだから拘っちゃう
なんて、やってるとあっという間に3万円オーバーです。
で、ちぐはぐなコンポーネントを上位グレードに合わせたいとか、タイヤ変えたいとか、そもそもフレームがフロントフォークがギア比が…なんて言い出すとキリが無く、あっという間に10万円コースとなり、ならば洗練された完成車がよく見えてきてしまいます、、という感じです。(更にハマると、ここからウン十万円とかけていく事になるのでしょうね、、)
ここに陥った方、数多くいらっしゃると思います。
勿論、自らの愛車をとことんまで拘ってイジり倒すというのもカッコイイ考え方だと思います。でも山とスキーを優先してしまう自分には “今は” 無理でした。。
という事で今回はシンプルなブルホーン(スタンダード型)にする事にしました。
現在のブレーキレバーや、意外に使いやすいラピッドファイアというシフターをそのまま再利用します。
そしてなによりも、これなら4千円程度で仕上げる事が出来ます。また効きの良いVブレーキをそのままにできるし、前方の角のようなグリップを握って前傾姿勢になっても指がブレーキレバーに届くので安全な感じです。見た目はイマイチですが、拘ろうと思うと前述の堂々巡りになりますので笑。
さぁ、フラットハンドルを外します。ステムは写真の通りコラムを引き上げる2mm程度の余裕があります。新しいステムも同じくらいの幅のものにします。今回あまり前傾姿勢をキツくしないようにするためステムの長さが短めの60mmにしました。その他スペックは
・コラム径28.6mm
・クランプ径25.4mm
・±7°
です。ハンドルは410mmで、
・クランプ径25.4mm
・バー径22.2mm
と、今のフラットハンドルと同じ太さにしました。
あとはバーテープを巻いて出来上がり。因みにバーテープを安物のチェレステに拘ったあまりに材質が選べず、なんかイメージと違う物でした。これも学びっすね。
あっという間に完成。手抜きですが、暫くこれで乗ります。
フニッシュテープというバーテープを巻き終わった後の端を綺麗にとめるテープがあるのを知りませんでした。なのでベタつかない布テープみたいなのでとめてからグリップについていたBianchiのロゴ入り金具を付けてみました。
多分、次のチャリを買うなコレ。。 (おわり)