昨年6月に肩関節の手術をしてから約1年が経過しました。問題となっていた関節窩の脱臼ルートを上腕二頭筋短頭で塞き止めるというガンプラ魔改造バリの手術を行ったことで、この1年間一度も脱臼をせずにすみました!(素晴らしい)特に年明け1月からは痛みなどもすべて消え、完全に安心しきっていました。
ただ、患部の固定に使った2本のチタンボルトの内1本が手術から僅か2ヶ月後にスポッと抜け落ち(過去記事)た訳ですが、今回なんと残りの1本までもが抜けてしまいました…涙。先週末の出来事です。。
今日撮ってきたレントゲン写真です。分かりづらいですが2本ともワッシャーが緩んでいるように見えると思います。前回はまだ骨と骨がくっ付いていない時だっただけに切実な感じになっちゃいましたが、まぁ今回はそもそも移植した骨自体が体内に吸収されて無くなっているところにあるボルトですので、固定用という感じでは無いようです。
でもちょっと痛むんですよね…弱い筋肉痛というか、ツル感じというか。あの辛かった昨年8月~12月の4~5か月を思わず思い出してしまいました。
そもそもどんなシチュエーションでこうなったかというと、色々な要素が絡んでおりまして、、
1 まず久々に乗ったクロスバイクで歩道の段差を乗り上げる時に落車し左肩を強打。あれ?やべ、肩ぶつけちゃったかな?って感じでした。
2 翌日、登山で丹沢のバリエーションルートに出掛け、クライミング状態でロープにぶら下がっている時に足場が崩れて、腕をビーンって伸びてしまいました。その際、上腕骨の骨頭を塞き止めている上腕二頭筋短頭が、ハンモックのごとくビヨ~ンって押されているのを感じました。で、この時に「パーン」って音立ててボルトが抜けました。。
1でアシストして、2でゴール決めた感じっすかね。手術した肩は押される衝撃には強くなりましたが、腕が引っ張られる方向には弱いのでしょうね。
お世話になっている整形の先生からも肩がだいぶ弛緩したって言われました。伸びきったゴムみたいな感じなんですかね?ボルトはもはや関係ない状態なのでしょうが筋の弛緩はまずいっすね。こうなると後は、伸びた筋が癒えて戻るのを待つと共に、筋肉を鍛えるしかないそうです。。
とりあえず、またMRI撮りました。再来週にその評価が出ます。大したことじゃなければいいけれども。。やっぱ体重オーバーは悪ですね。
追記…
外れかかっていた肩ですが、インナーマッスルを鍛え、何とか元に戻ってきました。
ズレていた上腕骨(右)もカッチリ(左)
関節窩と上腕骨のラインが真っ直ぐになりました。
胸を張る癖をつけるといいそうです。
追記 2018.12.21
5月に肩のネジが緩んでから5ヶ月経った10月くらいから痛みも無くなり、ほぼ元に戻った感じでした。その後経過観察していましたが、念の為、執刀医の外来日である今日受診しましたところネジも元の位置にあるとの事で問題無しのお墨付きをいただきました。手術から1年半…長かったですが治療はこれで終了です。