今回、高校ワンゲル部OBと非圧雪でのスキー目的で長野県高山村にあるYAMABOKUワイルドスノーパーク(旧山田牧場スキー場)に行って来ました。
全体的に小ぶりなスキー場ながらもまるでプライベートゲレンデの如く空いており、また人との触れ合いがとても心地良い素晴らしいところでした。
今回の目玉はコレ。CATで移動する2ndステージというツアープログラムへの参加です。これで山頂まで行く訳ではありません。山田牧場の第2牧場である2ndステージエリアを滑り終わった後、その下部から1stステージエリアとの境界のパノラマコースまで帰ってくるルートでこいつを利用します。ツアー参加者は15時位まで何回でも乗って良い仕組みになっています。
予約は簡単です。予めスキー場のホームページにあるデジエントリーというウェブ申し込みを済ませておくと当日の手続きも簡単で確実です。1日のツアー参加数は30名限定とかになりますが、この日もほぼ定員の盛況ぶりでした。
非圧雪ということで今回もファットスキーを用意してのぞんだのですが、TLTビンディングがうまくはまっていなかったのか、ツアー説明前の全員で行動する最初の一本でいきなり板を外してしまいました。
再度滑り出すまでに時間がかってしまいツアー参加者には大変にご迷惑をかけてしまいました。すみません。
気を取り直して、ガイドさんの説明を受けます。一度説明を聞いた後は自由に滑って良しとの事です。ツアーには2人のガイドさんが付いてとても親身にご対応頂きました。
ここのスキー場は元々が牧場のため、一部斜度38°という壁のようなコースもありますが全体的にゆるやかな起伏に富んだ形状をしています。
なので多少のアップダウンがあり、場合によっては最後登りきれずにカニ歩きか板を外さないといけないシーンもあります。ただその分、地形遊び的側面では大いに満足のいくスキー場だと思いました。
2ndステージは主に3つのコースがあり、これはコース2の様子です。一番北斜面の1のコースのみ若干パウダー気味でした。なので1の手前から第2牧場に入り1のコースでツリーランを楽しみ2に向かうみたいなコース取りすると気持ちの良い雪質の雪原を少し長めに滑る事ができます。(といってもものの数分で滑り終わってしまいますが….)
尚、3のコースが一番起伏と斜度があって面白いのですが、南斜面のためガリガリでした。。(もうシーズンも終わりなのかな…)
ドロップポイントからの景色…天気も良くお向かいのいいづなスキーリゾートやその奥に後立山連峰まで望める大展望です。いやー、最高!
ランチはスキー場駐車場前にある渋い宿の「ニュー笠ヶ岳」でとりました。ここでも週末にもかかわらず混雑することはありません。むしろ独占状態でした。本当穴場やねぇ。
ボリューミーなカツカレーはお肉も柔らかく旨し。お店のお母さん自慢の一品らしい。
下山後は山田温泉の源泉を300円で楽しめる大湯という公共の風呂に浸かりながらこの鄙びた温泉を堪能しました。
お土産に買ったナガノパープルのジャム。
収穫量の少ない高級な葡萄で作った贅沢なジャムだそうです。800円也。お土産屋さんの方も気さくで色々お勧め頂きました。
YAMABOKUは素朴なスキー場ですが、ガイドさんもCATのドライバーさんも本当に親切な方々でした。また食堂や温泉、お土産屋さんも自然体な感じでとても癒されました。
今回は滑らなかったコースですがタコチコースというのも有名だそうです。全長13kmという日本最長のルートもウリだとか。ただガイドさんの管轄が2ndステージエリアとはまた別になるそうで、利用希望の場合は予め確認を入れておいた方が良さそうです。
あと、3rdステージという笠ヶ岳BCのプログラムもありますので機会があれば参加してみたいです。
YAMABOKUと山田温泉、とてもお勧めです。