ワンゲル部の記録長さん

山ですぐバテちゃう記録長さんの日記

バックカントリースキー用に伸縮ポールを買ってみました

結論から言うとスノーボーダーさん御用達のBlack Diamond (ブラックダイヤモンド) Expedition 3 (エクスペディション3)の少し前のモデルを買いました。

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「エクスペディション=遠征」だなんて、いいネーミングじゃない?

手首を通す紐の捩れ具合が計算されている感じで凄く良くて、紐ごと握りやすくなっています。

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前にアルペン用にBOOKOFFで買ったLEKIvoodoo6.0(だいぶ古いやつ)と比較してみます。

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こちらはグローブを着ける感覚で装着するので、紐ごとは握りません。なので手を離してもポールは手首にくっ付いたままになります。リフトでも両手が使えて便利です。ゲレンデ向きですね。バックカントリー用のは、手を離せばポイっと捨てられます。雪崩に巻き込まれたらポールがアンカーになっちゃいそうですし、それでいいです。

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並べたところ。LEKIの方は今更気づいたのですがアッパーはカーボンで出来ていました。軽い訳です。

 

しかし、今までどうもこのポール(ストック?)という代物に対し購入のモチベーションが上がらないでいました。というのも高機能ポールの必要性をどうしても感じられなかったからです。

 

僕が登山系ギアで重視したい点は無駄の排除です。あるいは軽くて嵩張らない事です。なのでポールの場合で考えると、

【登山の場合だと】

●夏は無くても困らない…

●冬はピッケルを持つのでむしろ邪魔になる…

つまり、要らない!!という思考回路です。あっても安いノーブランド品のカーボン製伸縮ポールがあれば良しと考えていました。

 

これがスキーの場合で考えるとだいぶ思考回路の基準が落ちます。

【スキーの場合だと】

●登りの行動が無い分、多少重くて嵩張っても実用的なら別に良い

と考えます。なので、今まではヴィクトリアとかでレジ横あたりにぞんざいに置いてある箱の中の”1セット1,000円”みたいなのを使っていました。重いですが、かなり丈夫だし。

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コレです。年代モノです。でも昨シーズン1本無くしてしまったので、前述のLEKIを買った次第です。

 

で、今回バックカントリーって事で、登りもあるしスキーとはいえ山の要素も大きいのでは?との考えから、登山・スキー両方の中間的な感じのポールだと思えたこのBlackDiamondの伸縮アルミポールの購入に至りました。

 

選んだ理由は、
・ブラックダイヤモンドという、そこそこのブランド所有欲を満たす
 (一番最初にコレ来ちゃったよ…)
・アルミ製でバックカントリーシーンで乱暴に扱っても折れなそう+軽すぎない
 (乱暴には使いませんよ)
3セクションの伸縮ポールでコンパクトになる
 (スキーヤーなので実際にはほぼ縮めないですが)
・中古品で安い
 (どうせ傷が付くものなので、多少キズがあった方がむしろ気楽)
・スキー板と色合いが同系の青色
 (ジャケットが青になったあたりから青系のギアが増えた)
・3/4のコンパクトなバスケットが付いている
 (パウダーバスケットと交換してみたりして冬と春で違った気分を味わおう)


とまぁ、どれも大した理由ではないですが。。

 

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で、気付いたら安物買いの何とやらで、結局こんな感じに笑。

 

左から

アルペン用のLEKIのポール、

・今回バックカントリー用に買ったBlack Diamondの伸縮アルミポール、

・夏山用にAmazonで買った安いカーボン製の伸縮ポール(嫁とセット)、

・家族で1回だけ行ったスノーハイク用の伸縮アルミポール(スノーシューとセット品)、

・そして交換用スノーバスケット達。。

 

 いやー、バックカントリー用って実は真ん中の安いカーボン製の伸縮ポールに交換用スノーバスケットを付けるか、むしろスノーシューとセットのポールそのものでも良かったかもですね。

しかし今回シーズンの終了後の真夏の暑い時期もせっせとバックカントリースキーに想いを馳せながらギアを揃えた気持ちの延長として、

 

「やっぱり何か良いバックカントリー用のポールを買いたい…」

 

 という単なる所有欲的な影の理由が潜んでいたのは言うまでもありません。

 

今回も某オクを利用して購入しましたが、事前にいつも週末にフラッと立ち寄るICI石井スポーツの店内をウロウロしながら今時のポールを物色してきました。

まず目に付いたのが板もK2ということでコレ。

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(どこかの海外サイトから写真を勝手に拝借)

K2 LockJaw Carbon145 (ロックジョーカーボン)

おぉ、なんかカッコいいぞ。しなりの良いカーボンアッパーと高強度な7075アルミニウムローワーで構成かぁ。スノーバスケットも95mmとデカく、石突き部分も長めでパウダーでも沈まないって訳っすねー。さすが。

 

K2も良いけれど、G3もデザインセンスが好きなのでちょっとスマホで検索…と、青色のカッコ良いポールが出て来ました。

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(北海道で超有名な某ショップさんのサイトから写真を勝手に拝借)

G3 VIA CARBON(ヴィア カーボン)

これまた素敵なデザインですねー。手首の紐はY字になっていて握りやすそうです。

 

で、あれ??気づいたのですが、バックカントリースキー用の伸縮ポールって大して伸縮しない(=全然コンパクトでは無い!)ではないか!?ということです。

 

なので店員さんに聞いてみました。が、答えはシンプルな内容で、

 

店員さん:「だって、スキーヤーはポールを常に持っているでしょう?バックパックにしまわないのだからコンパクトで無くても良いんです。」と。

ぼく:なるほど。では何故ちょっとだけでも伸縮させる必要があるんですか?

店員さん:「人によってのジャストサイズを調整できるってのもあるのですが、登りは短くし、滑降の時は伸ばすでしょ?」との事。

ぼく:そうでした、登山シーンでも同じでした。では、どれがお勧めなんですかねー?

店員さん:「多少伸縮すれば何でもいい。もし既に伸縮ポールとスノーバスケット持っているのでしたら買わなくていい。」と(*´ω`*)。

 

だから「何か買いたい」のである笑。

 

お店の品物はどれも15,000円前後と新品なりのお値段ではありましたからね。躊躇しますよ。で結局お店を後にして、ネットで見つけたこちらを購入した次第です。でも満足〜♪夏用伸縮ポールにスノーバスケット付けるよりも何だか頑張れそうです。(物理的には何にも頑張れる要素など無いのですが)

 

同じ気持ちの延長で視界が狭くて気になっていた中華製ゴーグルも、超ワイドレンズがウリのElectricゴーグルに変更しました。といっても6年前のEG2 specter新古品です。嵩張るので、正直「登山用」としては実用的では無いです。

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因みにゴースト柄がやけにfor ladiesって感じですが、これもレンズ部分とバンド部分が青だからって理由で購入へ。今の流行りはフレームレスっぽいですが、フレーム有りもカッコいいです。Electricの旧ロゴも好きです。

 

もう買い物依存症※かな…<※CBD(Compulsive Buying Disorder)というらしい>

ただ、買ってるものがこれら小物なんで、大変おこがましいですが。

 

でも最大の問題は、そもそも6月に手術した左肩が治っておらず医者からスキーやってもいいというお墨付きを未だ得られていない点だったりして。。(本末転倒…チーン)

 

買ったギアを無駄にしないためにもリハビリ頑張ろうっと。