ワンゲル部の記録長さん

山ですぐバテちゃう記録長さんの日記

反復性肩関節脱臼の根治に向け手術します⑧

暫くお休みしておりました当コーナーですが、いよいよ手術より12週を迎えました。

今日は月1回の執刀医先生の診察がある日になります。本来は、軽い運動が許される3ヶ月目を来週に控えウキウキな時期の筈なのですが、どちらかというとドキドキしながら診察を受けました。

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というのも、不注意で患部の肩を痛めてしまったからです。手術から9週目に(事もあろうに)真夏にスキーブーツの試し履き中、バックルをキツく締めようとして患部を亜脱臼しかけたのです。(「TLT対応のATスキーブーツを探しに」の翌日に色気を出してわざわざ地元のカモシカスポーツでもう一度試し履きしてその際に…)

その時、物凄いゴキッという音が肩関節からして一瞬ヒヤリとしましたが、その後なんでも無い風だったので、そのまま放置していました。

その後3日ほど経過し何となく違和感を感じていた患部が痛み出しました。これはもしや…と不安になり病院に行こうと何度か思ったのですが、ちょうど仕事に忙殺されていたし、また我慢出来ない痛みでも無かったので行かずじまいでした。そして、更に3週間経過した今日。。。

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 レントゲン撮影したのですが、写真中央の2本のネジで移植した骨を止めているところ、、下のネジが緩んでワッシャーが斜めに浮いておる!!!

 

やっぱり、、。゚(゚´ω`゚)゚。

 

悪い予感は当たってしまいました。医療用語で確かバックアウト*1というやつだと。。ただ、不幸中の幸いでここ2週間ほど自発的に装具で肩と腕を固定していた為、昨日あたりから痛みも引き調子はそれほど悪くは無いです。

執刀医先生より移植した骨片が折れて予定箇所からズレていなければこのままあと1週間安静にして固定して様子を見ようという事になりました。今日併せて撮影したCTの画像診断の結果が来週早々に出るので、まずは移植の骨片が折れていないかどうかの確認が鍵になりそうです。

 

10年程前に二輪の事故で左腕の橈骨骨折した際にも手術より3ヶ月ほど経過したある日、骨を止めているチタンプレートが体内で折れました。シャワーのノズルを掴もうと腕を伸ばした時でした。(この現象は横止めスクリューのバックアウトというらしく4-20%程の報告があるようなWeb記事を見た事があります。)

もち再手術となり、結局完治までに1年以上かかりました。

当時の写真・・・真ん中でパッキリ折れちゃっています。

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今回も肩関節の手術法=ラタジェ法(反復性肩関節脱臼の根治に向け手術します④でご紹介)では、これまたWebの情報によると6-7%ほどのスクリューバックアウト(ネジが緩んだり外れたり)が報告されていたりするらしいです。(この辺は医学専門家では無いので軽く流してください。)

まぁ、アレです。自分たぶん骨癒合しにくい体質なんだと思います。脂ギッシュな中年男性は特に骨癒合しにくいような記事を見たような見ないような…確かそんな感じだったと思います。加齢を感じるねぇ。

 

今は痛みが気にならなくなったから良しとするかなぁ。

 

タイミング悪く昨日スキーリフト券を早割で6枚買ったばかりでした笑。でも、何となくですが、治り早いんじゃないかなって、そう思うんですよね。早割チケットちゃんと使えるんじゃないかな?って。何となくですよ。何となく…

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再度肩と腕を装具固定したところ。装具と胴回りを包帯で縛りつけ、動かないようにしています。

 

まぁ骨の外科手術は、少しくらい斜めにネジが止まったからって大騒ぎせず日曜大工のDIY感覚で問題無い無い!!?最後には機能回復するのだから多少の事は我慢です。

 

 

追記:でも家に帰ってきて、CTの画像診断の画像を(勝手に)見てみて驚愕。。

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あれ?やっぱり下の方はネジが抜けているようにしか見えず。。

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下のネジが浮いちゃっている??骨片が右の方に飛んじゃっている?

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別に素人なので読影なんかできませんが、先生の解説なく画像だけ見ると果てしなく不安になるだけです。自己判断は全くお勧めできません笑。

一応先生からは、移植した骨片については溶けて繊維質的な感じにベタベタになり、画像に写りにくくなるから埋め込んだネジが浮いているように見えて皆さんビックリするんだよ。。って説明受けているんですけどね。やっぱりどこまでが許されるネジの緩みで、どこからがちょっとマズいんじゃないの?的な感じなのか分からない。だから本当に先生に診てもらわないとダメです。

という訳で、週明けにまた病院に行ってまいります。

 

追記の追記 : 病院で診てもらったところ、結論再手術の必要は無くまた固定することになりました。予想通り下側のネジが止まっている移植した骨が一部欠けてしまった事に間違いなかったです。

それにより下側のネジが緩みはしたものの外れたわけではなく、どれくらい効きが甘くなったかについては、今後の経過次第で確認だそうです。

また暫く固定ですね。。外旋(腕を外側へ開く)の動きは絶対禁止だそうです。

反復性肩関節脱臼の根治に向け手術します⑨ へ続く>

*1:後日追記:ネジが緩みはしたものの抜けきっていないのでバックアウトでは無かった