ワンゲル部の記録長さん

山ですぐバテちゃう記録長さんの日記

スキーブーツ、シェル出ししてみたものの

例のシェル出しですが自分でやってみました。先に結果を申しますと私の足幅の異常さが勝ってしまったのか、こんなもんかな?という感じです。

ウェブを徘徊してますと諸先輩方はピンチクリアーなどというものを使ったり自作されたりしてヒートガンなるもので90℃位に温めながらゆっくり均等に当たる箇所を広げているようです。

私、せっかちなので家にあるもので何とかならないかやってみました。

まずインナーブーツを外します。

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次に使わなくなったゴルフのドライバーを用意します。これまた使わなくなった厚手の靴下を履かせます。

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嫁ドライヤーを当てながらドライバーのシャフトをテコの原理で中からグイグイと押し込みます。

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シェルが温まってくるとグニャ感が出てきて押されているのが分かります。調子に乗ってグリグリやってみたのですが、元に戻ろうとします。結構力をかけて押した状態でドライヤーをホットからクールに変えて保冷剤も当ててみました。f:id:uccari8:20170211132653j:image

作業前後の測定結果です。作業前が120mmあたりの数字が見えます。

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作業後は124mmになった感じです。

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いかんせん感覚的な計測なので適当ですが、一応広がったと理解しました。その他万力で作業前後に幅を測ってみたのですがおよそ4-5mmは当たっている箇所付近が膨らんだようです。ピンチクリアーを使用した時みたい、はっきりポッコリと見た目で分かりませんが、同じ箇所から片目で見てみて見えていたシールの角度が変わっているなどしていたので大凡オッケーとしました。(超適当です)

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ソールも入れて再度履いてみたところです。多少はマシかな?痛くはないが、でもやっぱり窮屈感は否めない感じです。

なんかバックルの留める位置も若干ゆるくなったせいか今までより1ノッチ分キツくしないと締まらなくなってしまったので結局窮屈さは同じ感じがします。

第一バックル付近が広範囲に全体的に当たっちゃってるのと素材が元々柔らかいので、こんなもんかな?という感じで作業終了です。シェル出し作業は、骨がスポット的に当たっているのとかを解消するものであり、ムチムチに広範囲の窮屈さの解消には適さない=最初からお店で新品の合ったやつを買いなさいってことだと分かりました。

あまり参考にならないレポートにてすみません。次回、上越あたりのスキー場に行って念のため試してみたいと思います。 痛くなったらまたソールを取り外します。

 

追記(2017.03.26)、こちらのシェルは熱成形用では無かったので、気持ちの問題で気付いたらほぼ元に戻っており変形していませんでした。