なかなか行けなかった冬山ですが、2017年1月28日-29日の土日を使って八ヶ岳の赤岳に登ってきました。
コースは、
1日目:八ヶ岳山荘P(6時半出発)→南沢→行者小屋→地蔵尾根→赤岳天望荘(14時到着:小屋泊 ※2017年は2月21日迄営業との事)
2日目:赤岳天望荘(7時出発)→赤岳山頂→文三郎尾根→行者小屋→赤岳鉱泉→北沢→八ヶ岳山荘P(13時到着)
という8の字を描く様なコース取りをしてみました。
西高東低の冬型の気圧配置も緩み2日間とも移動性高気圧に覆われ、素晴らしい天気になりました。気温は-10度前後、稜線での風速は15〜20m前後だったと思います。
美濃戸口の八ヶ岳山荘前の駐車場に車を停めて、まずは林道を赤岳山荘までダラダラ歩き始めました。雪がモフモフしてて気持ちの良い林道です。四駆でスタッドレスタイヤ+チェーンの注意書きがありますが、中には二駆のスタッドレスタイヤのみで入ってこられる方もいらして、案の定最初の登りでズルズルと滑っていました。
赤岳山荘からは南沢を行者小屋まで行く事にしましたが、スタート早々寒さにやられてしまいました。こんなに気持ちの良い天気にも関わらず、日陰は何だか底冷え。。情けない事にシャリバテも相まって次第につま先指先の感覚が無くなり低体温症バリにブルブル震えが止まらなくなりました。
何とか行者小屋までたどり着き、同行した友人に温かい飲み物を飲ませてもらったり、ダウンを着せてもらったりと至れり尽くせり、、かなーり迷惑をかけてしまいました。ゲンキンなもので飯食って少し休んだら手足も元に戻り元気になりましたが。
大同心小同心です。岩肌が見えちゃってる。。
阿弥陀様を見上げる…やはり雪少ないかも。でも寒かったなー。
地蔵尾根は森林限界をこえても雪質はキュッキュッとしっかりシマっており、トレースもはっきりしていました。風がそこそこ出てきてちょっと辛かったですね。因みにナイフリッジはあんまり成長してなく下にチェーンもあって、危なくはない感じでした。
天望荘前もこんな感じです。エビの尻尾が無いよ。
因みに一応安い大部屋希望で宿泊の予約を入れておいたのですが、3名個室に案内されました。1泊2食付き9000円+暖房費500円でオッケー(ラッキー!)割と空いていて他のお客様も50人位でした。いつもは頂上山荘びいきなところがありますが、
・ウエルカムお汁粉サービス
・バイキングに生ハムのトッピング追加
など、天望荘も気に入ってしまいましたよ。
夜も寒かった。
もう写真撮影どころではありません。せっかくの新月なのに。
翌朝は日の出6時45分、残念ながら焼けませんでした。
山頂まであとちょっと。お仲間のお師匠さんに撮ってもらいました。
山頂での貴重なショット
寒さの為にカメラの電池がお亡くなりになるし、予備の電池に変える元気ないし、写真に指入っちゃっているし、、、
下山は赤岳鉱泉を経由して北沢へ抜けました。
アイスキャンディフェスティバルやってました。楽しそうです。
今回天候にも恵まれ無事に帰ってこれました。雪山はやっぱりグッときますね。