ワンゲル部の記録長さん

山ですぐバテちゃう記録長さんの日記

中古のロードバイク用ホイールを買う(MAVIC KSYRIUM PRO EXALITH SL)

前回メル●リ等で得た資金をLOOKのビンディングペダルと専用シューズにあっけなく回してしまいましたが、別で貯めていた「ダイエットで食べたつもり貯金」がまぁまぁ良い金額になりました。

 

いよいよ次はホイールかな、、

 

調べていると何やらアルミリムにPEO処理(プラズマ電解酸化と言うらしい)を施した真っ黒なリムのホイールがあるらしい。うむ、カッコイイ。なによりブレーキ性能も上がりリムの劣化も少ないとか。しかも軽い。

 

良いこと尽くめでは無いか。

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でMAVIC KSYRIUM PRO EXALITH SL(2016モデル)の中古を某オクで買いました。カンパのシャマルミレやフルクラムのレーゼロナイトなどもカッコよかったのですが、「マビックが好き」という理由でこれになりました。

 

どうもその前の年からあるキシリウムSLRという名ホイールの後継というか同一スペックものとのこと。

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調べてみたスペックですが、

・リムが15c ・ISM4  ・EXALITH2  ・1,355g

・フロント アルミスポーク ジクラル 18本

・リア アルミ+カーボン トラコンプ 24本

    (ヒルクライム用のR-SYS と同一)

・当時新品定価はとてもお高い。。

なるほどー、全然わからん。ただ超軽い!

 

まぁ、乗ってみてから好みみたいなものが見えてくるかもしれません。言えることは、初心者の自分には勿体無いくらいの贅沢品という事です。

 

ロードバイクの良いホイールって高価ですよね。最初から新品に乗って長く使うというのが正解のような気もしましたが、振れ取りやハブのメンテなど勉強しながら中古品を大事に使うのも良いかなと。とはいえ歪みがあったらどうしようなどとドキドキ感もありました。

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しかし、その不安は全くの杞憂でした。

商品到着〜♪うっとり〜

いやー、実に素晴らしくメンテナンスされている一品ではないですか。振れは見た目には無いし、タイヤも新しい。しかもスルスルとよく回るっす。今回お譲りいただいた方のこのホイールにかけた愛情が伝わってくる感じです笑。素人の私ごときが恐縮ではありますが…

f:id:uccari8:20190131120211j:imageでもって、タイヤはYKSION PRO(イクシオン プロ)の

・フロント : グリップリンク(写真 右)

・リア : パワーリンク(写真 左)

を驕っております。むふー前後別設計〜。フロントの溝の向きが進行方向に広がったスタイルで面白いです。
f:id:uccari8:20190131120216j:imageMAVIC ミネラルオイルを発注中なので、次回フリーを外して分解清掃してみたいと思います。なんでも接触式のシールドベアリングという構造らしく、簡単構造でメンテいらずの回らないハブなんて記事をよく目にしましたが、何事も自分でやってみて実感したいです。
f:id:uccari8:20190131120228j:imageまた今のを使い回せば良いものの、新しく買ったR7000の全く同じ歯数のスプロケ…クランクがセミコンパクトの52-36Tですが、RDが一個前の5800のSS(ショートケージ)なためトータルキャパシティの兼ね合いで11-28Tです。
f:id:uccari8:20190131120200j:imageEXALITHのブレーキシュー。こいつかー高級なブレーキシュー。。早速取り付けてみます。
f:id:uccari8:20190131120206j:imageおぉ、凄く綺麗にトーインに取り付けられていた感じです。取り付けた感じも良いです。シューの減り方も均一でまだまだ使えそうです。ブレーキを握ると「キューン♪」と鳴り、なんとも癖になりそうな音色を奏でます。
f:id:uccari8:20190131120221j:imageという訳で、今日は取り付けまで。

 

最近は体重の方も順調に2Lのペットボトル8本分くらい軽くなった事だし、いよいよ坂道デビューしてヒルクライムなんぞにチャレンジしてみようかしら。。

初心者がビンディングペダルに乗る

先日、購入したLOOKのKEO2MAXを早速CAAD12に取り付けてみました。

f:id:uccari8:20190120135543j:imageネジの部分にグリスを塗って8mmのアーレンキーで取り付けます。
f:id:uccari8:20190120135547j:imageバネテンションも最弱の8Nmにしておきます。写真左側にある調整ネジを3mmのアーレンキーで回して調整します。

f:id:uccari8:20190120135551j:imageシューズにもクリートを装着しました。グリップクリートになります。クランクに平行にして、何回か乗り降りして、あ、ここかな?ってところで取り付けました。

 

早速、家の敷地内で練習してみて、いきなり立ちゴケしました…うっかり右に倒れてしまいました。これが車道だと思うと恐ろしい。。

 

それから徐々に距離を延ばしてみました。今日は敢えてアップダウンのあるコースを選び近所の公園まで来てみました。

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シューズもしっかりフィットしていて調子良い感じです。クリートがあっても思ったよりは歩きやすかったです。
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信号待ちから左足をペダルに固定する時、出来るだけスムーズに行いたいものです。

最初、つま先に意識を集中し過ぎて、なかなかカチッと嵌らず焦りまくりましたが、要はペダルの向きだけ合わせて、後はペダルに乗せるべき位置に母趾球あたりを合わせてペダルを3時の位置から下に漕ぎ下ろすと割とスルッとカチッと嵌りました。意識しない方が嵌り易い印象です。

止まる時は踵を外側に振ると簡単に外れました。試しに内側に踵を振ってみても外れましたが、踵が後輪に巻き込まれたりしがちで危ないと感じました。

 

さて、ビンディングの効果のほどですが、まだスピードが上がりきっておらず、楽になったかな?ってくらいです。たぶんこれから実感していくと思います。

まだまだ、慣れるまで時間がかかりそうですが、出来るだけ安全な環境でゆっくり慣れていきたいと思います。

ロードバイク用にビンディングシューズとペダルを買う

ケチな僕が数年に一度くらいの割合で店員さんに勧められるがままに買い物をしてしまう事があります。往々にして脳みその回転率が落ちていて、且つ店員さんとの会話が心地良く、まぁそもそもモノ自体を既に気に入ってしまった時にそれが起きます。

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「どうやら今日がその日だったようだな。。」

 

得意先のイベントに参加した帰りにフラッと立ち寄ったみなとみらいのmont-bellで、ロードバイク用のビンディングシューズとビンディングペダルの両方を買ってしまいました。

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えっと、エントリーモデルのSHIMANOのRP4(BOAクロージングシステムのタイプ)というワイドタイプ(サイズ42)のシューズと、ビンディングの強さを8〜12まで調整可能というLOOKのKEO2 MAXというビンディングになります。

シューズはソールがグラスファイバーからしくカーボンではないが剛性感もあり軽いです。

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ただ完全に衝動買いという訳では無く、前々からこういうのを欲しかったのは事実です。某●オクとか某●カリとかで中古でも探そうくらいの気持ちでした。

なので最初は甲高幅広という癖のある自分の足に合うかどうかサイズチェックのつもりでした。。が、あまりにもピッタリだった為と、とても感じの良い店員さんの小刻みな会話に「ふんふんふ〜ん♪」ってな感じになり気づいたら現金を握りしめていた感じです。

 

f:id:uccari8:20190116223652p:image< WEBから勝手に拝借の写真>

最初は何気に手にとって履いてみたSIDIのGENIUS7という(中級グレードと説明されていました)のサイズ42を試し履きしました。で、いきなりピッタリな感じで、

ビンディングシューズってキツキツなイメージだけれども、登山靴と同じサイズでいけるんだなぁ…」

てな感じで驚きでした。

f:id:uccari8:20190116223747j:image<こちらも WEBから勝手に拝借の写真…すみません>

で、次にSHIMANOのSH-RP300MLというエントリーモデルを履き、え?これも履けちゃうよーってなり、でシルエットが何となくカッコいいと思ったRP4もバッチリピッタリだったので、お買い上げ〜となりました。

 

以前足サイズの測定で4Eを超えFとか判定されたこの足…普段履きの靴やビジネスシューズもそうですが、登山靴、ランニングシューズ、スキーブーツ…今までサイズが合わず一体どれだけ悩まされ続けたことか。。今回は奇跡的にほぼ一発でピッタリとなり決めてしまったという訳です。

 

尚、ビンディング立ちゴケリスクを少しでも軽減したく店員さんの

「LOOK適度に柔らかくお勧めっす!」

の一言で決めました。クリートは最初からビンディングに付属のグレーのタイプになります。

f:id:uccari8:20190116224008j:image柔らかい順にレッド→グレー→ブラックだそうです。レッドが柔らかいといっても遊びが大きいって意味だと説明を受けました。なるほどーまずはグレーからでいいか。

 

f:id:uccari8:20190116224147j:imageどうせすぐ削れてしまうであろうLOOKのロゴ。まだ綺麗な内に写真におさめておきます。店員さん曰く

「最初は必ず2、3回は転びますよ笑」

と。。まぁやっちゃうだろうなー、自分、注意力散漫だしなぁ。

 

この年末年始も特にこれといった予定もなく、家から行ける所を数百kmロードバイクでウロウロしていました。地元が神奈川県なのですが、ロードバイクのコースには恵まれていると実感しています。海沿いはアップダウンも比較的緩やかなので、普段は自宅のある横浜を起点に西は小田原から東は三浦半島をグルリとダラダラ乗るのがメインです。

そろそろビンディングシューズに挑戦してみようと今回の衝動買いですが、立ちゴケの洗礼を受ける日は近いのか?ドキドキです。

赤面山でBCスキーしてきました

南岸低気圧が通過し東京で初雪が観測された2019年1月12日(土)、ふと今期はまだスキーに行ってない事を思い出しました。

「せっかくだからバックカントリースキーに行ってみるかな?」

いろいろ調べていて目に留まったのが那須岳の北部に位置する赤面山(あかづらやま:1,701m)でした。

「なるほどぉ、旧白河高原スキー場から入るのね。」

気象アプリを見ながら、南岸低気圧の通過後の那須あたりの天候は少し遅れて回復するらしい事を知り、13日(日)に実行する事にしました。

f:id:uccari8:20190114001110j:image天気最高です。風も弱いです。

先行された方々のブログより分かっていた事ではありましたが、雪が少なく、少し重めです。
f:id:uccari8:20190114001037j:image寂れた元レストハウスの左脇より登山開始です。この辺りの雪はカリッカリです。
f:id:uccari8:20190114001126j:imageなんの動物の足跡かな?カワイイ。
f:id:uccari8:20190114001058j:image元ゲレンデなので、この様な斜面もあります。今日は登山の方もBCスキーの方も大勢で賑わっていました。

尚、向かって右側の斜面の方が滑りやすかったです。
f:id:uccari8:20190114001051j:image人気が無くなると本当静かな山で心が洗われます。
f:id:uccari8:20190114001054j:imageリフト2つ分を登るといよいよ元コース外のバックカントリーエリアになります。傾斜も緩くツリーランが気持ち良さそうな感じです。
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f:id:uccari8:20190114001134j:image森を抜けると今度は灌木が目立ってきました。スキーで滑るのに笹原は良いとして、灌木に突っ込むと相当厄介な感じです。
f:id:uccari8:20190114001045j:imageだいぶ高度が上がってきました。
f:id:uccari8:20190114010302j:imageいよいよ山頂直下です。向こう側を早く見たいです。
f:id:uccari8:20190114001114j:imageおぉ、ようやく赤面山山頂です。
f:id:uccari8:20190114001103j:image三本槍岳や
f:id:uccari8:20190114001040j:image那須岳方面には雲がかかっています。でも美しい。

ここにきて急に風が強くなり、すっ飛ばされそうになったので、少し下った所で休憩を取る事にしました。

 

そして、いよいよドロップイン…あら、雪が重くて板を取られいきなりころびそうになりました。でも何とかへっぴり腰でツリーランならぬ藪ランで灌木帯を抜け旧ゲレンデまで来ました。

f:id:uccari8:20190114002923j:imageいや〜いつもの事ではありますが、下りはあっという間で一気に滑るのは勿体ないですね。まぁ一気に滑るほど余力もありませんが…
f:id:uccari8:20190114002920j:imageもうだいぶ下ってきました。
f:id:uccari8:20190114002912j:image技量不足から草木の上も一部滑っちゃいました。せっかくの植生復元が、、

f:id:uccari8:20190114004037j:imageただ、植生復元の為に生えた草や、放置されたリフトが返って荒廃感を増している様に見えました。

f:id:uccari8:20190114002916j:imageだいぶ日も傾いてきました。遅くスタートしたので14時半を回って滑走完了です。雲もだいぶ広がり雪がチラつきはじめました。

f:id:uccari8:20190114004733j:image最近ハマってチェックしてしまうgpvの進化版みたいなscw。地図付きで分かりやすいです。尚、13日(日)夜は雪降って明日晴れそうなので明日はザ、デイかもですね。

f:id:uccari8:20190114004348j:image旧白河高原スキー場からの赤面山BCスキー。楽しかったです。

 

乗鞍、十石山のトイレ問題を考える

北アルプス乗鞍岳は23の峰から成り立ちます。今回はその内の一つである十石山に登ってきました。槍穂が見える雄大な景色を楽しめるコースです。(2018.10.26)

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昨年の山岳フォーラムで、十石山は携帯トイレ向きの山なのではないかという話が出て以来、携帯トイレの会社社長から一度視察登山をしようと誘われており、このタイミグになった感じです。

今回は乗鞍観光協会のガイド「ミネちゃん」(ゴールデンウィーク後半は乗鞍岳BCツアーに参加でお世話になったガイドさんです。)の案内で畳平から白骨温泉に抜けるコースを行くことにしました。

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■権現社から十石山へ至る道は危険がいっぱい

このコースの核心部「金山岩」付近は正規な登山道ではありません。。乗鞍権現社から金山岩を経て十石山に向かうルートは崩落が進んでおり、特に岩場を支えている土の部分から崩れておりかなり危険な状態でした。また年間を通して登山客が少ないためか、ハイマツの強烈な藪漕ぎが必須なため、実際にこれから十石山に行く方は白骨温泉からのピストンコースが断然おススメです。

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朝一のバスで畳平まで行き、8時過ぎに出発しました。快晴です!
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ここのところ少し暖かかったそうですが、キュッと冷え込んでこんなに立派な霜柱が至る所に出来ていました。
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天然のブルーベリーに、
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天然のコケモモです。ブルーベリーは甘酸っぱく、コケモモは梅のような酸っぱさでした。
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権現社が近づくと、今年の夏に整備をした階段が出てきました。整備した方の名前入りです。これはCloud fundingで集めたお金で参加者が作成したものだと説明を受けました。なので、権現社までは非常に快適に歩くことができました。素晴らしい取り組みですね。
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権現社に到着です。この祠の右手裏より藪漕ぎ開始です。
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こんな道や、
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こんな道を、、
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笹やシャクナゲを頼りに歩いて行きます。
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金山岩付近は左側がスパッと崩れておりなかなかの高度感があります。
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十石山が近づいてきました。なかなかアルペンな道を先行するお仲間さん。。
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雲が出て来ました。でも風もほとんど無く快適です。
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12時45分、十石山の小屋が見えてきました。山頂はすぐそこです。
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山頂到着~♪ 十石山の山頂は殺風景ですね。

十石峠避難小屋のトイレ事情

今回の登山は、十石峠避難小屋でのトイレ事情について視察することが目的となります。さっそく小屋の中やトイレをチェックしていきます。

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50年は朽ちることがないであろうと言われているだけに非常にしっかりした造りの小屋になります。建設当時は現地のある志を持った方々を中心に総工費、数千万円をかけて建てた小屋になるそうです。現在は「十石峠避難小屋を守る会」によりきっちりとメンテナンスされておりますが、これを維持管理していくことはとても大変だと感じました。

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広間と小部屋が3室、内1室はロフトになります。土間にはプロパンガスとコンロまで置いてある豪華っぷりです。

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天水を集めて水を確保する仕組みがありましたが、水はほとんど溜まっていませんでした。

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入口すぐのところに物置スペースがありましたので、例えばここを整理してドアを付け、携帯トイレ用のスペースを作る(便座だけ設置し、出した「し尿」は登山者がお持ち帰り)というのはどうか?とも思います。

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現在のトイレはというと、小屋から1分ほど下った斜面にあります。かなり開放的な感じです。

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板を組んだだけの簡単なものです。「し尿」が下に流れていくように溝が掘ってあります。地元の小学生がこれを見たときに「男女一緒かよガハハハッ」みたいな話があがったらしいですが、おっしゃる通りさすがに開放的すぎますよね。。

十石峠避難小屋の宿帳から年間100名ほどが小屋を利用しているのでは?との事です。この人数でも今現在はトイレで出た「し尿」は山に浸透させているという事なのだと思います。我々の活動としては「し尿」は一切山に浸透させるべきではないという考えをベースにしておりますので、持ち帰るか分解するかしか無いという事になります。ただこれだけの高所では「バイオトイレ」の微生物は活動できず分解は厳しいと思われるので「携帯トイレ」お持ち帰り作戦が良いという話になるのかなぁと思います。要は適材適所の考え方ですね。

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小屋裏の高台からは美しい穂高連峰を眺めることができました。この素晴らしい自然を登山者一人ひとりの真心で守っていきたいですね。

白骨温泉までの登山道は今でも整備をしてくださっている方がいます

五合目まで下ってきたときに、新しめの五合目の看板がありました。これは最近になって設置されたものだそうです。
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先月9月には台風で多くの倒木による被害が出たそうですが、今では登山道をふさいだ倒木はチェーンソーで綺麗にカットされ、とても歩きやすい道になっていました。

通常小屋の方を中心に登山道整備をする話がありますが、ここ十石山では避難小屋しかないため、その資金を集めることが困難です。小屋の中には「カンパ箱」がありましたが、泊まられる方は、小屋の維持管理だけでなく、トイレや登山道整備のことを考慮し数千円は支払ったとしても全然その恩恵にあずかれるのだと感じました。
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白骨温泉が近づくにつれ、紅葉シーズンの終わりを感じさせるカラマツの見事な黄色い葉が見られました。下山時刻16時30分。休憩や視察も含んでではありますが8時間半の行程となかなかハードでした。今回は天気も良く順調でしたが、常にこのような好条件が揃うわけではないので、次回はゆっくり白骨温泉から登って避難小屋に一泊してみたいと思います。

ロードバイク初心者、小物系を色々試してみる

せっかく買ったロードバイクですが、千葉に遠征して以来もっぱら家の近所ばかりをグルグル周回していたので今日は横浜から鎌倉経由で三浦半島の方まで行ってみる事にしました。

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今回はKAPELMUUR(カペルミュール)のメッシュインナーパンツ プロライドパット付き(高い方)を用意してみました。よくロード初心者は尻→腕→膝の順で痛みが出るとか言いますが、まったくもって尻が痛いです。サイクルパンツを買うかどうか悩んでいたのですが取り敢えずこれにしてみました。

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抗菌仕様のようですしメッシュなのでなんか清潔そうです。この上にズボンを履くので、サイクルパンツに抵抗のある人向けとの事です。
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お尻のところには凄くフッカフカの座布団のようなパットが入っていました。お店の人によると長距離移動の際は厚手タイプを、トルクをかけてスピードを上げたい時は薄手タイプをとの事でしたので、迷わず厚手にしました。(と言ってもまだ長距離乗った事ないですが、、)しかしこれが効果覿面って感じで、ぜんぜんお尻が痛くならなかったです。超買いです。

 

次にサイクルコンピュータを物色していたのですが、これもロード初心者にありがちですが地図が欲しくてスマホアプリに落ち着きました。

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使わなくなったiPhoneに王道のruntastic road bike pro(App Storeから500円ぽっきりで買えます)を入れて、更にオフライン地図を予めWi-Fi環境でダウンロードしておきました。こうしておくとバッテリーの減りが遅くなるとの事でしたが、35kmほど走って三崎口駅に着いた時には100%あったバッテリーが45%になっていました。予備のバッテリーを接続しながら走るという手もありますが、ハンドル周りがごちゃごちゃするので、これは要検討ですね。。

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ただ、こんな感じでruntastic road bike の他に、山と高原地図とかGalileo(無料のオフライン地図)を入れておけば、GPS専用機として使用できます。

 

続いて輪行バッグです。これは友人にタダで貰いました。

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タイヤとサドルを外して入れましたが、かなりデカイです。電車の中では常に周りに気を配る必要があるので、混雑してくると厳しい感じですね。皆どうしているのかな?

 

あと、パンク対策関連です。

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サドルのバッグってどうかと思っていたのですが、結局装着してしまいました。この中にパンク修理剤やらチューブやらを入れております。

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最後はスマホアプリ向けスピード&ケイデンスセンサーです。

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今回間に合わず、帰宅後にAmazonから届いていたのですが、中華製のBluetooth4.0対応の物を購入しました。

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左足側のチェーンステーに輪ゴムとタイラップで取り付けました。スポークにはスピード用のマグネットを、ペダルにはケイデンス用のマグネットを取り付けました。

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一応こんな感じで計測できている感じではあります。ケイデンスが自分の場合、どのような特性が出ているのか知る事ができるので、ちょっと楽しみです。

 

とまぁ、初心者のハマりそうなところから徐々に手を加えている感じです。年内にはちょっと遠征したいと考えているので、色々グッズの検証を重ねておきたいと思います。

破風山避難小屋に泊まってみる

秩父百名山は、金峰山瑞牆山甲武信岳とありますが、甲武信岳はまだ登ったことが無かったので、この週末に行ってみました。

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今回は紅葉で有名な西沢渓谷から入山する事にしました。

 

  8:24 JR山梨市駅に到着

  9:12 山梨市民バス西沢渓谷線1便に乗車

10:10 西沢渓谷入口に到着

10:30 ねとりインフォメーション(トイレ有)到着

紅葉には少し早かった為か、天気がイマイチだった為か、それほど混んでいませんでした。

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ここから、近丸新道か徳ちゃん新道を使うのが一般的ですが、今回は破風山避難小屋に一泊してみようと思いバリエーションルートを使う事にしました。(といっても一部鶏冠山林道を使います。)

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歩き出すと、足元がキラキラ光っています。よく見ると白く綺麗な石がたくさん転がっていました。水晶なのかな?
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鶏冠山林道に着きました。道は奥に行くに従い崩れた感じになり危険で、車は絶対通れない感じでした。
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林道終点です。ここから避難小屋直登ルートに入ります。
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シャクナゲの季節だと花が綺麗だろうなぁ、というくらいにシャクナゲが生えていました。
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稜線が近づき笹原に出ました。ちょうどコルの部分に小屋が建っています。途中水場があると思ったのですが、ルートがだいぶ網の目状に踏み荒らされていて、水場を経由せずに着いてしまいました。
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小屋の中は綺麗に整理されており快適です。今回誰もいません。貸切です。だるまストーブがありましたが使いませんでした。
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破風山方面に少し登ったところから小屋と甲武信岳方面を望みます。静かな山です。
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天気予報では雨でしたが、夜になり雲が切れて星空を眺めることができました。

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月も沈み暗闇と静寂が辺りを包みこみます。持ってきたウイスキーをチビチビやりながら眠りにつきました。

 

明け方はだいぶ雨が降ったようですが、午前7時頃には止みましたので、雨水を溜めて朝食を作り、小屋を掃除し甲武信岳に向けて出発する事にしました。

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9時前に甲武信小屋到着。一度はここのカレーライスを食べてみたいですが次回に持ち越しです。
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甲武信岳山頂は小屋から20分ほどで着きます。あいにくの天気で眺望はほぼありません…

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天気が良ければ360度の大展望だと思います。大弛峠まで稜線も伸びており次回はぜひチャレンジしたいコースになります。

 

帰りは木賊山を越えて戸渡尾根から徳ちゃん新道を使って下山しました。なかなかの急斜度で一歩一歩の段差も激しく今回下りの利用でしたがかなり体に堪えました。

道の駅みとみまで歩き昼ご飯を食べ、そこから15:11初の山梨厚生病院行きバス(800円)に乗って山梨市駅まで戻りました。本数が少ないので時間を調べておくと良いかと思います。

 

今回は特に狙っていたわけではないのですが、甲武信小屋まで誰にも会わず静かな山旅となりました。紅葉は未だでしたが、季節の変わり目をゆっくり堪能でき贅沢な時間を過ごせました。