ワンゲル部の記録長さん

山ですぐバテちゃう記録長さんの日記

シール歩行にハマり湯の丸山へ

先週の乗鞍でのバックカントリースキーがとても楽しく、1人でも行けそうな超入門コースと書かれていた湯の丸山にシール歩行で行ってみました。

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登り1時間ちょっとのお手軽バックカントリースキーです。

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気温も低くパウダーです。

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霧氷が綺麗でした。

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まだ雪が少なく笹が見えてしまっています。

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山頂(南峰2,101m)です。

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北アルプスもよく見え大展望です。雪は少なく岩がゴロゴロ出てしまっています。山頂直下までシールで行けますが、上部はウインドパックされて硬い斜面になっていました。

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浅間山もよく見えました。下山コースですが、北峰と南峰の間から滑っている方がいましたが、岩にヒットしそうな箇所があり登山道付近を滑走してしまったのですが、それが不味かったです。あっという間に木立にハマり、途中から滑走は断念してしまいました。

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という訳で、下山後ゲレンデを何本か滑ってストレス発散して帰りました。

 

乗鞍でバックカントリースキーを初体験する

いつも仕事でお世話になっている社長さんと行っている山トイレ活動で知り合った「のりくら観光協会」さん仲間よりバックカントリースキーのガイドさんを紹介してもらったので、早速行ってきました。

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朝から雪の降る…それでいて少し気温の高いイマイチな天候ですが、初バックカントリーという事でとても楽しみです。

本日の先生は、リトルピークスの代表 小峰さん(通称ミネちゃん)です。

ホームページ : https://www.littlepeaks.jp/

 

最初緊張していたのですが、先生のテンションがのっけからマックスで、とても面白くまた和ませて頂きました。まずは座学から行いました。

 

雪崩リスクの軽減のための十ヶ条について学びました。

さすが地元で毎日天気や山の状況とにらめっこしているだけあり、たいていのことは予測しています。誠に頼もしい。週末だけしか山に来れない我々にとってはガイドさんって最初だけで無くずっと必要な存在ですね。

 

さて、フィールドに出ていざバックカントリースキーを開始。カモシカゲレンデのトップからいきなり急登があります。初シール歩行の為、四苦八苦しながら先生のアドバイス通りに動き、なんとか乗り越えました。その後は割と緩やかな登りが続きます。

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写真がほとんどありませんが、こんな感じです。

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休憩の仕方を教わりました。板をひっくり返して並べ、その前にドンと飛び降りるとこのようなベンチが出来上がります。お尻で板を温めないようにウレタンの座布団を借りました。

 

ここで、雪崩リスクを測るためピットチェックを行いました。雪の切断面を見ながらチョンチョン指でも触ってみたのですが層が変わると感じの違いが指に伝わってきました。

 

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道沿いに1から数字が振ってあるのですが、雪も酷くなってきたので、5番で折り返す事としました。

下りはあっという間に滑り降りてしまいましたが、自分で歩いた道を滑るのは格別な味わいがあります。勿体無いので、ちょこちょこ滑りました。

 

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ゲレンデ下の方は雨になっていました。ビチャビチャに濡れながら乗鞍観光センターまで戻りました。

 

最後、ビーコン講習を受けました。電波の特性を理解しながら探し出すのですが、指導された通りにやると本当に見つかり感動です。

ただ、これを本番でもできるかですよね。(本番は来て欲しくないが…)

 

今年初のスキーは内容盛りだくさんの乗鞍バックカントリースキーとなり良い経験となりました。

丹沢のお手軽バリエーションルートを行く

高校時代のワンゲル部同期の部長と丹沢のバリエーションルートを歩いてきました。f:id:uccari8:20180109122617j:image

丹沢湖西側にある浅瀬というところから椿丸という山を目指すコースです。登山口はこんな所からになります。

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今回はトレーニング目的になります。翌々日から乗鞍岳バックカントリースキーのツアーに参加する為、無駄なあがきですが足腰を鍛えたいと思います。

 

序盤から急登が続きます。獣道のような道なので、足をフラットに置けずアキレス腱に心地よい刺激のある登り坂です。

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30分程でだいぶ尾根っぽい道になります。まだまだ登って行きますが、それほどキツい登りではありません。途中2箇所ほど分岐がありますので、GPSのアプリなどがあれば安心です。こんなサイドがスパンと切り落ちたような所も通ります。

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ゆっくり登って3時間弱で椿丸の山頂に着きました。標高は902mとなり、浅瀬が約400mですので500mほど登った事になります。

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山頂の展望はあまり望めず、そのまま5分程奥に行きますと展望が開けますので、そこでお昼にしました。

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部長にお好み焼きをご馳走になったあと、丹沢を歩きつくしている部長も未踏の地であった椿丸南西に伸びる尾根から下山することにしました。

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再び森の中へ。

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木立から富士山が望めます。この尾根はフラットであっという間に歩ききってしまいます。尾根の淵からは南側にある山に向かうため一旦降りてから登り返します。そしてしばらくすると林業の方の作業道とぶつかります。

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この道も敢えて逸れながら世附川の方へ降りて行きます。

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川にでました。ここは浅瀬〜切通峠の道になりますが、現在は復旧工事の為に通行止めのようです。

 

 バリエーションルートは仕事の為に整備している方がいる道とも重なっていたりしますので、最低限のマナーは守って通る必要があると思いました。

北鎌倉でランチ目当てランニング

6月に肩の手術をしてからというものほとんど走っていなかったのだが、ようやく重い腰を上げてランニング再開しました。およそ半年振りです。モチベーションを保つためコースには観光要素を取り入れ北鎌倉コースとしました。

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鎌倉エリアに入ってからは、紅葉が舞い散りとても風情のある良いコースになります。

今日はカミさんとのランになりますが、北鎌倉駅周辺で一緒にお昼ご飯を食べられるお店を見つけるというもう一つの楽しみもあります。

7-8km走ったところで北鎌倉駅建長寺の間くらいにお洒落なお店を見つけました。ここでご飯にする事としました。

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Cafe Evergreen(カフェ エバーグリーン:鎌倉市山ノ内147-9) というお店になります。

お店の前に止まっている高級外車がイカつくて一見入りづらいお店ですが、中に入るとお上品で優しい店員さんに迎え入れられました。

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 落ち着いた店内の様子。

メニューですが、お店の前の看板にあった

・ブレッドボウルクラムチャウダー(上)と

・鎌倉野菜のポトフ(下)としました。

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クラムチャウダーはモチモチの柔らかいパンに開けた穴にタップリと入っており、アサリのお出汁がよくきいていて美味しかったです。ポトフもサッパリしたコンソメ風味に味がしっかりした鎌倉野菜がよく合います。

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食後は、ほうじ茶ラテでしめます。クリーミーなのにほろ苦いほうじ茶の味が不思議なマッチで美味しかったです。

 

当然消費したカロリー分は、また摂取してしまったわけですが、鍛える事が先決ですので良しとします。 

2017-18スキーシーズンイン!

11月23日(木)は、一気にスキー場がオープンしました。

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たんばらスキーパークもオープンとなり行ってきました。人は疎らで、ニュースによると1,000人程の来場だったそうです。ゲレンデの一部はブッシュが見えており、コースは実質センターコースのみでした。

当初、立山バックカントリースキーを予定していましたが、今年は雪が多過ぎの為に断念。であれば、昨シーズン通ったかぐらスキー場はどうか?と思いましたが麓が雨でテンションが上がらず、結局たんばらに向かいました。でも結果正解だったかも。空いていたし午後からは気温もぐっと下がり雪交じりの天気となり、雪質もそれなりにシマって滑りやすくなりました。

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ファットスキーにシールを貼ってバックカントリーを滑る予定が、ゲレンデでツインチップスキーとなりましたが、これはこれで楽しかったです。

バックカントリー用ザックというモノがある事を知り

OSPREY(オスプレー)のSWITCH36(スウィッチ36)というモデルを中古で買ってみました。

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機能や使い方は、ロストアロー様の説明ページがあります。

http://www.lostarrow.co.jp/osprey/support/manual/OM2009_OS_Switch.pdf

 

山岳用ザックは、

8L、12L、25L、30L、35L、42L、45L、65L

と無駄に持っており、50L台が無いので次はそれかなと思いつつも今回はバックカントリースキーに用途を限定した為に36Lという微妙なサイズとなりました。

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ビックリのポケットだらけ仕様。バックカントリーでは、雪崩や気象上のトラブルに即対応する必要があり、超整理整頓できるように中が仕切られています。また全体に平べったく背中にフィットする形で、スキー滑走中でも荷物が振られにくい形になっています。

バックカントリー用ザックの定番を調べていたらOSPREYのKODEなどが有名だそうで、板をつけたまままでも背面アクセスで簡単に荷物を取り出したりしているのがポイントなのかな?とも思いましたが、今回購入のスウィッチはトップとサイドからアクセスします。それでも今までの登山用ザックと比べ荷物を取り出し易いと感じました。

 

あとは、ブラックダイヤモンドのアバラング付きモデルや、エアバックなども多少は検討したのですが、

 

次でいいや…

 

という事で雪崩から生還する為の機能は次回持ち越しとしました。

 

ところで今年(2017年)は、11月18日から20日にかけ、今年初の冬将軍到来です。高度5,500m付近で-30℃前後の強い寒気が居座りそうです。大量の降雪でも温度が上がらず乾雪雪崩が発生し易い条件が揃ってきています。

厳冬期登山の場合、できるだけ雪崩の発生しにくいコースを選びますが、スキーはわざわざ雪崩が起き易いところを滑ります。また地形の罠と呼ばれる雪崩被害が増幅されるところにも迷い込み易く心配事も多いですが、状況を見定めていきたいと思います。

K2 PRESS 15-16モデルの青(159cm)

最近何をやっても煮え切らない僕に、山のお仲間のお師匠さんが業を煮やし(?)、ツインチップのスキー板(ビンディング付き)をプレゼントしてくれました。

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K2 PRESS 15-16モデルです。この年のPRESSは、色によって長さが違いますが、最近青色にハマっている僕に青の159cmを譲って頂いたという事になります。

サイズは113-85-104、軽量やや硬めのジブロッカー搭載板になります。ツインチップ板は一つ持っておきたかったので、このサプライズはとても嬉しいものになりました。

ジブロッカーは普通に滑るにもパークで遊ぶにもトップの引っ掛かりも感じず取り回しし易いですね。

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ただ、トップ側がやや広く完全な対称形の板ではないので、ゲレンデメインでちょっと跳んだりしたい場合に良いと思いました。前オーナーであるお師匠さんの意向もありチロリアのピーク11のビンディングは4cmセットバックで取り付けてあります。これにより前へ進む安定性が抜群に良くなったと感じております。スピードに乗ればどんな斜面でもカービングターンが決まり気持ちの良い板です。

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オールナイト営業のスキー場で試し履き。人工降雪でしたが、雪質に関係なくとても安定した滑りをしてくれました。

 

気持ちの良い滑降で、頭の中のモヤモヤも吹き飛ばせたと思います。