ワンゲル部の記録長さん

山ですぐバテちゃう記録長さんの日記

5月に登って良かった山~勝手にランキング

2017年もゴールデンウィーク突入まであと1週間となりました。今年は平日の5月1日と2日にお休みを頂くと9連休になります。ここ数年は毎年登山の計画を立てておりましたが、昨年は悪天で中止、今年はまだスキーの計画しか立っておりません。。

最近何気に山に行けていないので、ここ数年のゴールデンウィークや5月の週末で心に残った山ランキングを振り返りながら今年の春山計画でも立てようと思います。

 

第1位:北穂高岳北アルプス)2015.05.02~

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涸沢にキャンプを張り北穂沢をつめて登っていきましたが、山頂近くになるにつれ傾斜が増してきて高度感たっぷりと、とても楽しいコースでした。この年の前の年に同じく涸沢から白出のコルに向け蟻の行列のごとく登りましたが、その時よりも気温が高かったせいか傾斜の割に北穂沢のコースの方が楽に感じました。山頂からは定番「大キレット越の槍」を望めます。同時期に事故も起きたようなので滑落等には十分注意が必要でもあります。

 

第2位:蝶ヶ岳北アルプス)2013.04.27~

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この年は直前に降雪があり雪崩の危険があるとのことで雪が落ちるまで2~3日涸沢まで入れないという状況でした。仕方なく徳沢から長塀山を経由して蝶ヶ岳のキャンプ場まで行くこととしました。この長堀尾根というのがかなりの曲者で、雪の樹林帯を延々と登っていく感じです。すっかりバテてしまい、なんとか蝶ヶ岳までたどり着いたのを記憶しています。でも流石は槍穂の展望台、日の出の際にはモルゲンロートが見られすっかり満足してしまいました。

 

第3位:権現岳八ヶ岳)2014.05.31~

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この山行は5月末になりますが、青年小屋のキャンプ場でテントを張り権現岳をピストンしました。青年小屋までの樹林帯は雪がありましたが、小屋から上は残雪もなく途中のスリリングな岩場も安全に通過できました。権現岳の山頂は岩になりますが、そこからは360度の展望が開け、天気が良ければ富士山から南アルプス、遠くは北アルプスまで見渡すことができます。尚、夜には立派な天の川も見ることができました。

 

番外編:二子山(秩父)2014.05.17~

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東西2つの峰がある岩峰になります。両神山の八丁からいくルートのミニ版という感じで鎖場が続きます。確かこの年のテーマは岩山に行こうということで、二子山が楽しそうということになり行ってきました。途中ミニミニキレットのようなコースも歩け、日帰りコースとしてお勧めできるコースになります。

 

その他、そこそこの残雪登山を楽しみたい場合は、燧ヶ岳から尾瀬ヶ原雨飾山草津白根山谷川岳(蓬峠)、安達太良山などが比較的歩きやすく印象に残っています。

(追記:思い出してきたのですが、雨飾山はそこそこの残雪ではなく大量の残雪でした。)

 

あと、高校時代3年間通い詰めた金峰山瑞牆山もお勧めです。

 

さて、今年はどこへ行こうか。

春スキーにハマる

4月に入ってから3回スキーに行ってきました。1日のイエティ、8日の神立高原スキー場に引き続き22日の今日は群馬県のたんばらスキーパークに行ってきました。今年は雪が超豊富です。

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なんていうか、春スキーって上着はパーカーだけで滑っちゃったりと、まったりのんびり系が多いと思っていたのですが、結構ガチの方が多い印象でした。(来場者数は少な目ですが)

そりゃあ4月になっても「まだシーズンですが何か?」って方々でしょうから当然上手い方が多いという訳です。スラローム、コブ、グラトリ系が中心ですので、自分の板はちょっと場違いな感じでした。。

f:id:uccari8:20170422222051j:image玉原湖です。f:id:uccari8:20170422222203j:image曇りの予想でしたが、最高の天気になりました。気温はちょっと低めでした。

 

f:id:uccari8:20170422222305j:image雪質は当然ですがザラメです。このザラメってやつは実は結構滑りやすいと思いました。朝一のピステン入りたての綺麗な雪面は意外にもカリカリバーン。でも1-2時間もすると雪が緩み始め、なんともパウダーライクな感じになるのです。(人によって感じ方は違うと思いますが…)

目下181cmのK2 coomback102で練習継続中なのですが、これが、午後の荒れた悪雪でもビシバシ蹴散らしてくれ実に気持ちいいんです。因みにワックスはホットワックスをサボりこちらを使用しています。

f:id:uccari8:20170422223525j:imageフッ素リキッドワックス。(たっ高い…)数滴垂らして伸ばすだけで良いとICI石井スポーツの店員さんが言ってましたが、気持ちの問題で何だかんだ十数滴は垂らしてしまいます。これとってもよくスキーが走ります。

 

春スキーは楽しいのですが、板があっという間に汚れますので、帰宅してから思わずシャワーで丸洗いしちゃいました。

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ワックスを剥がしたところです。

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めちゃくちゃ汚れていました。

今度はちゃんと温度高い用のワックスを塗ってあげようと思います。

 

ゴールデンウィークは、懲りずに再々度かぐらスキー場の和田小屋に行こうと思います。

 

山用のジャケットは青色が多い(ジャケットあれこれレビュー)

また、山用のジャケットをオークションで買ってしまいました。Mountain Hardwear(マウンテンハードウェア)クエーサーライトジャケットの2016年モデル(新品)です。2017年モデルは赤、黒、黄色ですが、昨年のモデルにはこの青がありました。

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触り心地柔らかい2.5レイヤーのハードシェルになります。「着た瞬間から蒸れを放出するドライQエリート素材を採用」との売り文句に期待が膨らみます。

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早速春スキーで着てみましたが4月第一週目の週末ということもあり、非常に温かい日に試すことになりました。これはもしかしたらジャケット要らないんじゃないかなって思いながら着て滑ったところ案の定汗だくだく。。でもそんな中にあっても身体が蒸れたという感じはあまりしなかったので、クエーサーライト★三つです。

 

今まで使用してきたMarmot(マーモット) Gore-tex pack liteのいわゆる雨具。

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これも確か2.5レイヤータイプなんですが、本当に蒸れる感じがします。デザインは好きだし、めちゃめちゃ軽いので重宝しましたが、同じのを持っている山のお仲間さんもやはり「蒸れる!」とおっしゃっておりました。因みに海外サイトでお安く購入させていただきました一品です。

 

つづきまして、雪山用のハードシェル。これまたMarmot(マーモット)silverton gore-tex pro shellです。パウダースカート付を探していて、また海外サイトでお安く購入させていただきました。

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こいつは3レイヤーで脇の下もガバッて開くし、すごくイイです。冬~春山担当としての役目を担って頂いております。スキーの時も専用のジャケット持っていないのでこちらで代用しておりました。

 

お次は、MILLET(ミレー)のウィンドストッパーになります。

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これ、着心地やばーい。ソフトシェルチック。本当に気持ち良いです。背中側なんて伸び縮みする素材を使用しています。(黒いところ)エキスパート何チャラというロゴが裏面に入っており、確かクライミング用だったと思います。

 

一旦青色ジャケット関連はここまです。以下はおまけです。

 

ミレーのウィンドストッパーと並んで重宝しそうなのがこちらのOUTDOOR RESEARCH(アウトドアリサーチ) ラディアントハイブリッドフーディです。

f:id:uccari8:20191208143043j:imageICI石井スポーツ原宿店閉店セールで2月に購入しました。ほぼジャージのような着心地で楽々。裏側はフリース地になっております。胸にポケットがあるのでスマホもしまえて便利です。

 

最後はダウンジャケット2種。まずMILLET(ミレー)のドームグーテヒートダウンジャケットです。赤です。もともとは赤色が好きでした。

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好日山荘のアウトレット品で購入しました。裏生地がアルミチックで温かい感じがします。確か830FPのダウンがかなりの量詰まっていたはずです。撥水も効いている感じです。脇も開きます。冬用です。

 

で、こちらのダウンジャケットが夏用のダウン、mont-bell(モンベル) ライトダウンジャケット900FP(並行輸入品)になります。モンベルショップで購入しました。

f:id:uccari8:20191208143109j:imageこの色しか選べなかったけれどアウトレットで900FPなのに激安で売っておりましたので思わず買ったしまった品です。後から気づいたのですが、こちらのジャケットはポケットがありませんでした。まぁ特に問題ではありませんが。

 

という訳で最近の自分のお気に入り達でしたw

再びかぐらへ

今シーズン2度目のかぐらスキー場です。

f:id:uccari8:20170318165733j:imageぴーかんです。

 

今回は午前中、五ロマ(第五ロマンスリフト)からのサイドカントリーコース(KG3)で和田小屋までと田代落ちで遊んできました。

※田代ゲレンデ方面へ抜ける事を「田代落ち」と呼ぶらしい。。ゲレンデが斜面に対し横方面に伸びているので、かぐらから抜けるとだいたいどこでも田代ゲレンデに出られるそうです。

※かぐら第一高速リフト降りて左に抜けるKG5のコースは今日は滑走禁止の標識が立っていました。

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今週は、冬型の天気が続いた後の晴れなので少々湿っぽさはありましたがパウダー感を堪能できました。

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ツリーランを楽しみました。

f:id:uccari8:20170318170621j:imageハイクしてからのバックカントリーさん達の聖地方面です。

せっかくツアービンディング付き板にしたので行ってみたい。

 

今回も宿泊は和田小屋にしました。

f:id:uccari8:20170318171112j:imagef:id:uccari8:20170318171138j:imageプロっぽい方が沢山宿泊されていますが、ファミリーや仲間内でもくつろげる山小屋です。

f:id:uccari8:20170318171349j:imageカーテンで区切られただけの空間ですが、立派に個室です。

 

夕方には、ハロ(日暈)が見られました。

f:id:uccari8:20170318171827j:image明日は雪かな?

 

追記

晩御飯です。美味しそう。

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k2 coomback シェイクダウン

スキーネタが続きますが、先日購入した板=k2  coomback(クンバック)102で早く滑ってみたくて1人で谷川岳の天神平スキー場に行ってきました。板的には登山コースから逸れるバックカントリーコースに行ってくれって感じでしょうが、新しく所有者になった僕が下手っぴだからしょうがない…まずはゲレンデ内のコースで練習しました。f:id:uccari8:20170305234153j:image美しい谷川岳の双耳峰f:id:uccari8:20170305234217j:image雪質はやや湿雪。日曜日ですが予想どおり空いていました。2年前の2月にも谷川岳のトマオキ狙いで登山した事があったのですが、その時も空いていました。f:id:uccari8:20170305235643j:image(2015年2月の時の登山道から見た様子=雪多かったなー。)

 

ここは営業期間が長くオフシーズンの方が注目度が高いです。オンシーズンはちょっと寂しい感じですね。穴場です。

ボードの大会やっていて、そこだけは賑わっていました。f:id:uccari8:20170305234608j:image上級者コースは結構斜度あります。フリーライド系の太い板は初めてなので、中級者の斜面で練習してました。自分は20年前の旧世代スキーヤーの為、カービングターンとやらをやるためにガッツリ板を踏み込む練習をしました。

あまり詳しい事は分かりませんが、今まで真っ直ぐ立って谷側を向き板をズラしながら外傾を意識して滑っていたと思っていました。しかしカービングターンというやつはむしろ内傾?内倒?というような姿勢をとり、板は揃えず、しっかり踏んであげて板の接雪面を増やしてあげながらグリグリ曲がっていく感じなんですかね。

圧雪の中斜面は、それで何となく分かるのですが、コブとかどうするんだろう??今度一緒に行く師匠に聞いてみるとしましょう。

 

下山コースは、田尻沢コースというのがあり、ロープウェイの山麓駅までスキーで降りられます。標高が下がるにつれて湿雪の湿っぽさが酷くなってベチョベチョ状態になります。f:id:uccari8:20170305235250j:image上の方は狭いクネクネ道。下は沢なので自然にパイプチックになっており、ボーダーの方々がピョンピョン飛んでいました。上手いなぁ。

練習あるのみですね。来週もスキーに行ってきます。

 

パンフェス2017 ファンダブル リレーマラソンに出場しました、、

登山もスキーも脚を鍛えないとね!ということで、ランニングをしています(というか何年走っても恐ろしく遅い…)が、皇居ラン仲間から大会に出てみませんか?とのお誘いがあり、地元横浜赤レンガパークで3/4(土)に開催されましたこの大会に出場してみました。f:id:uccari8:20170305230310j:imageなかなかの人出です。ランニング人気は衰えませんね。f:id:uccari8:20170305230410j:image

ハーフの部に出ました。結果は6位!1時間34分50でした。5人で参加したのですが、自分を除く4人がメッチャ速いので半分より上のグループに入れました笑。f:id:uccari8:20170305230900j:image

1位とは5分以上の差がつきました。

因みにこれ、1人が1.2kmを交代で18周走るのですが毎回ダッシュになり心臓が飛び出そうなくらい苦しくなりました。1人で何周も走っているチームもありましたが、1回1周で十分って感じです。周りが速いとつられてペースが上がってしまうので余計辛かったです。

 

走り終わった後は野毛で打ち上げ。たぶんカロリー減らした分以上は摂取したな。ありがちですが。

ファンダフルのリレーマラソンはお手軽で楽しかったので、また出てみたいですね。

バックカントリースキー板がやってきた(K2 クンバック)

中古ですがバックカントリースキーの名機「K2 coomback(クンバック)102」 2012モデル 181cmを購入しました。5年落ちモデルっすね。

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サイズは135/102/121と中々の太さです。マーカーTour F12のツアービンディングがついています。クンバックの中古は結構出回っているようで2014や2015モデルなどの新しい物もあったのですが、比較的お安くマーカーのツアービンディング付きで探していてこちらに決めました。

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表側にスパルタンな小傷が付いているにも関わらずソール側はとても綺麗で、しかもエッジがすっごく磨いてあって前のオーナー様のすご腕&大切にされていたことが伺われます。誠に良いものを入手できました。感謝です。

 

最近タダで頂いたHEADのカービング板や昔のファンスキーと並べたところ。

f:id:uccari8:20170301023330j:plainやっぱ太いっす。形状はオールテレインロッカーというらしいです。前だけ反っているんです。普段は7割が接雪で頭の3割がロッカーだそうです。でもコーナーで踏むとビヨーンとしなって10割有効なエッジ長となる…ということらしいです。

(あんまり踏めないんだよなぁ自分。もっと修行しなくては。。)

デモ板のカチカチ、キレッキレさは無くなるでしょうが、パウダーでの抜群の浮力を存分に味わいながらも、そこそこ回していきたいという感じです。思ったより軽いし柔らかい感じなので良い感じです。

 

スキー20年弱のブランクは大きく、こんなに道具も変わってきているんだーととても関心しております。ブーツの衝動買いから始まり復活したスキー熱ですが、まだまだ続きそうです。